相互関税前の株価の右往左往!予想外の展開も!?

相互関税前の株価の右往左往!予想外の展開も!?

う~む・・・米国市場は戻る気満々!ISM製造業景況指数がコンセンサスを下回り、JOLTS求人件数も減ったことで、これが利下げ期待を増幅したという感じで、株価は反転上昇し始めてしまった!底値圏ではこういうパターンが多いんだよなぁ・・・。いつも反転するときにはこんな感じになる。

日経CFDも一時は▲¥530位まで突っ込んで下値はなんと¥35,093まであったんだが、そこからグイグイと戻り始めて、今(1:00am)は△¥100の¥35,718だって。

けどね、米国債10年金利は4.154p、日本国債10年金利は1.515pということで、日米金利差は今までにないくらい縮小してる(その差2.639p)。去年8月の日経平均大暴落時の日米金利差が約3.000p(10年国債金利ベース)だったことを考えると、円キャリー資金の巻き戻しが起こってもおかしくないんだけどねぇ・・・。

というかこのところの日経平均の大幅下落はその影響だった可能性が結構高かったかも。それにしても相互関税前日の動きとしてはちょっと納得できないぞ!これが相場というもんだ!なんて言われそう・・・。ダメだ、日経CFDはあっという間に△¥200だって。

まぁ、仕方ないと言えば仕方ない。相場はいつだってヘソが曲がってるもんだから。

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結局、トランプもあまりに株価が弱くなって結構ビビッて日和ってる感じもするしなぁ・・・。前日に「寛容なものになる」はないだろ!ここまで悪役をやってきて日和ってどうするだよ!あいつは意外に気が小さいのかもよ。

そういえば米国空母になんと「マスク」と名付けるらしい。歴代の大統領の名前を付けることで有名だけど、「マスク」って・・・。

そんなことも含めて、米国って本当に理解しがたいところがあるのよ。例えば日本の新鋭護衛艦に「イシバ」とか「キシダ」なんて付けたら、中国軍は脅威に感じるどころか味方だって思っちゃうかも。艦内の公用語が中国語だったりしてね。

くだらない想像してる場合じゃないけれど・・・。何だかんだと言っても米経済は内需で持ってるという証拠が、アイキャッチ画像のGDPに占める輸入割合グラフ。製造業とかサービス業とか、キツイ労働はしたくなくて衰退したわけで、必要な部分は移民が担ってる。要するにトランプ大統領は、この比率を下げて、なおかつ米国経済を立て直そうというある意味無謀な賭けに出てる。

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それをウォール街は結構冷ややかに見てるって事だろうね。正直米国人は重労働に回帰しないんじゃないかな。日本でさえも同じような傾向がすでに出始めてるしね。米国経済はこれからタイトになってゆくでしょ。当然コストも賃金も上昇する一方。パウエル議長が利下げ出来ないで悶々としてる気持ちも分かるってもの。

株式市場を見ていても分かるけど、ウォール街はトランプ政策がコケる度に上昇したりしてね。織り込むとか織り込まないとかそんなことじゃなくて、トランプは時々弱気になって日和るから、きっちり煽る!

結局明日を起点にして米国10年金利は反転上昇かも。なんか嫌な予感。そうなるとトランプ政策はみな失敗ってことになる可能性も十分にあり得る。これから減税だって言ってるのだからね。相互関税に減税じゃ・・・。

これから本格的なバブルが来たりしてね。その可能性も十分にあるかも、と最近思い始めてる自分がいる。

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