投資家の胆力が試される相場:4月7日(月)後場

投資家の胆力が試される相場:4月7日(月)後場

日経平均株価 ¥31,136(▲¥2,644)

投資家の胆力が試される相場。我慢は自由だが底割れは怖い!

後場の相場概況

個別銘柄はどれもこれもバーゲン価格!余力のある買い方は虎視眈々と狙ってる一方で、買持組は阿鼻叫喚!泣く泣くロスカットした投資家さんも多いだろうけどね。それでも信用買組は悲惨の一言で、これだけの値幅でやられると、昨年8月の暴落よりも始末に悪いんじゃないかな。

一度にドスンと来てくれたら、手持ち玉だけを考えればいいけれど、今回のようにジワジワ来ると、場合によっては下げるほどに建玉が増えたりする。そして気が付くと結構な維持率になってしまい、アウト!みたいなことも十分にあっただろう。

これが、相場の怖さというやつで、株式投資をすれば資産が増える!老後の資金は万全みたいなことを政府ごと宣伝していたわけで、いざこうなっても、政府はコメントさえ出さないという・・・。

だいたいNISAや新NISAのアイディアは自民党の代議士が何人かで推進したらしい。勿論株式のプロなら安心ということもないけれど、老後必要資金は2000万とぶち上げた挙句にNISAを出すという、クソみたいなことを平気でやっていた。

このブログでも去年から新NISAに付いては度々言及してきたけれど、いかにも相場が天井圏に達したところで、新NISAキャンペーンが始まって、去年の初めからスタートしたこの投資方法に関しては、どう見ても今じゃない!と。

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いま、株式市場は弱気相場に突入した。弱気相場とは下落方向でトレンドが出たということ。積み立てにしても買い下がっての積み立てよりも、買い上がった方がいいに決まってる。にも拘わらっず買平均を下げましょうときた。

けど下落トレンドが出たなら、長期トレンドが転換するまでは、マイナスが積もり続けるんです。そんなね、精神衛生上よくない投資なんか個人ではすべきじゃないと思うけど。だって生活が楽しくないもの。

そんな思いをして資産運用しなければならないなんて、時間の浪費でしょ。そんなもったいないことは俺は出来ないけどね。

後場の取引とポジション

3350 メタプラ ¥303(▲¥77)
現買)¥300×30000(評価益¥90,000

9432 NTT ¥138.9(▲¥5.2)
現買)¥136.0×50000(評価益¥145,000
現買)¥135.9×50000(評価益¥150,000
現買)¥135.8×50000(評価益¥155,000
現買)¥135.7×50000(評価益¥160,000
現買)¥135.6×50000(評価益¥165,000
現買)¥135.5×50000(評価益¥170,000

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前場で利食いの買戻しをして、大きく突っ込んだからメガバンクや日経レバをドテン買いして、それもなんとか成功したので、後場は無理をせずにいろいろな調べ事をしたりして過ごしてた。

株をやり始めて初めての大台の利確。今日はこれだけで大満足で、これ以上欲を書いてもきっと間違えると思ったのでね。

兎に角米国市場、VIXが60まで跳ね上がって、出来高も急増した日本市場は、リバウンドの資格十分なんだろうと思ったけど、一応今夜の米国市場での「ブラックマンデー」的な動きを警戒したということもある。

結局俺自身のやり方だと、株は何処で買っても売ってもあまり大差はないし、値動きで焦る必要もない。

けれど一連の下落にキリが付いたら、今度こそはNTTの出番かな?なんて思ったり、ビットコインにも動きが出るかな?なんて思ってるので、とりあえず買い玉は温存した。

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それにしても何というか、今回の下落局面でのメガバンクはすさまじかったね。やはり金融には何か懸念があると思っていた方がよさそう。

大引け後、日経平均はリバウンド気味。大分戻してるけど、何が出るか、何が起こるか分からんからなぁ・・・。ノンポジで正解だったと思ってる。


本日の収支(前場・後場合算):+¥147,020,000


雑感彼是

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日銀の支店長会議後の正木理事の会見で、「トランプ米大統領が打ち出した関税政策の影響について、過去に類例のない経済への負のショックをもたらす」との認識を示した。

言ってる意味がよく分からないけど、こういう会議ではもっと具体的な内容を話し合うんじゃないのかい?

実際日本の対米輸出比率は全輸出の約17~20%、対米輸入は約16~18%。要するにそこに24%の関税がかかるというのが現時点での状況。それが「過去に類例のない経済へのショック」になるのかねぇ・・・。

もう少し長い目で見ると、米国を除くエリアでの貿易量が上昇したりもするので、関税自体はある意味計算できるもの。日銀っていつも適当な支店長会議をやってるんだね。

それよりも怖いのは、ドル切り下げ(円切り上げ)だろ!これをやられると流石に日本はひとたまりもない。日本企業は過去に¥70台というトンデモ円高を軽々しているので強い、みたいな意味不明のことをいうアナリストもいるけれど、此奴らも適当だね。

今から社員数を半分に出来るなら耐えられるかもしれないけれど、そうは問屋が卸さないのが企業経営でしょうが!

こんな時は、いい加減なことを言う連中が増えるけど、そういうのは要注意だね。