結局米国連邦債務は増加の一途!:5月16日(金)寄り前

結局米国連邦債務は増加の一途!:5月16日(金)寄り前

おはようございます。

昨日注目の米国債償還だけど、10年物国債約661億ドル、30年物国債約250億ドル、計911億ドルが償還期限を迎えたわけだけど、米国政府はこの償還に対して、3年物国債580億ドル、10年物国債420億ドル、30年物国債250億ドルでほぼほぼ全てロールオーバーして、なおかつ339億ドルの増額で対応した。

13兆2000億円に対し、18兆1000億円の借り換え・新規発行となり4.9兆円の債務増加となったわけで、これらの償還は約1400兆円の償還金額に対しあまりに少額なため問題にはされていないけれど、次は22日に2年物、5年物、7年物の入札が行われる予定で、いよいよ償還本番へとなだれ込む。

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注目の金利だけど、例えば10年物661億ドルは2.125%物を4.450%辺りでの借り換えとなったわけで、このペースで行くと債務は償還のフラット化は出来るかもしれないけれど、総額では増加の一途をたどることは必至。結局トランプ政権でも、根本的な連邦債務対策は事実上不可能になったと思う。

これが何を意味するのか・・・基軸通貨米ドルは、どんどん安くなるのかも。新NISAでS&Pやオルカンやらに投資された資金は・・・ちょっとね。

結局ナヴァロもベッセントも、何もできなかった。無力・・・。こうなるとますます、何のための関税政策なのか全く分からなくなった。もう無茶苦茶だな。

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