第三次世界大戦か!トランプはイラン攻撃にGOを出す!?
- 2025.06.21
- 時事問題

結局、トランプ大統領はイラン攻撃にGOするだろうなぁ・・・。客観的に見て今の状況は、トランプにとっては本当に苦しく、何をやっても成果が出ないし、上手く行かないというジレンマに襲われてる感じ。第一期の時は、周辺がトランプを政治家だとは認めていなかったし、民主党の勢いも相当にあったから真綿で首を絞められるがごとく、行き詰まったけどねぇ。
満を持して二度目のチャレンジでも、やはり様々な抵抗勢力があったり、政策の実現性も乏しかったりで、全然上手く行かないし・・・。そうすると権力者は極端な施策に走ろうとする。関税もエスカレートしてしまって、諸外国からは独善的と見られてしまい、ますます上手く行かなくなってる。
国内では移民排除でデモや暴動が多発してるし、財政(債務問題は)は悪化する一方。そんな中で、イスラエルがある意味暴走してしまい、イラン本土の直接攻撃をもう待てないとばかりに始めてしまった。トランプの制止を振り切った形。これで原油価格が上昇を始めてしまって・・・。
そうなるとインフレ懸念と言うよりもっスタグフレーション懸念が台頭してしまい・・・。そうなってしまうとたとえFRBが利下げに舵を切っても多分、効かないだろう。物価上昇は景気の後退、需要減少をじっくり待つしかなくなってしまう。
兎に角トランプ大統領は追い詰められてる。国内のユダヤ系勢力からの突き上げも激しくなるばかり。その勢力は基本、トランプの支持者が多いからね。もしもここでトランプがイラン攻撃を決断しなければ、政権の基盤が危うくなる。
さりとて、参戦を決断すれば、ただでさえ貿易問題で揉めている諸外国との軋轢は拡大するばかりだろうし・・・。軍の攻撃計画は承認したけれどGOサインは2週間先送り。それ以上待てば、核弾頭が完成してしまう・・・。そうなるとかなりヤバイ状況に陥るのは必至。
さてそういう状況をロシアのプーチンはむしろ歓迎してるのかも。ウクライナが手薄になるだろうから。米軍は続々と空部打撃軍を中東作戦に集結しつつある。とすれば、対中抑止に影響が出るかも。習近平も中国国内での地位保全が大分危なくなってるという情報もある。
これは相当に危険な状況と言えるかも。
ウクライナはNATO軍が向き合い、中東はイスラエルと米軍が向き合い、そうしたら中国は誰が抑えるのか?最近人民解放軍の動きが非常に活発化してるし、使えないと言われる空母艦隊を太平洋に動かしたり。正直自衛隊も、ほぼほぼ臨戦態勢にあるわけで・・・。
これってもしかして、第三次世界大戦と言えるのかも。
そういう状況になってトランプ大統領の打つ手は、イラン核施設の破壊よりも真っ先にハメネイ師の斬首作戦しかない。革命防衛隊を叩いてイランの体制変更を出来る限り短時間でやるしかないし、同時にヒズボラやフーシも壊滅させる・・・。
その上で、中国の人民解放軍が動く前に、軍をアジアに戻す。二正面作戦が出来ないのなら、それしか選択肢はないだろう?ウクライナはNATOに任せる。そしてなんとしても中国の台湾奪取だけは避けないと・・・。
でもはっきり言ってこれをマーケットが織り込もうとすれば、ドルは暴落するだろうし、経済的にはどれだけのダメージになるか分からない。米国の財政負担が急増するとみられるから。それは株式市場にとってまさに最悪のシナリオになり得る。
ならばトランプ大統領がイラン攻撃を断念するという選択をしたらどうなるだろう?いざとなったら米国は出てこない。まさに世界がトランプをTACOと認識したりしてね。それはトランプ大統領にとって最大の屈辱だと。本人自らが発言しているではないか!
-
前の記事
トランプ参戦猶予とSBGの大風呂敷:6月20日(金)後場 2025.06.20
-
次の記事
記事がありません