米国のイラン攻撃は「諸刃の剣」だった
- 2025.06.22
- 時事問題

やはり米国のイラン攻撃は「諸刃の剣」だったような気がするんだよね。イランが核弾頭を持っていなかったなら、米軍の強力な軍事力によって核開発を止めさせるほどの効果が上がったろうけど、もし持っていたなら、それを使う理由をわざわざ献上したようなものになる。
これはハメネイ師の斬首も同じようなもので、権力争いが始まって国家が乱れて、その結果過激組織が誕生し、世界中でテロが多発することになってしまう。そうなると収拾がつかなくなってしまう。
そんなに思い通りには行くはずがない。
でも個人的に最も懸念してることは、日米ともに不動産バブルの崩壊なんだよね。原油価格が暴騰すれば、とにかく資材価格がとんでもないことになって、それこそインフレが止まらなくなる。ただでさえ米国の商業用不動産バブルは崩壊の只中にあるので、金利の状況次第では一気に暴落する可能性もある。これが価格上昇の住宅にも伝搬するとそれこそ開発会社が軒並み吹っ飛ぶ。
日本の場合も同様で大都市の不動産はバブル真っ最中だけど、これが売れなくなってくると流石に厳しいことになるだろうし、個人住宅なんかはすでに建売バブルが崩壊中で、中小住宅メーカーは倒産が鰻登り。
なので今の金融相場は実は不動産辺りから崩れるんじゃないか?って思ってる。でもそうなると景気後退は長引く可能性が濃厚だな。
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