米国市場続落の読みで売られた!?:10月8日(水)後場
- 2025.10.08
- トレード日記

日経平均株価 ¥47,734(▲¥215)
円安なのに何かを警戒していた日本市場・・・。米国市場続落の読みなのか!?
後場の相場概況
前場はザラ場上げ分を帳消しにするかのような値動き。大きく円安方向に振れたにもかかわらず、だ。そして後場はさらにジワジワと下落したけれど、理由は半導体なのかな?と思った。けれども、TOPIXも同じような動きをしていたので、どうやらそればかりでもなさそう。単純に高値警戒感が勝ったということかもしれないね。
個人的にも今夜の米国市場は続落すると思っていた。ただ落ちるとすれば、NASDAQでダウはあまり落ちないという感じだったけれどね。なので、半導体関連で大きく勝負することにしたけれど、遣られたらキツイポジションになってしまった。
ただ、今は21時になってしまったけれど、日本国債10年金利が1.700pまで上昇し、米国債10年金利は4.102pまで来てる。と言うことは日米10年金利差が2.402まで縮小してきたわけで、場合によってはいよいよ2.400pを割り込む状況を想定しなくてはいけなくなってる。
まさかこの状況を想定しての後場の下落とも思えなかったけれど、容赦なくドル円が¥152後半まで進んだところを見ると、やはり無視できないんじゃないか?と思う。
しかしこうなってくると、日銀は流石に利上げを躊躇うかもしれない。米国が利下げ方向で変わっていないことから、どう考えても、円キャリーの巻き戻しは近々起こるだろうと思う。なので、とにかく10年債金利だけは続けて注意していないとダメだね。
もちろん、2.400を切ったからすぐにどうこう、ではないにしても2.300台は要警戒エリアに違いない。そして日米金融当局の金融政策が真逆となれば・・・。
これは相当にやばい状況だという感じがする。
後場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥39,400(▲¥310)
空売平均)¥39,672×2640(含み益¥710,000)
疑心暗鬼ながら、今の日経平均は過熱し過ぎで、半導体が米国で売られるならば、円安でも日経平均は下落できるとみての、売り建て。大引け後にあっさり¥200以上担がれてしまったけれど、円キャリーへの景観感が出ることを願って・・・。
9984 SBG ¥20,610(▲¥420)
空売)¥20,740×1000(含み益¥130,000)
空売)¥20,720×1000(含み益¥110,000)
空売)¥20,700×1000(含み益¥90,000)
6857 アドバンテスト ¥17,965(▲¥40)
空売)¥18,110×1000(含み益¥145,000)
空売)¥18,100×2000(含み益¥270,000)
空売)¥18,085×1000(含み益¥120,000)
8035 東京エレクトロン ¥29,255(▲¥835)
空売)¥29,900×500(含み益¥322,500)
空売)¥29,850×500(含み益¥297,500)
空売)¥29,800×1000(含み益¥545,000)
6920 レーザーテック ¥20,030(▲¥340)
空売)¥20,190×3000(含み益¥480,000)
6146 ディスコ ¥52,140(▲¥1,060)
空売)¥52,470×1000(含み益¥330,000)
4063 信越化学 ¥5,090(▲¥115)
空売)¥5,150×4000(含み益¥240,000)
空売)¥5,148×4000(含み益¥232,000)
空売)¥5,140×2000(含み益¥100,000)
メガバンクや防衛関連が全く売られる気配さえ無くて、と言うことは確実に高市相場になっている証かな?と。売りたくてウズウズしてた、両セクターは諦めて、ならば今夜は半導体一本で勝負するしかないと勝手に決めた。もしも今夜米国市場で半導体、AI関連が軟調で続落してくれたら、調整入りの目も出てくると思う。
ブルームバーグは、米国ハイテク株にはまだ過熱感はなし、などという記事があるけれど、冗談がキツイよね。もう十分すぎるほど、過熱感たっぷりなんじゃないのかな。
少なくとも、莫大なAI投資に対してリターンが期待できないとなると、それって米国のITバブル崩壊と同じ構図。いまはほぼほぼ、データセンター投資の概要が2026年分まで見えて来て、とんでもない需要が想定されてるけど、今までの投資とはけた違いに大きいわけで、回収するには何年かかることやら。
それでも継続的な投資は止められないというジレンマもあって、そういうこともすでに浮き彫りになっている。とにかく女に簡単ではないと思うけどね。もう一度仕切り直して、じっくりと成長に見合った株価の上昇をして欲しいけど。
と言うわけで、ゴタゴタ書いてても、勝負してしまったことは覆せないし、こうなったら神頼みでもなんでもするしかないね。
本日の収支(前場・後場合算):+¥7,750,000
雑感彼是
さて、こうなってくると苦しいのは内需株だと思う。特に住宅関連はいつ大失速するか分からない状況。国内を考えると、とにかく住宅価格が暴騰といってもいいほど値上がりしたらしい。とにかく黙ってても資材価格の急騰と人件費で価格を吊り上げないわけには行かない状況らしい。さらに価格の改定は週単位で上がってっくと知り合いの不動産業者は言っていた。
にもかかわらず、日銀利上げの駆け込みは、注文・建売ともにあるにはあったけれど、とにかく5月6月辺りから失速してることは間違いないらしい。
後場中に知り合いの業者が立ち寄って、そんな話を聞いた。
冗談で、建売物件はもうここ数年で売り切ったと言ってた。いまはもう買い手がいないんじゃないか?と言うくらいだそうで、それでも回転させないと資金フローが持たないらしく、先月から結構な倒産もあったと言ってたけどね。
この物価高で、日本でも個人のファイナンスは結構限界になってるんじゃないかな。米国のようなことは日本人はないだろうけど・・・。
その米国も、結構住宅市場が怪しくなってる。今の金利水準では住宅取得を諦める層が増加しているらしく、そこに持ってきて輸入資材はトランプ関税で・・・。
日米ともに住宅市場はピンチだね。
(アイキャッチはアジア人だらけのハーバード大)
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