自公連立解消で政界混沌!来週の株式市場も混沌か!?

自公連立解消で政界混沌!来週の株式市場も混沌か!?

自公連立崩壊で大揉めに揉めている政治情勢。こんな状況で、にわかに政権移動の可能性が濃厚になってきたことで、いままでだんまりを決め込んでいた立憲が野党各党に呼び掛けて、国民民主の玉木を首相に担ぎ出し野党連立政権を!と言い出したが、いかがなものか?と言う状況で揺れている。

国民民主の玉木は、基本理念の相違点を擦り合わせできるなら、いつでも首相を務める用意があるとまんざらでもないコメントを出している。立憲は例によって、相手によってころころ変わる玉虫色の左派政党の真骨頂ぶりを露呈。幹事長が安住で、此奴が動いてる限り野党を一本化できるようなリーダーシップは絶対に無理。共産党も令和も国民民主も維新も数合わせに参加しろ、では話にならない。

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一方榛葉、玉木大人気の国民民主は、とにかく目先の103万円とガソリン税暫定税率の廃止に固執しているし、まずはこの政策在りき、では政権を担うだけの理念は全く感じられない。結局、国民民主には、小政党なだけに政策の幅がないわけで、その殻を破るためには連立に参加するしか選択肢があるとも思えない。

公明党が「下駄の雪」と言われるのは、いつまでたっても政権与党としての幅が出てこなかったのが原因。選挙協力はするし閣僚ポストも欲しいけど、自民党にはバーターで存在感を出してほしいというだけ。もともと党勢拡大で国家運営を担うという目標などはないからだ。

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自民党が何故ダメになったのか、そしてダメになった自民党の左派的政策に抗うことをしてこなかったことを考えると、まずもって立憲が政権を担う資格など微塵もない。石破内閣に対し、内閣不信任を出さなかったことがまずもって論外だ。不人気の石破首相の下で選挙を戦い、党勢を拡大しようという姑息なことしか考えず、結果的にその戦略は完全失敗しているではないか!まさに間抜け揃いの政党としか言いようがない。

維新は、小泉総裁ならば連立を組むつもりでいたし、これもまた小泉の左派政策に共感しての物。要するにこうしたリベラル政策は、はっきりと国民の支持を失っているし、こうなってくると、各党それぞれ、同じ党内に左右が同居するという曖昧さが日本の政治をダメにしてる。

左派政党がダメと言うのではなく、それぞれの政党が党内に矛盾を抱えながら、選挙のためだけに集団を形成していることに矛盾があるという事だろう。当選するならどの政党から出馬しようか?という選択を違和感なく行ってる議員たちだからねぇ・・・。

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いずれにしても、この際日本の政治は、リベラルと保守とで枠組みを作り直さないと話にならない。立憲も維新も公明も令和も、そして自民党も親中リベラルは分離しなさいと言いたい。もっとも保守的な議員の方が少数派なのだから党を割りなさい、と言いたいけどね。

そもそも自公という気が付くとリベラル政権になっていることを国民は支持していない。同様に立憲、維新も支持していない。この選挙結果がすべてで、自民党では高市しか担げなかったというのは当然の成り行き。これで公明党が連立離脱となれば親中色が大いに薄れるわけで、これは歓迎すべきこと。

国民の気持ちは、白か黒かはっきりとしてくれってことだろう?そこで誰がどんな形でリーダーシップを獲れるか・・・それが極めて重要なことだ。

こうなると自民党にあっても色のない高市でいいんじゃないかと思うけど。高市が「鉄の女」になりきれるかどうか、見物だね。