株価が高値圏であるがゆえの相場模様:10月23日(木)前場
- 2025.10.23
- トレード日記

日経平均株価 ¥48,664(▲¥643)
株価が高い故の相場模様。これから外部要因を織り込み決算を織り込む日本市場
前場の相場概況
こんな難しい相場で、何をどうしろって言うのだろう?とにかくドル円が天井知らずで円安方向に動いてる。米国債10年金利は当然下落方向。そして日銀が今月の政策決定会合で据え置き予想が体勢を占める中、なぜか日本国債10年金利は上昇してこない。こんな相場になってしまって株価はどう動くのか、なんて全く分からない。
残念だけど、この株価の領域になると、センチメントひとつでどうにでも動いてしまう。もっと言えば外資がこの相場をどう見るか、どうしようとするのか次第。そろそろ11月SQを意識したポジションの積み増しの時期。そして間もなく本格的な2Q決算に突入する。
高市政権の政策は、余りにもイケイケな部分だけがフィーチャーされていて、本筋がどうなるのか全く分からない。ただ、物価対策が重点と号令をかけても、円安が進めば何もやり様が無くなってしまうというジレンマ。個人的にはここで利上げしない、と言う選択肢はないと思うのだが・・・。
高市政権の発足直後にはやくも最初の試練となったね。片山さつきは、元来円安否定派だったと思うけど。早速口先介入をするとか、何かしなければいけないタイミングだとは思うけど、政権の政策調整で手いっぱいの様子。
さてさてこれからどうなるんだろう?明日の無理くり発表の米国CPIがどうなる?どんな数字が出るとどう株式市場は動くのか、それさえも全く予想がつかない。仮にCPIが高止まりするような数字になれば、FRBに対して過度なプレッシャーがかかるだろうし。
日本株にとっては円安が歓迎だけど、この円安ではトランプ関税の効果はほぼないに等しい。こうなるとドル円だけが企業業績を左右するカギだからね。でも、来週のトランプ来日を控えて、こんな状況でいいのか?って言えば良いはずがない。なので、片山財務大臣には米国からプレッシャーがかかると想像してる。
でなければ・・・いよいよ日米金利差は2.000に急接近することも十分にあり得てしまう・・・。
こんな状況で何をどうすればいいのか?なんて、素人の俺に分かるはずもなし。
前場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥40,740(▲¥1,080)
空売平均)¥40,655×3240(含み損¥280,000)
とにかく鍵となるのは明日の米国CPI発表・・・。物価連動の年金支給額を決めるためにもどうしても発表する必要があるということだけど、今の米国当局の出す数字に合理的な根拠を見出すことなんかできないだろうし。そうなると、様々なノイズ含みの数字ということになる可能性も・・・。
一方日本市場は、とにかく円安が進行しても株価が反応することなく下落してるということは・・・。逆目になったら相当にぶっ飛んでしまう可能性が高い。なので、半信半疑のまま勝負してしまったからなぁ・・・。
7011 三菱重工 ¥4,340(▲¥7)
空売)¥4,392×4000(含み益¥208,000)
空売)¥4,391×4000(含み益¥204,000)
空売)¥4,390×8000(含み益¥200,000)
空売)¥4,386×4000(含み益¥184,000)
トランプ大統領との会談で、防衛費増額を確約する、という報道もでて、防衛銘柄は逆行高した。この地合いで逆行するというのは、結構な無理買も入ってるんじゃないかと思う。でも、売り勝負を考えたら需給が恐ろしく思い重工しか考えられなかった。
だいたい、船株が買われてる相場だから・・・全体相場は弱いはずなんだけど・・・。
前場の収支:(変わらず)
雑感彼是
本当ならば、もういいか、と言うことでNTTとか富士通のIOWN関連を仕込みたいと思ってるんだけど、この地合いでは流石に根性が無くて買いで入れなかった前場。相場が悪化した場合押してくる可能性も十分にあるわけで、その上来週は日米相場は弱いと思ってるので、手が出るはずもなし。
さてトランプ大統領は韓国で開催されるAPECで、習近平と会談するという情報もあるけれど、米中対立は実際は相当に深刻で、とにかくそれまでに、中国がレアアースの輸出規制を緩和するとかしないと、11月1日からの155%関税が適応になってしまう。
でも、中国が簡単にレアアース規制を緩めるはずもなく、対立関係の改善はまずないだろう。今の中国にとってはレアアースとゴールドが命綱みたいなものだから。
なので、株式市場、まともな相場はないと思った方がいいのかも。
-
前の記事
ぶっ飛ぶ熊!突っ込む米国10年金利!奇妙な日本金利下げ 2025.10.22
-
次の記事
記事がありません