高市早苗はこの総選挙で本物の政治家になる!
いやいや、いままでいろいろな政治家を嫌でも見てきたわけだけど、こんな迫力のある政治家がいままでいたのかな?って思ってしまった。もちろん終戦までの怒涛の時代には、何人もの傑物がいたのかもしれないけれど、戦後となると吉田茂くらいしか思い当たらない。欠点の多い人物だったといわれるけれど、そんなことはどうでもよくて、敗戦国の日本をどんな形であれ国際社会に復帰させることができたのは、当然評価されるべき。
しかしこれで日本は西側諸国との単独講和だったことが、延々と今の日中関係、日ロ関係に尾を引くことになってるし、その後沖縄が米軍の支配下であり続けたことや、今でも国内に米軍基地が多数存在しているという事実もその後の政治家がいかに米国の顔色だけを窺って言われるがままに政治をやってきたかが分かる。
軍隊が駐留するということは、国際的にはほぼほぼ占領下にあるという意味だしね。もちろん今でもその状況は変わらないし、憲法改正をして自衛隊を国軍にすることさえもできてないのだから情けない。
戦後の歴史の中で、米国に対して唯一抗った政治家といえば田中角栄で、日中国交回復を米国を出し抜く形で実現したのみならず、米国支配のエネルギー(原油)という状況の中で、ロシアで発見されたチュメニ油田から原油を輸入しようと画策したりして、米国の反感をかった。その後どうなったかは、書くまでもないだろう。
まぁ、様々な戦後事情を書くつもりもないけれど、とにかくもしかしたら安倍晋三よりも上かもしれないと思わせるのが、高市早苗首相だと思う。
解散総選挙を行うために国民への説明を懇切丁寧に会見した。正直、その内容には驚かされたと同時に、こんな根性の座った人物なのか!?と改めて見直した。初の女性首相ということで、おそらくみんな(他の政治家達)は、舐めてたような気がするし、麻生あたりも長老を気取って結構なご意見番を気取っていたけれど、今となってはとてもくらべることさえ憚られる。
とにかく国民の目には頼もしく映っていると思うけど、現実には周囲の政治家や官僚たちが思うように動いてくれない。それどころかかえってやることなすことを妨害するようなそんな状況に置かれているのが現実だと思う。
そもそも幹事長の鈴木などは嫌々やってるのが見え見え。石破は背後から足を引っ張りまくるし、岸田も同様。本音はもうジジイどもとはやってられない!って思ってるだろう。だから会見で自民党をもう一度国民政党に戻したいと言い放った。これは暗に自民党内のどうにもならない古い体質を変えたいということなのだと思う。
そして会見の冒頭で「高市早苗が総理でよいのか国民の判断を仰ぎたい。与党過半数ならば高市、そうでなければ野田や斎藤、その他がなる」ときっぱりと言い放った。これは総理の進退をこの選挙に賭けたいという意味であって、負けたら退任する、と宣言したわけだ。
とにかくこれから審議する来年度予算案は石破時代に作成されたもので、高市から見ればまったく自身の政策を反映したものではないし、衆議院予算員会の委員長を立憲の枝野が仕切っていたら、通せるものも通せないという思いがあるのだろう。
いま早急にやらねばならない政策を列挙し、そのための予算付けがされていない予算案を通してしまったら日本は危機的に遅れるという思い。そして、高市首相の発言に対して思い切りいやがらせを始めた中国への怒り。
会見でははっきりと今回の選挙の意味を述べていた。
首相が衆議院の解散権を行使するに十分すぎるほどの内容だったと思うが、それでも大義のない解散、とメディアは騒ぎ立てる。本当に堕落の極みと思う。
通常国会での解散を受けて立憲は公明と野合するというが、そのことはあまりにバカバカしいのでここでは書かない。でも、そうした動きになったことで、日本の大掃除ができると思う。国民があまりにバカバカしい野合をどう解釈するのかが見ものだと思う。
そして解散の直接的な引き金を引いた国民民主の連立入り拒否。この政党はいわば、減税という単独イシューの政党であって、高市政権の目指す政策の幅がない。国民の手取りを増やす、という政策が受けているのは分かるけれど、要求だけを飲ませて、政権には入りません、というのは、ある意味ポピュリズム政党のそしりを免れない。
とにかく、こんな政治状況で、過半数を持たない与党というのは苦しいし、たとえ過半数を維持できたとしても今度は党内に敵ばかりの自民党なのだから、苦しいことに変わりはないと思うが、それでも「高市が総理でいいですか?」と国民に問いかけて「YES」と出たら、それはそれなりの民意であるということ。
高市早苗首相は、この選挙で国民に縋ってるのだ。
政治生命をかけた勝負になるかもしれない解散・総選挙だけど、その胆力には頭が下がる。埋もれていた傑物だったね。
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