短期筋が売って買い戻した1日:8月29日(木)後場
- 2019.08.29
- トレード日記
日経平均株価¥20,460(▲¥18)
前場に売った短期筋は後場になって手仕舞いしたのかもしれない。V字の相場はある意味やり辛い。
後場の相場概況
後場になっても日本市場の買い気配は変わらなかった。日経平均¥20,400台は買いというポジションを取っているのか分からないけど、どうもそういう投資家が多いのかもしれない。さらに言えば、最近の日米市場の連動性が薄れたことも原因かもしれない。
いずれにしても、ドル円の推移や米国債10年物金利、そして日経に前場の買い要因だといわれたWTI原油価格も垂れてきてる。
その中で、こういう値動きをするというのは、(個人的には)違和感以外の何物でもない。
さりとて、日本市場の需給や裁定売り残からして、この状況でバンバン売れるのか?というと確かに現状では売れないかもしれない。それどころか、ワンアクションで怒涛の買い相場になる危険性は十分すぎるほどある。
そうしたパンパンになった株式市場全体の需給のなかで、正直、売り勝負するのはかなり怖いね。けれど、どうしても今の相場が「買い」には見えないのよ。
なので、担がれてもこの後場の戻りは、売り足していった。
後場の取引とポジション
9984 ソフトバンクG ¥4,688(△¥32)
空売)¥4,675×8000(含み損¥104,000)
空売)¥4,672×2000(含み損¥32,000)
空売)¥4,669×10000(含み損¥190,000)
空売)¥4,700×5000(含み益¥60,000)
ということになって、気がつくと担がれてた・・・そんな感じの後場。どうして今日買いになるのかさっぱりと分からい。需給と言えばそれまでだけど、まぁまぁ、まだ勝負は決まったわけじゃないからね。
とにかく今夜、米国市場が目覚めてくれることを祈るしかないか・・・。
6954 ファナック ¥17,965(△¥120)
空売)¥17,900×500(含み損¥32,500)
空売)¥17,885×500(含み損¥40,000)
空売)¥17,865×1000(含み損¥100,000)
空売)¥17,850×1000(含み損¥115,000)
空売)¥17,845×1000(含み損¥120,000)
途中で流石に買い戻そうか悩んだ末に、止めた。止めたらもっと担がれるという最悪のパターン落ちた。どうして買い戻す?みたいな。どうして買う?みたいなね。そういう感じを持ってしまったらそれがブレーキになって、手が止まるのよ。
先入観と言えば、この8月相場。難しい、難しいと思っててそれが相場に対して弱気になってるし、機動的に動けなくなってる。何のためにザラバに張り付いているのかわからんね。
6758 ソニー ¥5,908(△¥15)
空売)¥5,958×3000(含み益¥150,000)
空売)¥5,950×5000(含み益¥210,000)
空売)¥5,918×5000(含み益¥50,000)
空売)¥5,930×3000(含み益¥66,000)
空売)¥5,904×2000(含み損¥8,000)
空売)¥5,903×2000(含み損¥10,000)
かろうじて含みを維持できたソニーだけど、値動きはSBGやファナックと一緒だったね。米国ダウCFDがマイナスで推移してると言っても、$258高した翌日だから、当たり前なんだよね。
大引け後の日経平均も全く弱気は見せていない。ヤバイ雰囲気になってきた。
7203 トヨタ ¥6,890(△¥1)
空売)¥6,930×5000(含み益¥200,000)
空売)¥6,917×2000(含み益¥54,000)
空売)¥6,910×1000(含み益¥20,000)
空売)¥6,905×2000(含み益¥30,000)
空売)¥6,900×2000(含み益¥20,000)
もはや為替なんか関係ないよ、みたいな値動きをしてる最近のトヨタ。為替=自動車ってのはもう時代遅れ?(苦笑)
中国でHVDが好調なんて伝えられてるから、センチメントはいいのかも。なんか、ちょっと違うような気がするんだが・・・。
本日の収支:(前場・後場合算)(変わらず)
後場の独り言
後場のこの値動きは全然納得できないね。米国企業はそれでも中国市場へ進出する姿勢は全く変化がないとブルームバーグに掲載されているけれど、そういうのは、どう見たらいいのか分からない。(このブログのトップ画像はテスラの建設中の上海工場だそう)
同様に日本企業もトヨタを筆頭に中国投資を増やしている。そういう日米企業の流れを、トランプ大統領は快く思っていないのは確実。
先日も米国企業に対して中国市場から撤退する勧告を発言してる。これに関しては「大統領にそこまでの権限があるのか?」という議論もあったが、「国家非常事態宣言」をすれば当然そんなこともできてしまう。
今月からECRA(米国輸出管理改革法)も発効してるし、トランプ大統領にとっては次の一手はありあまるほどある。それを「米国経済を維持しながらやる」ということなので、難しいんだろうけど、それこそ来年の大統領選挙と天秤に賭けるだろうし・・・。
そういう状況に対して、いまだ、株式市場には「ある種の楽観」があるよね。
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