新型肺炎無視相場:2月7日(金)後場

新型肺炎無視相場:2月7日(金)後場

日経平均株価 ¥23,827(▲¥45)

新型肺炎を無視すると言う暴挙にでた世界の株式市場。必ずしっぺ返しを食らうだろう。

後場の相場概況

普通に考えて今夜の米国雇用統計は、悪くはないだろうと思いこんでるし、そうでないにしてもいつも雇用統計だけは運を天に任せてという勝負になってしまう。これが、ファンダメンタルズに従った相場ならいざ知らず、相変わらず金融相場でガチガチに固められてしまってるから、純粋に勝つか負けるかの勝負なんだよ。

新型肺炎の件があって、売りなのは分かっているけれど、雇用統計で買いあがられたら、また一晩苦虫を何匹も噛み潰して凄さないと行けなくなる。もう3日連続で担がれてしまって「なんで上昇?」などということであたふたと調べたりしたくないのよ。

本当にどういうことなんだろうねぇ・・・。

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なので、ポジションを1銘柄残しで外して週末を迎えることにした。もう正直、この相場には付いていけないし、また行きたくもない気分。株式投資ってこんなことでいいのか?って憂鬱な気分だよ。

こうなったら今夜米国市場が狂い上げ3発目で、$30,000タッチでもしてくれたらいいんだよ。どうせ狂うならとことん行ってくれ!みたいなね。そうすれば日経平均だって、引っ張り上げられるだろうし。まったく困ったもんだ!

後場の取引とポジション

4661 OLC ¥14,660(▲¥215)
空売平均)¥14,814×4000(含み益¥616,000

後場寄りで400株追加して、キリのいいところで長時間持ち越せる枚数にしておいた。この銘柄ならば、今夜の雇用統計が良くてもあまり反応しないだろうと。

それよりも今週末なんて、新型肺炎の話題でもちきりになることは確実。政府が、「中国人の来日受け入れ禁止」みたいな現状よりも厳しい措置を講じる可能性もあるし。

そうなると、ディズニーはますます厳しい状況に置かれるだろう。そういうのは分かり易くていいからね。

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2432 DENA ¥1,533(▲¥65)
空売平均)¥1,588×19000
買戻)¥1,529×5000(+¥295,000
買戻)¥1,521×6000(+¥402,000
買戻)¥1,520×4000(+¥272,000
買戻)¥1,519×4000(+¥276,000

赤字決算に転落して、大陰線2発で直近の底値をブレイクしたDENA。こうなってくると、所帯が大きいだけに事業の立て直しは容易なことではない。なので当面は急反転と言うこともなくてしばらく¥1,500台での揉み合いになるんじゃないかと思うけど。

どうも何がやりたいのか良くわからない会社。


6301 コマツ ¥2,398.5(▲¥46.5)
空売平均)2,449×12000
買戻)¥2,385.5×12000(+¥762,000

底値近辺に値動きはそれなりに難しいもので、その辺はSUBARUで思い知らされてるから、とりあえず買い戻しておいた。ここは、上昇したら売るの繰り返しで当分はいいかもしれない。

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本日の収支(前場・後場合算):+¥2,360,000


後場の独り言

何とか昨日のヤラレ分を取り戻せる結果になって、週末の今日はこれで満足だ。恐らく来週には税金の戻りも多少出るだろう。

それにしても、余りにミエミエの後場の展開だった。ザラバでは買いで動かずに、あとは引け後の先物で、CFDを吊り上げるという、外人は本当にやり放題やってるし。お陰で、引け後は即、プラス圏に浮上すると言う有様。まったくやってられんよなぁ・・・。

でもこれで、米国市場は雇用統計期待でまたCFDが持ち上がって、さらに雇用統計が良ければ、いよいよダウ$30,000を射程にとらえる位置にかけ上がるつもりだろう。けど、ダウがもしも来週$30,000ってことになったら、日経平均はいくらになるんだ?みたいなね。まったく考えたくもないわ。

株価がどうなろうと、新型肺炎に対する警戒感は常に持っていないとヤバイ。良く考えてみれば、外資は日経平均の下落予測を大きく覆して見せた。その裏にはどうやら、GPIFあたりの不用意なドル円に対する裏介入があったせいだ、と言われてる。

何もなくて、今ドル円が¥109.952なんて考えられない。

そういう極めて不真面目な人為的相場に誘導してしまうという・・・トランプ相場になってから、世界の株式市場に「禁じ手」はなくなっちまった。各国が、言ってみればやりたい放題やってる感じ。

酷いことになったな。

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