世界は大きく動き出す予感:4月20日(月)後場
- 2020.04.20
- トレード日記

日経平均株価 ¥19,669(▲¥228)
新型コロナだけでなく世界経済の動乱を感じ取れない日本市場・・・
後場の相場概況
とにかくWTI原油5月限が$15割れというのはビッグニュースだろう。とんでもない事態と言うことで、しかも原油貯蔵施設が満杯になりそう、という・・・。
こんなニュースに反応しない日本市場というのはちょっと違うぞ!みたいなね。そんな気がするのよ。
後場の日本市場は日銀のPKOがあったかどうかは分からないけれど、反応することができずに、個人投資家は一斉に小型株へ。決算前に小型株を弄るのはそれこそ禁じ手のようなもので・・・。
というわけで、いつまでも調子よく戻り相場が続く、みたいな幻想は抱かないほうがよい、とこれは自分に言い聞かせてるとこだけどね。素直に世界経済、日本経済の現状を見るべき。そしてその延長線上にある経済の在り様を想像すべきだろう。
そしてもっとも怖いのは金融緩和効果の限界が見え始めた時。そうなったら今度は世界中が踊ってる金融ジャブジャブの弊害がいきなりわんさかクローズアップされるかも。
いままで金融緩和・QEは言ってみれば伝家の宝刀、アラジンの魔法のランプだからね。それが効かないってことになれば、あとは「インフレ」の階段を駆け上がるだろうしね。
そろそろ戻りの分岐点は近いね。
後場の取引とポジション
7974 任天堂 ¥45,930(▲¥900)
空売)¥46,300×1200(含み益¥444,000)
空売)¥46,280×600(含み益¥210,000)
空売)¥46,260×200(含み益¥66,000)
前場寄り付き後から売られたのを見て、利食いになるかも知れないということで、監視していたわけだが、値動きの止まった後場、仕掛けて見ることにした。狙っていた任天堂で、まだ前回のヤラレをリベンジできていないし、ここだけはやっておかないと、という感じだったが、2時過ぎから利食いになってくれて、なんと23日ぶりに5日線を割り込んできた。
ここにきて陰線も2日続いたので、明日もう一日くるようならば、利食いモードが一段と高まる可能性があるから、今日はどうしても勝負しないといけないタイミングになったよ。今日を外すと厄介だからね。
6954 ファナック ¥14,820(▲¥130)
空売平均)¥14,765×2600(含み損¥143,000)
今週末決算になるファナックだが、戻り基調できてそろそろ決算回避の売りになってもいい感じがしたので・・・。極めて硬い会社だし、興味があるのは今期予測で、かなりシビアな線を出してくると思う。そういう意味では、買い方にとっては持ち辛い銘柄に違いないので。
6758 ソニー ¥6,878(▲¥91)
空売平均)¥6,906×11600(含み益¥324,000)
75日線を前にして、タッチするようならこの相場は相当に強いかも、なんて感じで見ていた。先週末にソニーのポジションは建てなかったので、結構強い朝寄りだったので、あたふたしたかもしれない。けれども、今日一日終始利食いが止まらず、株式市場に対する信頼感もこの程度かと思った。
米国株の戻りに引きずられるように上昇する日経平均というパターンもそろそろ途切れてもいい気がするんだが・・・。
冷静に考えるとソニーの決算も、個人投資家が期待しているような内容にはならないんじゃないか?と思ってるし、そういう警戒感もそろそろ出てこないと変だろうと思う。
7203 トヨタ ¥6,635(▲¥121)
買)¥6,680×2000
買)¥6,679×1000
買)¥6,678×1000
買)¥6,677×1000
買)¥6,676×1000
買)¥6,675×1000
買)¥6,674×1000
売)¥6,665×8000(-¥99,000)
空売平均)¥6,681×10000(含み益¥460,000)
さてトヨタは前場買ってみたけれど、後場はGUどころか真逆のGDスタート。これで当てが外れたというか嫌気がさしてブン投げた。しかし、そこからがトヨタの真骨頂!?やはり日銀目当ての買いが集まり始めて、結構な戻りになった。我慢が足りないねぇ・・・。
しかし、戻りも僅かな時間だけで、急激に上値が重くなったよね。これでいまの日本市場はPKOで何とかなり様な感じでもないか、ということで売りに転向した。
買いで獲れなきゃ売るしかない。
7270 SUBARU ¥2,075(▲¥13)
空売平均)¥2,092×18000(含み益¥300,000)
とにかく米国しか見ていないSUBARUということなんだろうね。極めて端的にドル円と米国の状況を反映する銘柄ということで、米国を知るならSUBARUの株価を追え!みたいな部分がある。
けれどもその米国は、流石に今夜は原油暴落を嫌気するだろうし、新型コロナに関しても経済再開に関しても慎重な見方が台頭するだろう、ということで下と読んだ。ならば、SUBARUは素直に売りが来ると思っていたら、本当に売られ始めたよ。
個人的には米国ダウの$24,000っていうのは、結構な節目だと思ってるんで・・・。
本日の収支(前場・後場合算):+¥1,020,000
後場の独り言
さて昨日書いた記事、
は、結構気合を入れていろいろ調べた結果なのよ。そうしたら、やはり米国(トランプ大統領)も、消えた武漢病毒研究所・P4研究室に関する情報を分析して、中国で一体何が起ったのかを追求する構えを一段と強めてきたよ。
日本の評論家の中には、「今、世界が新型コロナで大変な時に、米中対立してる場合じゃない」などと糞みたいな偽善発言をするやつもいるけれど、冗談じゃない!
俺の推測はP4研究室で何かが起ったことは事実で、そして人民解放軍主導で市中に捲かれたことはまず間違いないということ。ウイルスだからこうなるのは十分に想定しての行動だろうからね。
となると、もしもこのまま中国の責任を有耶無耶にしてしまって、経済の発展のために頑張りましょう!みたいな仲良しクラブが世界で通用すると考えることこそが、平和ボケの証なのよ。
当然、こうなった責任を世界は追求するだろうし、相手が人民解放軍主導であるならば、戦争の危機すらあるよね。
経済を立て直すのは結構だけど、今はメルケルが言うように「戦時」なんだよ。先の大戦で日本国民は無差別空襲を受け、原爆を2発も投下され、それでも耐えることしかできなかった。日本の指導部が超ウルトラ阿呆だったし優柔不断で責任回避ばかりをやっていたからね。最後の最後は政治も軍も昭和天皇に責任を押し付けてしまった。そういう無様なことをやってきた、ということこそ教訓にしなきゃいけないはずなのよ。
いままた、新型コロナ爆弾を無差別に投下されてるようなもの。だとすればトランプが言うように故意なら絶対に許さない!という姿勢を日本人も持つべきだろう。
いまは、戦時下の相場なのよ(苦笑)
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