昭和の日(旧昭和天皇誕生日)
- 2020.04.29
- 放言
日本はとにかく祭日が多い。時の与党議員・内閣は何でもかんでも休日を増やせば国民が喜ぶという前時代的な考えの老人ばかり。彼らの脳裏には、高度成長とかエコノミックアニマルと米国に叩かれたことがこびり付いていて剝がれないのだろう。後は選挙。若手なんかはアピールできる実績もないから、「国民のために休日を増やしました」なんて、ただ賛成票を投じただけなのに、自分の手柄として書けるネタ、ということもある。
もはや全労働人口の非正規比率が40%に迫ろうというご時世にあって、休日を増やすと非正規の所得が減る。「余暇を有意義に楽しく過ごしましょう」なんて低能議員が言ってるのははっきりと大きなお世話なんだろうね。いまどき祭日を増やして喜んでいる国民なんていない(と言ってもいいかな)。
高齢化社会になって、日本人の労働人口は年々減り続ける。だから政府は女性を労働市場に狩り出そうと躍起になってる。なので女性が働かなくてはならない状況を意図的に作ってる。要するに家計の可処分所得を年々減らしてゆけば、夫婦で働かないと食えなくなってしまう。生活費はもちろん、住宅ローン、自動車ローン、学費等教育費・・・全部値上げで高額になってゆく。そんな状況で可処分所得が減れば嫌でも働かざるを得ない。
そんな状況を十分に知りつつ、容赦なく消費税を上げる財務省(敢えて安部政権と書いても無駄だ)。そこに大企業が大好きな中国から突然やってきた武漢ウイルスで、日本はメタメタになってしまっている、と言うのが2020年4月29日の昭和の日です。
しかし今回の武漢ウイルスは、当初から書いている通り中国の人工物であることは間違いないわけで、おそらく中国当局は現在のこの事態を完全に予期しての行動だったと思う。中国は1月中から世界中のマスク、防護服、有効とみられるクスリを買い占めた。その最中、本当に愚かな日本の政治家は中国に無償でマスクや防護服を「善人ぶって」あげてしまった。日本の防災対策のために、税金で購入し備蓄していたものを、勝手にあげちゃっていいのか?ってことだけど、そういうことだけは日本人は寛容なのを十分に知っていて、手柄にしたい、中国に恩を売りたい、みたいな浅はかさを発揮する。
いま英雄気取りの小池東京都知事も、もちろん二階幹事長も、兵庫県知事も、そのほかいろいろな自治体の首長どもも、善人ぶって大盤振る舞いした結果、今苦しんでいるのは日本国民や、医療関係者なのだ。
中国が何をしているか、今回の武漢ウイルスがどういうものなのか、ろくに調査もせずに「助け合い」だかなんだか知らないけれどやってしまうわけです。いかに今の政治家が低レベルな人たちなのかが分かるね。多分今回の中国の行動は、大局的には2049の世界覇権国家建設という目標に準じたものだろう。習近平が意図していたのかは分からないけれど、中国内部には確実にそういう勢力がいるということだ。もちろん一番怪しいのが、というか首謀者は、全く軍事的、領土拡張主義的行動を止めない人民解放軍であることは言うまでもない。
けれども、そうした意識が日本人に、そして今の日本の政治家に全くないというのは、意味がわからない。少なくとも現場の苦労を目の当たりにしてる河野防衛大臣くらい、まともな発言で中国をけん制するかと思いきや、こいつも腑抜けだったね。
というわけで、アフターコロナを考えるとき、どうしてもこの問題を忘れるわけにはいかないし、日本は中国が復活して日本企業が商売できればよいという考え方だろうけど、そうは問屋が卸さないだろう。欧米人のメンタリティは日本人とは全く違うってことを真剣に考えておいたほうがいいと思う。特に米国は、やられたらやり返す国家だってこと。そして荒ぶると平気で原爆まで落とす国家だということを、忘れないほうがよさそう。
それにしても、日経平均CFDが高いね。FRBが現在の金利水準を年内は維持するとコメントしてそれを好感して米国ダウCFDが持ち上がっていることも要因だろうし、とにかくGW後の日本の状況をポジティブに捉えているということもあるだろう。夜間でどうなるのかは分からないけれど、30日、1日の相場は見ものだね。
-
前の記事
買い方は日銀サマサマ:4月28日(火)後場 2020.04.28
-
次の記事
新型コロナ後の経済再開期待:4月30日(木)前場 2020.04.30