首相公務復帰で安心感?:8月19日(水)後場

首相公務復帰で安心感?:8月19日(水)後場

日経平均株価 ¥23,110(△¥59)

首相公務復帰で安心感が出たか!?しかし昨夜の欧米の引け味は非常に悪かったし・・・。

後場の相場概況

ブルームバーグの記事によると、米国ではプロ・トレーダーやファンドマネージャ達が、弱気ポジションを解消し始めてると・・・。それが原因の一端にもなって米国株の上昇が止まらなくなってるから、余計なのだ。

なるほど、米国株は異常なほど強いし、これこそがバブル相場の入り口である証かもしれない。ここで一つ、バブル相場の強さを占うためにいい方法がある。つまり、仮にトランプ政権が本格的に中国とのデカップリングを具体的な形で発表するとか、厳しい制裁を課すとかしたとき、この相場が垂れなければ本当に強いということになる。

米国の市場関係者はみな、新型コロナワクチンが成功するという前提で動いているのも大きな要因だ。もしも、三相治験を通過して効果があると認められたら、この相場は本当にぶっ飛んでゆくだろう。

そういう事態が着々を近付いていると皆が考えながらトレードしてる。だからこそ弱気で、売り勝負できないんだろうねぇ。

しかし、こんな株式市場の雰囲気というか、地合いは異常としか思えない。思い切り弱いから売られるだろう、と思ってみていても売り物が来ないんだよ。これってマジで、米国の投資家連中は「新型コロナでタマ抜かれたな!?」みたいな、下品なことも書きたくなってくるよ(苦笑)

まぁ、何も心配せずに、ただひたすらその時を待つってことかな。

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後場の取引とポジション

8306 三菱UFJ ¥427.5(△¥0.2)
空売平均)¥426.1×64000
買戻)¥426.8×64000(-¥45,000
空売平均)¥426.8×120000(含み損¥85,000

この期に及んでバリューを物色するとはなぁ・・・。メガバンクなんて今日あたりは余裕で売られると思ったし、少なくとも引けにかけては売り物が出ると期待していたが、結局は地合い任せで買い方が優勢のまま終わった。

今日の出来高が4000万株ってのはまぁまぁの水準。これだけできたということは、かなり売り物が出たということでもある。俺は75日線は重いと見てるんだが・・・三井住友があっさり超えてるのが嫌だなぁ・・・。


6501 日立 ¥3,522(▲¥5)
空売)¥3,561×1000(含み益¥39,000
空売)¥3,560×6000(含み益¥228,000
空売)¥3,559×1000(含み益¥37,000
空売)¥3,558×2000(含み益¥72,000

中国の5G絡みのIoTは、日立が全面的に協力している話は有名で、システムを丸ごと投げちゃってるらしい。となれば、米中対立で意外に大きな影響を受けかねないわけだ。ということで、だいぶ(米中が)煮詰まってきてる以上、地合いやらチャートを無視しても、売る覚悟ではいる。

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6758 ソニー ¥8,526(▲¥242)
空売)¥8,801×4000
空売)¥8,768×4000
買戻)¥8,546×8000(+¥1,900,000
空売)¥8,570×1000(含み益¥44,000
空売)¥8,571×1000(含み益¥45,000
空売)¥8,572×2000(含み益¥92,000
空売)¥8,573×1000(含み益¥47,000
空売)¥8,574×1000(含み益¥48,000
空売)¥8,575×2000(含み益¥98,000
空売)¥8,577×2000(含み益¥102,000

前場引けと同値だったので後場寄りで買い戻せて戻ったら再度の売りと考えたわけだが、その通りになった。しかしもう少し戻ると思ってたけど、意外に買われず。なので、売り建てが滅茶滅茶怖かった。

こういうときに、需給が結構壊れてるだろうし、押し目と思って買われることもまぁまぁ、あり得ない位置。なので、これだけ値幅が出たら、翌日も大きくGUはないだろう。甘いかな?


6762 TDK ¥11,500(△¥50)
空売)¥11,690×3000(含み益¥570,000
空売)¥11,450×1000(含み損¥50,000

本来なら後場寄りで手仕舞いしておきたかったけれど、板が薄すぎてどうにもならなかった。なので、後場は放置を決め込んだ。

今回の勝負では主力と考えているけれど、具体的な話が米国から聞こえてこないことにはなかなかねぇ・・・・。まぁ、この地合いで米国ダウも上値を追いかける理由はないと見てるんで・・・。

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6857 アドバンテスト ¥5,290(▲¥160)
空売)¥5,580×4000
空売)¥5,450×4000
買戻)¥5,240×8000(+¥2,200,000
空売)¥5,290×4000(変わらず)
空売)¥5,300×2000(含み益¥20,000
空売)¥5,310×4000(含み益¥80,000

決算後のアドバンテストは本当に良く売られたよ。内容はここまで売られるものじゃないと思ったけど、何か事情があると見たね。やはり大口が大人の事情で処分してる、ほとんどインサイダー情報的なものだろう。

とりあえず半導体セクターのベンチにしてる。


本日の収支(前場・後場合算):+¥3,650,000


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後場の独り言

米国市場が下げない、強い相場ということを端的に表してるのが、欧州市場が始まってマイナスしてゆくときの米国ダウCFDの値動き。今までならば(コロナ以前)結構値幅が出ちゃうくらいに反応してきて、それを見た欧州の現物相場もますます弱くなる、みたいなそういうことが最近はほとんど見られなくなった。

そして、たとえダウが下落しても日経平均は全く反応しないとか、大引けからマイナスに突っ込まないというか、冗談抜きにして本当に頑強だもんね。こんなことは、従来では万に一つもあり得なかったこと。

そういうあり得ないことが普通に発生しているのが今の相場ってことなのかも。今日も小型株は強かったけど、普通個人がここまで強気になれるはずがない。ところが最近は全く怖いものなしで買い上げてゆくものなぁ・・・。

さて、そろそろ売り建てをやめて買いに回帰しないとまずかな?なんて思たりしてるんだ。

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