金利か？需給なのか？

個人的には米国債10年物金利よりも5年物金利を気にしてるんじゃないか？と思うけどね。さっき10年物が1.600pをつっかけたね。けど、17時現在の5年物金利は次のような感じです。

それでもHYGとかにはまだそれほど影響が出ていないので、どうにかなるというものでもないだろうけど。企業にとっては5年物金利の上昇は痛いはず・・・。特にS&P500の企業がきついだろうね。

今回はイエレン財務長官や、パウエル議長、ブレイナードFRB理事とかが、口先介入して金利を押さえようとしてるけどなかなか上手く火消しが出来ない。このまま金利が上昇しちゃうと今週のFOMCで何らかの対策をするのか？ってことにもなる。

ところが、パウエル議長は恐らく動かないというか、動けないのかもしれない。だって全く問題ないと言い続けてるのに、手の平を返すような政策転換は流石に出来ないだろうしね。

そのあたりが微妙過ぎて、本当によく分からない相場だよ。

いずれにしても、200兆円景気対策を上院で可決して、ほぼ決まりとなったわけで、それに金利は反応してるのは事実だろう？景気がまだあまり回復していないのに金利高は、ちょっとねぇ・・・。