来週は需給相場!?
- 2021.07.04
- トレード雑感
さて、週末の米国市場はダウが$152高(0.44%高)。けれどもNASDAQが0.81%高、S&P500も0.75%高と非常に順調に上値追いして建国記念日を祝うような相場つき。雇用統計はコンセンサス70万人に対し85万人と順調な回復を見せる一方、なんとなんと米国債10年物金利が1.426pと低下したことで、インフレ警戒感を抑え込んだと言ってもいい感じ。
ところが日経平均CFDは▲¥45と逆行して下落。
この辺が今の相場の難しいところで、月曜は米国市場は振替休場となるわけで、日本市場の動向はなかなか読みづらい感じになってるよね。その理由は、やはりETFの売り需要が週末にかけて8000億円以上あるということ、そして同時にSQで海外勢がどのあたりを見ているか、と言うことに左右される展開になるんじゃないかな。
難しいのは現時点ではオプションでは、TOPIXは上狙い、日経平均も上、という構えに見えるけれど、落としどころは分からない。ただし、月、火と日経平均が上昇した場合、それに買いでついて行くのはギャンブルだという事かも。
個人的には、来週は米国市場と日本市場の連動性が、非常に怪しくなりそうで、その意味では今後の相場での分岐点になるかもしれないと思ってるよ。その意味では、週末に日経平均CFDに買いが入らなかったというのは、見逃せないと思う。
明日の寄り前の気配では多分、このマイナスは打ち消す動きになると思うけど、月、火で\29,000に近づくようなら、水曜は勝負になると見てる。
というわけで、上も下も大きく動くことはないかもしれないけれど、海外勢が仕掛けてくるならば、荒れる可能性もかなりある。なぜなら、アムロが相当に上を見たポジションを持ってるから。アムロはETFの売り需要を考えてないのか?ってすごく不思議に思ってるけどね。オプションではGSは、アムロにやられっぱなしだから、もしかしたら一矢報いるかもしれないし。
なので、来週は需給相場になると思ってます。
(蛇足だが、都議会選挙で自公過半数が危ない感じ。小池都知事にしてみると、公務を休んで都民ファーストの応援を事実上止めた形をとって、自民党議席を上積みしようと目論んだらしいが・・・。二階ー小池って何を考えてるのか分からない。ただ自民党が勝ったら総選挙に小池都知事が出馬して・・・みたいなシナリオだったと言われてるけど。もちろん総理狙いで。なぜなら東京五輪で感染拡大となって菅政権の責任論が出るような雰囲気になってるからね。苦笑)
そんなことばかりやってると、ますます海外投資家は日本株を見限るかもしれんねぇ・・・。
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