楽観できない相場の始まり!?:4月7日(木)前場
- 2022.04.07
- トレード日記
日経平均株価 ¥26,803(▲¥546)
これから通年で下落相場になる予感・・・楽観できない株式市場
前場の相場概況
昨夜の米国市場は当然のことながら3月のFOMC議事要旨の内容が想定外に過激であったことを受けての下落だったわけだが、今朝方3:00に発表されてからAIで一旦上昇し、ダウは$34,598まで上昇した後に$34,298まで急落したという株価の推移。約$300の値幅ということで小さくはないけれど、そこから全値戻しの反発もあって、予想外に小さかったと思う。一方NASDAQは結局▲2.22%と大きかったが・・・。
これで5月のFOMCでの強烈な金融引き締めと織り込めたとは思わないけれど、下落幅は意外に小さかったという印象。それに対して日本市場は寄り付きから大きく下落して、ほぼ昨夜のNASDAQと同レベルの下落になったわけで・・・。
こうした下落になることは、3月の需給を見ていたらある程度予想が出来たと思う。結局3月の日経平均の急騰は、国内勢(GPIF)のリバランス買いの影響であり、その間海外勢は売り越していたということからも、売り越しは4月も継続すると考えると、下落という結論になる。
ただし、ウクライナ情勢やFRBのある意味フォワードガイダンス的な内容がタカ派であったことなど、予想できないこともあったわけで、この下落幅は結果論ともいえる。それでも、これから始まる本格的な金融引き締めを考えれば、株価は容易には持ち上がらないのは想定できたわけで・・・。
目先、買いはない、とした判断は当たったと言えるよね。
前場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥13,610(▲¥565)
空売平均)¥14,555×5640(含み益¥5,320,000)
まだまだこれから!ということでがっちりキープ!
8306 三菱UFJ ¥738.0(▲¥16.1)
空売平均)¥748.8×96000(含み益¥1,030,000)
ロシアは外貨建て国債の償還分をすべてルーブルで行い、デフォルトがほぼ確定的になった。これで、ウクライナ侵攻前に戻ってるルーブルレートが再度下落に向かうのは必至。と言って、利上げも含めて、債券に影響が出るのはこれから、というところで、昨日利食ったUFJを再度売り建てた。こうなってくると逆イールドもあって利上げ効果はあまり期待できないだろう。大きく調整するんじゃないかな。
8058 三菱商事 ¥4,318(▲¥88)
空売)¥4,345×1000
空売)¥4,338×4000
買戻)¥4,285×2000(+¥106,000)
買戻)¥4,281×1000(+¥64,000)
買戻)¥4,280×2000(+¥116,000)
8031 三井物産 ¥3,117(▲¥29)
空売)¥3,106×4500
空売)¥3,098×3500
買戻)¥3,062×2000(+¥72,000)
買戻)¥3,061×4500(+¥202,500)
買戻)¥3,060×1500(+¥57,000)
8053 住友商事 ¥2,004(▲¥45)
空売)¥2,025.0×4500
空売)¥2,021.5×1500
空売)¥2,021.0×1000
買戻)¥1,986.0×1000(+¥35,000)
買戻)¥1,984.0×4500(+¥184,500)
買戻)¥1,978.5×1500(+¥64,500)
商社も業績が好調なのは確かだけど、全体相場の下落には抗えん、ということで朝寄りから玉を建てて、早々に利食いしてしまった。恐らく決算は爆発で、しかもインフレが収まらないということになるとこういう動きは単なる調整の可能性もあるから。このセクターと重工は厄介だな。
7011 三菱重工 ¥3,866(▲¥34)
空売)¥3,996×4500(含み益¥585,000)
空売)¥3,989×1500(含み益¥184,500)
空売)¥3,987×1000(含み益¥121,000)
空売)¥3,983×3000(含み益¥351,000)
どうしても強い銘柄だと思う。今の主力のなかではNo.1なんじゃないかな?いろいろな要素はあるのだろうけど、重工はこれで復権するみたいだね。強いね。
7203 トヨタ ¥2,153.0(▲¥37)
空売)¥2,231.0×4000(含み益¥312,000)
空売)¥2,213.0×4000(含み益¥240,000)
空売)¥2,212.0×6000(含み益¥354,000)
空売)¥2,211.5×2000(含み益¥117,000)
空売)¥2,211.0×6000(含み益¥318,000)
空売)¥2,210.0×4000(含み益¥228,000)
景気が陰ってくると、今のトヨタの事業展開で果たして大丈夫なのか?という懐疑的な見方もあるだろう。製造コストは思い切り高くなって、それが円安で吸収出来てオツリが来ると・・・。でも、自動車が売れなくなってるという事実もあるし、一筋縄で考えない方が良いかもしれないね。
6501 日立 ¥5,793(▲¥299)
空売)¥6,250×2000(含み益¥914,000)
空売)¥6,112×2000(含み益¥638,000)
空売)¥6,110×2000(含み益¥634,000)
空売)¥6,100×2000(含み益¥614,000)
空売)¥6,097×2000(含み益¥608,000)
昨日まで75日線上で踏ん張ってきたけれど、等々今日は売られたね。板が思いのほか薄いから、すぐに窓が空く。日立の事業展開には未知数もおおいしなぁ・・・。
6758 ソニーG ¥12,010(▲¥425)
空売)¥12,820×1000(含み益¥810,000)
空売)¥12,810×2000(含み益¥1,600,000)
空売)¥12,800×2000(含み益¥1,580,000)
個人投資家が次々に投げてる様子が分かる板。インフレにも意外に弱い体質かもしれないし・・・。
9983 ファストリ ¥60,280(▲¥1,990)
空売)¥61,950×200(含み益¥334,000)
空売)¥61,930×600(含み益¥990,000)
空売)¥61,860×200(含み益¥316,000)
昨日逆行したファストリも今日は堪らず売られる羽目に。含み損を我慢して正解だったな。
9101 日本郵船 ¥9,300(▲¥180)
空売)¥10,300×3000
買戻)¥9,140×3000(+¥3,480,000)
9104 商船三井 ¥3,035(▲¥35)
空売)¥3,350×4000
空売)¥3,340×4000
買戻)¥2,956×8000(+¥3,112,000)
9107 川崎汽船 ¥7,090(▲¥20)
空売)¥7,910×4000
買戻)¥6,880×4000(+¥4,120,000)
朝寄りでとりあえず利食った船株。今後のことを考えるとまだ、下があるとは思うものの、正直ここで利食いしておかないと、どうなるか分からない。とにかくPER1.5とか、冗談みたいな株価だからねぇ・・・。
8035 東京エレクトロン ¥55,600(▲¥2,770)
空売)¥61,000×1000(含み益¥5,400,000)
6857 アドバンテスト ¥8,700(▲¥490)
空売)¥9,530×4500(含み益¥3,735,000)
4063 信越化学 ¥17,700(▲¥485)
空売)¥17,905×500(含み益¥102,500)
空売)¥17,890×1000(含み益¥190,000)
背景に金利急騰があるならば、やはり売られるハイテク関連。バリエーション云々ではなく、ハイテク業界の体質が問題。多額の投資を繰り返さないといけないというのが一番のネックになるよね。なので下げ幅も大きいし、此の先も厳しいと思うしね。
6954 ファナック ¥21,180(▲¥490)
空売)¥21,660×2000(含み益¥960,000)
6506 安川電機 ¥4,425(▲¥175)
空売)¥4,635×4500(含み益¥945,000)
ロボもハイテクなので、半導体を同じような推移だと思う。けれど、この2社は中国比率が高いのが不安要素だからね。
6367 ダイキン ¥20,450(▲¥815)
空売)¥21,790×2000(含み益¥2,680,000)
ダイキンのチャートを見ると、投資家が世界景気の動向をどう考えているか分るような感じ。これで米国の不動産バブルがおかしくなると、米欧中、全滅しちゃう!?
6861 キーエンス ¥56,800(▲¥1,580)
空売)¥57,700×400(含み益¥360,000)
6976 太陽誘電 ¥5,050(▲¥180)
空売)¥5,100×4500(含み益¥225,000)
板が難し過ぎて村田とかTDKが売れないので、この2社を。でもキーエンスを気合入れて売るのは躊躇った。トレンドが難しいからね。
4385 メルカリ ¥3,150(▲¥130)
空売)¥3,400×4000(含み益¥1,000,000)
空売)¥3,350×4000(含み益¥800,000)
3994 マネーフォワード ¥5,520(▲¥280)
空売)¥5,840×4000(含み益¥1,280,000)
再度金利上昇が意識されると、最近戻り相場が好調だった小型株にまたぞろ影響が出ると思う。せいぜい小型株相場は4月中旬が限界だと思ってたけど、なんか早まりそうだね。
前場の収支:+¥9,090,000
雑感彼是
(時間切れなので割愛します。)
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