(海外勢に)きっちり嵌め込まれた日本市場!

(海外勢に)きっちり嵌め込まれた日本市場!

ヤラレた!完全にやられた!100%織り込んでいるはずの5月FOMCでの0.500p利上げだったはず。ところがどっこい、パウエル議長がそう発言したらこの有様!まるで底なし沼!まるでナイアガラ!まるで華厳の滝!って・・・(苦笑)

嫌な予感がしたのよ。だから昨日の後場ブログで後悔していると書いたんだ。それからもうひつっつの懸念、「吊り上げてドスン」も書いた。でもブログに書いただけじゃ意味なしだよ、まったく。

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今夜、ものの見事に落とされたな。今夜米国決算はほとんど空白みたいなもの。大引け後に確認して、「もしかして?」という懸念が涌いてきてブログ書いたんだけど・・・。嫌な予感は本当によく当たる!

 

コロナ禍が癒えぬまま開催される「2022ワールドカップ金融引き締め大会」だが・・・、いつになくイージーにアジア予選を突破した日本代表(日本市場)は、黒田監督の奇策(円安誘導)によって、勢いに乗るはずだった!が、しかし、先日行われた1次リーグ組み合わせで、絶望的なグループEを引き当ててしまった。勝負には番狂わせが付き物だけど、最初からそれを期待するしかない、ということ自体弱い証拠だけどね。

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まず1次リーグ初戦で当たるパウエル監督率いる優勝候補筆頭の米国代表の布陣が強烈だ。まるで鶴翼の陣を思わせる1-2-2-3のシステムで向かってくる。

ワントップには圧倒的な得点力を誇るポイントゲッターのリセッション選手、両サイドにはパウエル監督の秘蔵っ子の二人、利上げ選手QT選手が強力な攻撃を仕掛けポストプレーを狙ってくる。もちろん再度からのドリブル突破も脅威だ。このチームの司令塔はインフレ選手。チーム全体を掌握し攻撃の起点となっていると同時に、ボランチにはドル高選手が中盤の要の役割を担っている。そしてディフェンス陣には、中国にレンタル移籍で活躍しているゼロコロナ選手、どんな攻撃にも絶対にあきらめないウクライナ選手、地味ながらコツコツ努力型のサプライチェーン選手と万全の布陣。そして唯一の弱点といわれ失点続きでチームの信頼感が薄らいでいるキーパーはFRB選手が担う。

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この史上最強とも言える闘将パウエル監督率いる米国代表に挑む黒田ジャパンの戦法は、守り重視の伝統的な金融緩和主体を頑固に継続する作戦。指値オペというセットプレーからの仕掛けやゼロ金利継続で、中盤(物価)を押し上げオフサイドを誘う作戦。そして円安というカウンターアタックで相手ゴールを脅かすという・・・。しかし指値オペ攻撃はすでに米国代表に読み切られていて、国内経済悪化というオウンゴールを招きかねず、また円安攻撃は逆に日本株売りという意趣返しを喰らう可能性大。とても通用する相手ではないし、早くも1次リーグ突破は絶望的とみられている。

 

いずれにしても、今夜の暴落によって、5日線ー25日線はデッドクロスのまま、ゴールデンクロスが遠くなり、また確実に今日GCする5日線ー75日線のゴールデンクロスは「騙し」になる可能性が出てきてしまった。

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さて、こうなってくると、今回の決算相場だが・・・まずは9割型、今日の日本電産(ニデックと社名変更らしいが)は売られまくるだろうと思う。下手するとS安まであるかもしれない。そしてこれをきっかけに(というか地合いが急転したので)、来週の前半の山である半導体関連の決算もまた、非常に怪しくなってきた。昨夜のNASDAQは好決算期待のエヌヴィディア、インテル、マイクロン、クアルコム、辺りが軒並み討ち死にしてる。

しかし、朝寄りが特売りスタートで、どんな寄り付きになるか見当もつかず。う~ん、ソニーGで200は覚悟かな。レバは含みがあるけれど全溶かしでその上100マイナスが確定的。やっちまったな。

あまりにきっちりと嵌め込まれたので、おちゃらけてしまいました!