ドル建て日経平均絶好調!:8月1日(月)前場
- 2022.08.01
- トレード日記
日経平均株価 ¥27,933(△¥131)
今週は短期的にドル建て日経平均の急騰狙い?
前場の相場概況
米国市場は大幅高。事実として買戻し優勢であり、底打ち完了という認識で買われてるという事なのだろう。個人的には底打ちは現段階ではあり得ないと思うのだが、株は上昇してるわけで・・・いくらごちゃごちゃ言っても始まらない。そんな米国の地合いを受けての日本市場はこれがまた飛び切りの堅調さだよね。
ザラ場で、もちろんドル円が円高方向へグングンと動いているにも関わらず、株式市場はドル円を完全無視でみたところ決算期待の業績相場になっているような感じ。海外勢はここでは思い切り買いで日経平均を是が非でも持ち上げたいというインセンティブが働いてる。なにせ円高+株高になれば、ドル建てでは強烈な戻りとなるわけだから。
こうなってくると、もうこの相場を呼んでポジ建てして、みたいな投資は本当に難しくなってきてるよね。特に自動車なんかは、何を手掛かりにしているか?といえば目先は決算であることは間違いなく、今現在のドル円は想定値以上なので全く問題なしというスタンス。そういう感じならば、売り玉をキープするのはもうちょっと難しい。
けれども主要決算が出る今週には¥28,000をある程度超えて頭打ちになるんじゃないか?と今の時点では予想してるし、外部環境も悪化の一途をたどっているのは間違いない。なので米国市場もいずれは今の戻りがかなり無理筋だと判断するときが来るだろうし、日本市場は今後のドル円次第で、というスタンスには変化なしと思う。
このまま行けば日経平均のEPSは¥2,200くらいになりそうなので、PER13で¥28,600、PER13.5で¥29,700というあたりがドル円¥132をキープすれば目標になるんかねぇ・・・。それって絵に描いた餅かな!?
前場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥14,590(△¥160)
空売平均)¥14,408×3840
買戻)¥14,475×1840(-¥124,000)
買戻)¥14,430×2000(-¥45,000)
とりあえず担がれての寄り付きなので買戻しから。もっとドル円に連動して下げるかな?と思っていたけれど、とんでもない!逆行高してるし・・・。なのでドテン買いも出来なかった。
9983 ファストリ ¥80,350(△¥150)
空売)¥80,200×800
買戻)¥79,820×200(+¥76,000)
買戻)¥79,800×400(+¥160,000)
買戻)¥79,770×200(+¥86,000)
ファストリは買い方が緩かったので救われた感じ。とりあえず売られたので買い戻して手仕舞い。危ない取引だったと反省。
7203 トヨタ ¥2,198.0(△¥61)
空売)¥2,140.0×4000
空売)¥2,139.0×2000
空売)¥2,138.5×2000
空売)¥2,138.0×4000
空売)¥2,137.0×4000
空売)¥2,136.0×4000
空売)¥2,135.5×4000
買戻)¥2,152.0×24000(-¥347,000)
7267 ホンダ ¥3,451(△¥63)
空売)¥3,398×4000
空売)¥3,390×2000
空売)¥3,388×6000
買戻)¥3,420×12000(-¥340,000)
ハッキリ言って自動車は、ドル円が円高方向に流れそうだったので、迷ったけれど、とにかく今の相場は我慢するよりも清算しておいた方が・・・ということで買い戻してロスカット。その後も為替の動きを注視しながら見ていたけれど、売られるどころか逆行してるし・・・。決算間近ということもあって、そういう相場付きではないと言うことだね。
6501 日立 ¥6,530(▲¥174)
空売)¥6,720×4000
空売)¥6,704×4000
買戻)¥6,520×500(+¥100,000)
買戻)¥6,519×500(+¥100,500)
買戻)¥6,510×2500(+¥525,000)
買戻)¥6,508×500(+¥106,000)
買戻)¥6,507×1000(+¥197,000)
買戻)¥6,505×1000(+¥199,000)
買戻)¥6,503×2000(+¥402,000)
7011 三菱重工 ¥5,040(△¥119)
空売)¥4,947×4000
空売)¥4,921×4000
買戻)¥4,977×8000(-¥344,000)
持ち越した重電2銘柄は完全に命運が分かれた格好・・・。決算の日立は予想外に業績が伸びず、というかいよいよ買収子会社の影響がでたかな?という感じで売られたけれど、予想外に下げ幅がでなくて・・・。一方三菱重工は最初から担がれまくって結局はロスカットスタート。多分決算はあまり良くはないと思うけどね。仕方ないね。
6758 ソニーG ¥11,015(▲¥680)
空売)¥11,795×4000
空売)¥11,770×2000
買戻)¥10,900×2000(+¥1,740,000)
買戻)¥10,890×4000(+¥3,620,000)
ソニーに関しては思った通りの決算だったという感想。偶然決算勝負になってしまって、ラッキーだったけれど、業績内容に関しては、昨年にすでに天井を打ってると書いてきた通りだった。しかも内容はあまり芳しくないから、これからも売りスタンスで向かうことになると思う。
7974 任天堂 ¥58,770(▲¥940)
空売)¥59,710×500
空売)¥59,700×500
買戻)¥58,450×500(+¥630,000)
買戻)¥58,400×500(+¥650,000)
任天堂も半導体不足やら中国生産の影響やらで、苦戦が伝えられてた。ソニーもだけど、今後景気が悪化してきて個人消費が厳しくなってくると、流石にゲーム機は苦しいはず・・・。
4324 電通 ¥4,670(△¥40)
空売)¥4,665×2000
空売)¥4,660×2000
空売)¥4,655×2000
空売)¥4,650×2000
買戻)¥4,615×3000(+¥145,000)
買戻)¥4,610×4000(+¥170,000)
買戻)¥4,605×1000(+¥55,000)
電通ねぇ・・・。週末に書いてるので。
前場の収支:+¥5,720,000
雑感彼是
いま株式市場は、FRBの利上げがインフレにどの程度効果があるのか?という事が最大の関心事となっているし、今後利上げペースは鈍化するという期待感や、景気が思ったよりもあっかしていないことで、ソフトランディングできるのではないか?という思惑も出てきたと思う。このまま雇用が強いままにインフレが低下してゆくことを期待しているんだよね。そして今のところ他のすべての条件は無視して、そこ一点に集中しているという感じ。
けれども米国も含めて世界経済は全くいい方向には向いていないし、むしろ悪化し続けているわけで、はたしてこの局面での買いは正しいのか?というと、かなりのリスクポジションになるんじゃないか?と思うよ。
で、今の戻りが強ければ強いほど、此の先の反動もまた大きくなると思うし、つまりはそうならないとインフレは退治できないわけで・・・。
週末にいろいろ調べたけれど、どうしても買っていけるとは思えなかったしね。
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