ひとまず日経¥28,000はクリアしたが・・・:8月5日(金)後場

ひとまず日経¥28,000はクリアしたが・・・:8月5日(金)後場

日経平均株価 ¥28,175(△¥243)

日本株に米雇用統計のリスクなし!?そうかなぁ・・・

後場の相場概況

日本市場は後場も堅調に推移、国内投資家のマインドは強気に傾いたままで、今夜の米国雇用統計を迎えることになった。問題はその雇用統計がどうなれば株式市場がどう動く、というのが全く予想できないことだと思うけど、とにかく日本に影響なし、みたいなセンチメントだろうね。

その米国7月雇用統計では失業率の悪化はナシという予想。前月比平均時給も変わらずといった依然としてタイトな雇用状況というわけだが、もしもこれが若干でも悪化するならば、それはFRBの予想通りということで、株価はむしろ上昇するのかな?逆にこれが良好ならば、米国景気はソフトランディングするということでグイグイ株価は上昇ということ?

ならばどちらに転んでも今夜の米国市場は上昇ということになっちゃう・・・。

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そしていずれにしても今夜の雇用統計の数字を踏まえたうえで10日のCPI、11日のPPIへとなだれ込んでいくわけで、今夜の方向感を見ないことには、来週以降の株価の動きが予測できないというか、ここはどうしても慎重にならざるを得ないのではないか?と思う。

今回の相場では、今後のシナリオは完全に2つに分かれてる。ちょっと書いたけれど、JPモルガンが上、ゴールドマンが下、という感じで予想している。要は金利を気にするのか、経済全体の悪化を気にするのかということ。米国はそれでいいんだよ。いずれにしても上か下かのどちらしかないからね。

けれども日本市場の場合は相当にややこしくて、その上でドル円がどう動くかという厄介な要素がかなりのウエイトで絡んでくる。この方程式を解くのは至難の業なのよ。なので、結局あれこれ考えてポジションを建てたところで、勘やセンチメントに従って単純に考えて乗ろう、ということと大差はないというか、ほとんど同じ。

最近調子が悪いので・・・丁半博打に乗る気になれないんだよね。なので、一応売り目線で2銘柄を立てたのみ。

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後場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥14,825(△¥255)
買)¥14,545×1000
買)¥14,540×2000

買)¥14,520×1000
買)¥14,510×2000
売)¥14,825×6000(+¥1,785,000
後場に彼是考えて、結局買い玉を大引けで外した。13時前後で2銘柄を売り建てていて、ここを買持すれば、本当につまらない週末のポジションになってしまうから。なので、雇用統計が変調をきたして、慌てた米国投資家が売り向かったとき、というか週末でもあるので、何かしらのアクシデントがあるかもしれないので、そのためのポジションという感じにしたかったんだよね。

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仮に日経CFDが上昇しても、本当に上値の目途は¥28,600だと思うので、行かれても¥450だと考えて気が楽になったというのもあるけれど・・・。それに景気がこれから悪化した際に利上げを中止するときが株価の底なんじゃないかという考えが捨てられないしね。


6758 ソニーG ¥11,685(△¥205)
空売)¥11,750×6000(含み益¥390,000

6367 ダイキン ¥24,010(△¥105)
空売)¥24,050×1000(含み益¥40,000
空売)¥24,000×1000(含み損¥10,000

しょぼい売りポジということになったけれども、一応決算が終了して悪くはないけれど、手放しで買う気になれない2銘柄をショートして雇用統計に臨むことにした。これ、もしかして景気悪化リスクが意識されるような展開になって米国長期金利が低下するようならば、ドル円がもう一度円安方向に進む。そうなったときに、厳しい銘柄という側面もあるしね。

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だいたい、この2銘柄が買われるという条件は世界経済が全体的に大きく減速しない場合だと思うんだよ。けれども何処をどう考えてもこの冬は厳しい。ロシア経済の破綻もあり得るしね。今のところ投資家はあまりに楽観的すぎてそういうことは念頭にないのかもしれないけれど。本当はダイキンでなくてファストリにしたかったけれど、あの取り組みの銘柄をこの局面で勝負する勇気が出なかった。


本日の収支(前場・後場合算):+¥4,520,000


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雑感彼是

しかし、やっぱり投資のプロは違うよねぇ・・・。こんな局面でも、気合でポジションを建てて来るんだから本当に感心しちゃうよ。そういう部分だけでも、自分が如何に素人投資家であるか、自覚できるよなぁ・・・。今日という今日は、本当にいくら調べてもポジションへの踏ん切りが付けられなかったもの。やはり難し過ぎるんだよ。

まぁでも、世界の流れは楽観に傾いてる。なんだかんだと言って中国はペロシの訪台に対して北朝鮮並みの威嚇行為しかできなかった。もうペロシは日本にいるというかもう帰ったかな?という感じで、まるで嵐が過ぎ去ったかのよう。

なので、投資家の楽観は継続するのかもね。

あとは本当に、いまネタ不足。なので嫌でも今夜の雇用統計に気合を入れてるのかもしれない。けど、遅行指数だからなぁ・・・。どんな数字が出ても無視すればそれで終わりだけどね。