期待、空想、妄想、経験則、そんなに簡単じゃないよ

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何やら韓国サムソン、LG、SKハイニクス絡みでキナ臭い情報が駆け巡ってるねぇ・・・。サムソンの韓国内の半導体工場の大火災で主力半導体工場が全焼したとか、LGのインド工場が全焼して毒性の強いガスが広範囲に拡散したとか、とにかく得体のしれない情報が駆け巡ってる。

その上サムソンやSKハイニクスではフッ化水素の在庫があと3週間で完全に底をつき、エッジングができなくて半導体生産がとまるとか、LGは倒産危機に瀕してるとか、本当に次々に出てくる怪情報。もう何が何だか分からなくなってて、でも、韓国経済は瀕死状態であることは確かで、ドルウォンは1330超えの危険水準となっている。

第一韓国を支えているサムソンがここにきて危機的状況であるとなると、韓国経済はいよいよカウントダウンということになる。こうした観測が流れるのも、とにかく1-8月の決算が悲惨だったからで、LGやSKはまだしもサムソンがグラッってるとなると大問題であることは確かで、就任早々のとんでもない支持率低下に見舞われてる尹錫悦大統領政権も火に油を注いでる格好。

仮にサムソンの半導体生産が止まるとなると、解消が進んだ半導体不足が再燃するかもしれないね。

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一方米国では住宅関連がいよいよ本格的に落ち込むことを示唆してる。5か月連続で住宅販売が減少しているんかで、販売価格や家賃は高止まりしたまま。雇用も好調で賃金上昇継続で消費も思ったよりも落ちていない。なのでいよいよ米国のインフレは原油価格頼みが鮮明になってきた。

その原油価格は、$80台を維持してくれたらまだしも、これから年末にかけて需要拡大期に突入するわけで、11月の需要ピーク時には何ドルになってるか分からない。インフレは高止まりし、景気は徐々に悪化するという極めて厳しい状況となっているという認識がそろそろ台頭してもいい頃。

欧州はこれから年末が近づくにつれて景気悪化が鮮明になってくる。今の株式市場を見ていると何故、もどっているのかが、全く理解できない。センチメントが崩れてるはずなのに・・・。そして中国だけど、11月と言われてる共産党大会では、習近平の3選に暗雲。ゼロコロナは完全に崩壊してるし、不動産バブルも完全に弾けた。今後中国国内は経済も含めて今以上に混乱することはまず間違いない。

 

米国経済はソフトランディングする?こんな世界の状況のなかで米国だけが好景気を維持しつつインフレを抑え込める?そして日本経済だけが金融緩和継続で株価は今後も上昇する?

全部、夢物語だね。。。空想や妄想、ポジショントークの域を出ないんじゃ?

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