週始めの厳しい状況下でどうするか!?

週始めの厳しい状況下でどうするか!?

さて、週末の米国市場大幅下落を経ての日本市場の週始め。8月相場もあと3日という土壇場で、レーバーデー明けを待たずに急落した米国市場の今後の展開を睨みながらの厄介な相場になりそうな予感だけどね。何が一番厄介か!?と言えば、しつこいようだけどドル円なんだよねぇ・・・。

まず、偶然なのか、何なのかは分からないけれど、米国市場の展開はリーマンショック時と瓜二つという感じになっていて今後もそれが続くとすると、ここからが下落本番ということになる。これまでに何度も書いてきたことだけど、7月、8月の戻り局面というのは、どう見ても一旦は戻してポジションを作り直そうか、という買い仕掛けだったと思うし、レーバーデイ明けに戻って来る大きなロングの運用者の動きに対して、ポジションを立て直しておきたいヘッジファンドや投資銀行の作った人為的なもの、と俺は考えてるんだよね。

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市場参加者の少ないこの時期に、よくもまぁこれだけ担いだもんだ!という感じでね。それは米国市場だけでなくて日本も同じ。とにかくあからさまにファストリ、SBG、エレク、それにダイキン辺りを使って指数を飛ばしてしまう。ああ、やってるなぁ、という感じでザラ場を観てたけどね。

それが、ジャクソンホールでのパウエル議長講演で終了ってことで・・・。まぁ今回のFRBは、要するに7月FOMCから9月FOMCまで、約2カ月間が空くわけで、多分そこを埋めようとしたのではないか?と思うよ。高止まりするインフレに対して、プレッシャーをかけ続けないといけないわけで、でもFOMCがないから、ちょうどジャクソンホールでタカ派発言を連発させて、金融引き締めの姿勢を再度明確にしておくという姿勢だよね。で、その思惑はまんまと成功したってことだと思う。

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インフレを高止まりさせないためには、どうしても景気を減速させる必要があるスティグリッツ教授が言ったような「サプライチェーンの回復に投資すべき」みたいなことは、机上の空論に近くて、やはりサマーズが言ってるように景気減速で需要を抑え込む以外に道はないと、俺だって思うし、それは現実だよ。で、程よくゆっくりと景気を減速させて米国経済をソフトランディングさせるという理想論は、結果的にインフレ抑制にやたらと時間がかかってしまうだけ。そうなると、まず限界を迎えてる個人消費が持たない!米国人の大半の個人ファイナンスはこれ以上痛むとデフォルト続出になっちゃうし、すでに公共料金はそうなりつつあるものね。

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全米で2000万世帯が電気料金を滞納してて、それが翌月には80が解消しているというニュース、けれどまた同数以上の滞納世帯が出ているという状況は、どう見てもヤバイでしょ!最初はカード払いで凌いで、次はキャッシングで凌いでる。けれどそれが出来なくなるから滞納するんだよね。

なので、早いところインフレを何とかしないと本当にヤバくて、スタグフレーションなんてことにでもなるとそれこそFRBは「何をやってるんだ!」って批判は免れない。それって歴史上の汚点になってしまうしね。

もっとも俺だってジャクソンホールでは、触ってこないと思ってたし、売りポジを積んでいたわけでもないし・・・。ヘッジ玉を建てたけれど、それでもマイナスは免れないと思うんだよね。なので、とにかく今日は朝寄りから売れるモノを売ってゆくつもり。その場合注意したいのは、厄介な為替だよね。今日は自動車なんかも売られるとは思うけれど、とにかく円安がどこまで進むか分からない。下手すると今日1日で¥140付けちゃうかもしれないし・・・。なので多分自動車は売らないと思う・・・。

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それで、こんな時どういう感じで相場に向かうかというと・・・、まぁ、全体の空気は売りに傾くことは間違いないと思うけれど、円安がブレーキになるんだろうから、本当に相場がどう動くかは分からないんだよ。米国市場は落ちてゆくだろうけどね。それでも売り向かわないと仕方ない状況というわけだから、こんな時は負けてもいいと思ってとりあえず売り建てる。多分寄り前には日経平均は▲¥600とか▲¥700とかになってると思うけど、それでも行くしかないかな。

それでダメと分かった頃は、ザラ場での各銘柄の傾向も出始めてるから、再度狙えるものに行く。もちろん戻りには売り向かってみる。それで円安になって担がれるようならロスカット。要は何処で腹を括るかだけだと思ってる・・・。

それにしても円安は厄介だなぁ・・・。