4連騰した日経平均は中立位置!?:10月6日(木)後場

4連騰した日経平均は中立位置!?:10月6日(木)後場

日経平均株価 ¥27,311(△¥190)

雇用統計前の膠着相場。4連騰で日経は中立位置!?

後場の相場概況

今日までで明日の雇用統計を期待する買いは一応終了したような感じ。後場はもっと調整玉が売られるかと思ったけれど、そういう動きは極めて限定的だったね。ここまでで一応出るべきショートカバーは出て、強気派の買い物も入ったという感じがするし、短期的に日経平均¥28,000くらいを見ても不思議ではないとは思うけど・・・。

しかし日米市場ともに、戻るときは窓空けて連騰するのが、あまり気分が良くはない。そうした買われ方をした後は、過度に売り圧力ばかりが増えて、買い圧力は急激に減少する。なので確率的には圧力の強い方にポジションを建てるのが正解だと思うけど、必ずしも株価の動きは狙い通りに行くとは限らないしね。

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後場いろいろ見てたけど、米国実質金利が高い位置で揉み合っていて、今日はプラス1.70%まで上昇しているし、原油価格も上昇した。なので、雇用統計期待がなければ、ここは売りポジションを多く建てるところだと思ったけれど・・・。

相場の慣性というかそういうものが、地合いに逆行してオーバーシュートするのも相場なので自重した。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥14,080(△¥225)
空売平均)¥14,113.8×2120(含み益¥70,000
いろいろ検討したけれど、少なくともこの後場ではどうしても建玉する気になれず、結局地合いを見る意味で日経レバを売り建てしておいただけで終わった。ザラ場はどの銘柄も動きが出ず、強いて挙げるならちょっと半導体関連に買い物が入ったくらいのもの。終日の特徴としては自動車が朝寄りのGUを打ち消す動きになって弱かったことくらい。

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ここまでくると現時点でのバリュエーションは安いとは言えないけれど、日経225のEPSが2Qの決算発表でどれだけ上昇するかで買い方さんは勝負なのかも。けれども地合いを考えると、そんな勝負をいまするのか?と思ってしますけどね。

まぁ、まぁ、ここは焦ることなくじっくりと「相場が動く理由」を待つことにする。


本日の収支(前場・後場合算):+¥2,550,000


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雑感彼是

やはり10月相場の最大のポイントは、明日の雇用統計のような気がするけどね。この局面で尚も雇用が減少しないとなると、来週のCPIとの合わせ技で、年内の動きがある程度見えてくる。なので、ここは慎重に、中立的に相場を見る必要があると思うし、個人的には慎重に相場を見るべき時と思う。

彼是考えたけれど、どうしても勝負するモチベが涌かなかったのは、決め手がないから。為替はほとんど相場に影響しなくなってきて、金利と業績を意識するしかないけれど、業績はまだ時間があるというタイミングだし、動くとすればコモディティが理由になるかなとも思ったり。

本当は表面に出てこない、事件、事故があるはずなんだが・・・。