今夜の米国市場と週末の夜中に書く本音

今夜の米国市場と週末の夜中に書く本音

いま、2:40だけど、ここまでの米国市場の動きはほぼ予想した通りになってるし、ドル円も円高方向に泳いだという感じもなんとなく当たっているんだけど、本当に重要なのは、この辺から大引けまでの値動きなんだろうと。ここから米国市場が下がるような展開になるならば、個人的には年内はもう「買い」は無理かなって思うんだよね。高寄りしてからジワジワ値を下げているという動きは、まだ大口の利食いモードになっているとは言えないし、多分今頃迷ってるんじゃないかって思う。

でも危険なのは、短期筋が動くか否かってこと。商いが極端に薄くなってるわけで、それが明日とかにはピークになる。タイミング的には昨日大陰線でさげてるわけで、今夜はハラミ線になってる。このまま、ハラミ線で引けると、いよいよ明日が怖くなってくる。けど、個人的には、みんなが明日と考えているから仕掛けづらいというのは有るので、だったら今夜落としておこうというのもあり得る話だと思ったが・・・。

25日のX’masは月曜で米国市場は休場になる。翌26日(火)にはロングファンドや機関投資家が戻ってくるから敷居が高くなる。なので俺の見立てでは今夜か明日にもう一本という感じだったのだが・・・。そこで日経CFDだけど、流石にドル円が1円以上円高になってるのに、引け値をほぼ崩さずにいる。これが厄介事の始まりで、明日のザラ場の値動きを難しくする要素かなと。

明日のザラ場で国内金利が上昇するか、米国金利が下げ始めたりすると、すかさずドル円が動く。それが出たらヘッジファンドや短期筋が日経先物を仕掛けるかもね。しかし、それにしても今夜のSOXは強いなぁ・・・。これが日経CFDが垂れない理由なんだろうけど。もっともこのままじゃNASDAQがこれ以上垂れないから辛い。

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さて、こんな時間でしかもX’masの週末とくれば、いろいろ本音が書きたくなる。で、自分も癌患者になってもうすぐ丸3年になるし、今年は別カ所にも癌が見つかるということで、これからの人生って癌との闘いになるのかなと。そんな中、愛犬まで手術なんてことになって来て・・・。なので、元気なうちに書き残したいこともあって、いろいろコツコツと書き物してます。今の時代、活字よりも映像となって、活字離れが半端ない時代。でもYOUTUBEとかニコ動は、物事を思考しながら視聴しないでしょ。なので、あまり視聴しても残らないんだよね。

しかもああいうのは、とにかく制作する側も商売なのだから、時間に追われたりして、適当なものが多すぎる。しかもそういうのが政治系にしても投資系にしても多すぎると思ってて、ほとんど乱造されてる投信のようなものだなと。で、昔師匠に叩きこまれたことの中に、投信や株式を買うと理論的に必ず損するから、買っちゃいけませんよ、って。株式投資を教わってる最中に元証券マンから言われたのだから嫌でも印象に残るよね。

でも株式投資やってるでしょ!?って反論すると、「株を買うんじゃなくて、値動きを買いましょう」と言われた。「値動きを買う?」って最初は腑に落ちなかったけれど、今なら、全く同感です。勝ったり負けたりを繰り返して、その日暮らしも危うかった1年目、任天堂のポケモンGO相場で売りを本格的に始めて少し勝って、個別株を突き詰めようか、なんて考えてた2年目とか思い出すけれど、当時、株式投資で財産をなした個人投資家のようには全く行かなかったしね。

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いくら企業のファンダを研究して、それが如何に良好でも、地合いが崩れたら売られて値が下がる。そんなことを繰り返しているうちに、シコリが出来ちゃってなかなか上がらなくなる。そんな時、お金持ちなら待てばいいって言われるけれど、俺は待てる状態じゃなかった。

第一、余裕で待てるような人は株なんかやらんでしょ。敢えてリスクを掴む必要はサラサラないわけだから。それで試行錯誤しながらどうすれば、リスクを押さえながら、その中でパフォーマンスを得られるか?って毎日暇なので考えに考えて、米国市場との連動性に着目したんだよね。そして、どういう要素が重要かと言うのを定期的に見直しながら、「一晩持ち越す投資」と言う結論に至ったんだよ。そして、銘柄が好きで買ったり売ったりすることもなく、その時々で米国市場と連動するような動きの主力株を弄るようになって・・・。その後は日経レバがこの投資スタイルに合ってるということで、ほぼ毎日弄るようになった。

あれを弄るのは相場の地合いを見たいから、だったけれど、今では行けると思ったら大きな枚数を建ててしまう。そういうことを考えるし、スタイルが「値動きを買う」だから、当てたときの効率は「売り建て」の方が断然いい。何が起こるか分からない今の世の中で、買いを握りしめてジッと待つ、と言うのは俺には出来ないんだよね。もっとも海外勢がそういう姿勢になってる時、と言うのはなんとなく感じることが出来るけど、そこには常にキナ臭さを感じてしまうんだよ。

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なので、まずNISAとか新NISAとか、冗談じゃないって気がする。その理由って1年間に投資する金額に枠を設けることで、これから毎年一定の買いを個人投資家にさせようという魂胆が見え見えだから。しかも積み立て投資とか分散投資とか、成長企業に賭けるとか、宝くじじゃないんだからね。そこらの証券や銀行が起債したくだらない投信とあまり変わらないんだよ。本当に株式市場で痛い目を見ながら、自己資金を運用してる個人投資家なら、やらんと思うしね。

そんなさ、将来何が起こるか分からないのに、自分の大切な資金を長期間預けられるのか?って思う。よくそういう連中はバフェットを引き合いに出すけど、あんなのは運が良かっただけだよ。同じ時期に同じ戦略で投資して破綻した人の方が圧倒的に多いってことを隠すな!って言いたよ。もしもコカ・コーラに何かあったら今のバフェットはいないんだから。

 

みんなお金持ちを夢見る。お金で苦労したくないし、今の時代お金の苦労が何より辛い時代だから、その気持ちはみな同じ。けれど、それと株式投資の成否は全く相関がない。それよりも会社を作ってIPOした方が断然確率が高いしね。でもそれとて気の遠くなるほど少ない確率だからね。

よく株はギャンブルと言われるけれど、考えようによっては同じギャンブルとして比較すると、公営ギャンブルやパチンコ、そして将来できるカジノなんかよりも、断然勝つ確率は高い。昔、優秀な学生がラスベガスで数学の確率論を用いて勝負して勝つという内容の映画があったけれど、あんなことは現実には不可能かな、と思った記憶がある(実話らしかったけど)。株式投資をフェアにやるのなら、高度な数学を用いても常勝と言うわけにはいかないよね。

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でも3年目くらいの時に、不思議に思ってたのがラーメン店の開業と株式投資のどちらがギャンブルか?ということ。それが講じて今度は会社を作って軌道に乗せるのと、ではどちらが有利か?なんてことも考えた。そしてその結論は、まずラーメン店の方が絶対に不利ということ、そして事業は圧倒的にリターンが少ないということだった。

そしてその主要な理由の一つに、他人を雇用しなければ成り立たないということ。商売や事業においてこの雇用と言うのは本当に未知数が大きすぎる。他人は自分の思うような動きや考え方は決してしないものだからこれは手強いよ。それよりも、俺にとっては米国投資家の動きを見る方が幾分楽なんじゃないか?と感じたことが、今のスタイルを決めたきっかけだったと思う。

以来何度も迷いながらいまだに同じことを続けてる。(俺は)馬鹿だから同じことしか出来ないんだね。というわけで、今夜の米国市場は俺の予想通りここまで来たものの、いきなり反転し始めちゃった。VIXも峠を越えて反落してきて、このままじゃ相場が落ち着いちゃう、というか持っていかれそうな雰囲気濃厚。この動きね、この強さはブルームバーグのせいだよ。昨日の急落を、ワンデイ・オプションのせいだと(適当なことを)書いちゃったから、投資家が安心しちゃったってことだな。急落も理由が分かれば怖くないのは道理だから。

株価を下げたくないとき、あそこは書くんだよなぁ・・・。そんなことは読めないし・・・。10年国債の金利の戻りもベーシス取引(国債の裁定取引)のせいだとか・・・。

こんな動きでやられそうなときは、どうするか・・・・?

ハイ、後2時間、今から呪いをかけます!100回中99回は滑るけど(苦笑)