バブル高値を獲りに行く日経平均：2月13日（火）後場

日経平均株価　￥37,963（△￥1,066）

後場の相場概況

丁度週明けの今日あたりは、この相場で最も楽観になった日だと思うけど、こうした上昇の裏に待ってるものは・・・相場っていつでも最後が一番よく騰がるって言われるけれど、きょうなんかまさにそれです。でも見ててもっと騰がると思ったくらい。実は￥1,500高したら売り出動しようと思ってたんだけどね。一日で指数が5％とか上げたら、バイング・クライマックスでしょ。やっちゃった、と言う感じになるからね。でもバブル高値っていう目標が出来ちゃったからね。

さて、いろいろな要素が重なってしまい、そのどれもが日本株にポジティブということで、こういう相場になったわけだけど、今日あたりから個人投資家も我慢できなくなって多分かなり激しく参戦したんだろうと思う。こうなって今日はグロースも非常に強かったからね。と言うことはそろそろ、警戒しないといけないかなって思う。

バブル高値というのは日経平均￥38,957なんだよね。だからあと￥1,000あまり。引け後のCFDがすでに￥300もカチ上げられてるし、おまけに今夜は1月米CPIが発表になるけど、どうせ米国は内容にかかわらずイケイケになっちゃうんだろう。

もしもそうなれば明日の寄り付きで￥500位GUしちゃったりして。そうなると、この市場のムードなら行くかもしれないね。

さてそんな中、日本のGDPがドイツに抜かれて世界4位になるという記事。内閣府が発表する数字らしいけど、そういうのが出ると日本の生産性低下がどうの、と必ず言うんだね。だって、ドル建てで見れば、これだけ円安になってるのだから、そういうことになっても全然不思議じゃないし。だいいち、それって国策だからね。新興国のように通貨安が経済を持ち上げるという、ちょっと寂しいことになっちゃってる。

とは言え、￥150位に来てて、株式市場のバブル相場が続けば、￥150を超えてくるような展開になるかもしれないけれど、大分限界に近くなってるのは確か。円高方向になればすぐにドイツを抜くでしょ。普通に考えてドイツよりもGDPが下なんてあり得ないしね。

で、思うのは、もうGDPなんて関係ないんじゃ？

後場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥27,060（△￥1,470）
買）￥26,845×2000（含み益￥430,000）
買）￥26,450×4000（含み益￥2,440,000）
最後の最後、利食いしておこうか結構迷ったんだよね。でも、まぁ、明日バブル高値にトライするような局面がありそうなので、その時に市場に居ないとつまらないと思って、まぁ、どうなってもいいかと。でもどの道明日続投したら明後日は売られるんじゃないか？と言うことは、利食いしてもそんなに変わりはないというかね。いずれにしてもポジションは少な目で、ショートを準備できる体制にしておかないとまずいから。

7203 トヨタ　￥3,456（△￥133）
買）￥3,415×25000（含み益￥1,025,000）
まぁ、レバのほかに買い持ちするとしたらトヨタだよね。今日なんかこの巨大な銘柄が4％高してしまうという、完全にイケイケモードだから。こうなったらマジで明日バブル高値を獲って欲しいものだよ。

7269 スズキ　￥6,667（△￥36）
買）￥6,520×8000（含み益￥1,176,000）
またまた良く売られたスズキ。後場寄りで買いで入る気になったよ。自動車銘柄は、三菱自工→スズキ→日産→マツダと今回の決算で売られまくったけど、その気持ちはよく分かるのよ。ただ、スズキはちょっと性質が違うから・・・。

8802 三菱地所　￥2,087.5（▲￥40.5）
空売）￥2,101.0×4000（含み益￥54,000）
空売）￥2,098.5×2000（含み益￥22,000）
空売）￥2,097.5×4000（含み益￥40,000）
空売）￥2,097.0×4000（含み益￥38,000）
空売）￥2,093.5×4000（含み益￥24,000）
空売）￥2,093.0×4000（含み益￥22,000）
ここは米国で結構な不動産投資をしていたり、オフィスビルを持ってたり賃貸なんかもしてる。今日は何故か住友不動産が結構売られたけれど、こっちが売られなきゃおかしいんじゃない？ということで、こんな地合いにもかかわらず売り建てなんかもしてしまった・・・。

本日の収支（前場・後場合算）：-￥3,180,000

雑感彼是

引け後、日経CFD来てる来てる！それで来てると言えばビットコインも750万だね。そんなのまで来るって、やはりどう考えてもバブル相場、金融相場ってことかも。そんななか、マイケル・バーリ再度売り建てて勝負に出てるらしい。なかなか根性あるじゃないか！

さて、今夜の1月CPIに関してブルームがこんな記事を掲載してる。

Bloomberg.com

 

1 User

米ＣＰＩ、ディスインフレの主役交代示唆か－サービス価格伸び鈍化へ

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-02-13/S8RO5ZT1UM0W00?srnd=cojp-v2

13日に発表される月次の米消費者物価統計は、最近の財の価格下落に続き、サービス分野のディスインフレがさらに進行したことを示す見込みで、米連邦準備制度が利下げに踏み切る根拠を裏付けるものになると、ブルームバーグ・エコノミクス（ＢＥ）は予想する。

これを読んでなるほど、と思ったね。だって絶好調を印象付ける雇用統計を出しておいて、メガテックの好業績を騒いでおいて、好決算で沸いていながら、今度はサービス価格が低下するってか？

そんなアホなことがあるかよ！って瞬時に思ったよ。でも、CPIが低下すれば、所謂インフレ低下でそれは利下げの理由になるってか！？

ブルームとしてはなかなか笑える記事じゃないか。

このCPIも米国労働統計局が発表する者で雇用統計と同じ。だから結局、政権が意図するような数字しか出てこないんだよね。とすると、悪化させて、思い切りFRBにプレッシャーをかけるってことだろ。でもFRBだって本音は利下げしたくてたまらない。いまの債務超過の状態から抜け出したいからね。

けど、お題目が無ければ利下げは出来ない。そのお題目って結局雇用と物価。雇用は絶好調なんだって言われて、FRBも切れた。けれど今度はCPIが低下してくれたら、利下げする？

まぁ、普通なら利下げなんかしないんだけど、とにかく金融がヤバいのが分かってるから、利下げしなさいとイエレンは言うんだね。いやいやパウエル議長は地銀は再編しないと無理って思ってるから・・・。それじゃ米国債が捌けなくてイエレンは不満なんだね。

さてどんな数字をだしてくるんだろうね。