明日のFOMCは日本株にとって重要!?:4月30日(火)前場
- 2024.04.30
- トレード日記
日経平均株価 ¥38,459(△¥524)
円安方向の動きはFOMCで止まる!?¥160で天井打ちかもしれない。
前場の相場概況
日経平均は連休前に¥300以上上昇し、さらに今日前場で¥500上昇するという地合いになったのは、業績期待があるのかもしれないけれど、ドル円が極端に円安に傾いたという地合いの影響が大きい。
けれども、¥160超えでは財務省・日銀の介入が入って¥5近く押し戻されたものの、円安幅が大きすぎて、日経平均にはほとんど影響しなかったという連休の谷間。
米国の地合いは必ずしも良好とは言い難く、むしろ下落リスクが高まっている中で、この3日間の日経平均を左右するのは、あくまでドル円なのだろうと思う。
為替介入はしたけれど、正直に言って投機筋のポジションを撒き戻させるほどの効果は今のところ見られないけれど、個人的にポイントは今回の介入がFOMC前に行われたということだと思う。
その意味では、明日のFOMCでFRBが利下げに逡巡するかもしれないというマーケットの予想には疑問符があると思っている。仮にFOMCでタカ派的な姿勢を前面に出すような感じになると、一気に円安が進行してしまい、介入効果は剥落してしまう。
米当局との話し合いの上で実行されたと思われる為替介入という点を考えると、今日の買いポジションは強いのではないかと思ってしまう。半導体関連には手が出なかったけれど、エリオットが住友商事に入り込んだという記事で、面白いと思った商社株とか強いドル円が株価を支えてしまう自動車、地銀破綻でマイナス圏で寄り付いたメガバンクなど・・・。ただファナックやら信越化学はちょっと買えなかったけど。
前場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥27,835(△¥725)
空売平均)¥27,188×2639
買戻)¥27,610×2639(-¥1,120,000)
買)¥27,610×1000
買)¥27,600×1000
買)¥27,580×1000
売)¥28,000×3000(+¥1,210,000)
介入したとしてもドル円の強さは一向に衰えない・・・。そういうドル円相場を見て買いが優勢になる・・・。誰もが考えそうな読みだけど、こういう状況になってくると、その素直な読み通りになる素地があるかなと感じる。この強さが決算が終了するまで持つのか?というと疑問もあるけれど、連休谷間は強いかも、と思った。その意味で担がれたのは仕方ないし、あまり怖くもなかったかな。
8306 三菱UFJ ¥1,566.5(△¥14)
買)¥1,546.0×10000(含み益¥205,000)
買)¥1,544.0×10000(含み益¥225,000)
買)¥1,543.0×10000(含み益¥235,000)
買)¥1,542.0×10000(含み益¥245,000)
8316 三井住友 ¥8,897(△¥110)
買)¥8,774×2000(含み益¥246,000)
買)¥8,770×2000(含み益¥254,000)
買)¥8,765×2000(含み益¥264,000)
何故か弱いスタートになったメガバンク。米地銀破綻の影響でもないとは思うけど、米国金融不安はいつでも付きまとってるわけで、まだ1、2週間は影響ないとは思うので。この調整揉み合いは決算前の押し目と見てもいいんじゃないかな。
8031 三井物産 ¥7,765(△¥246)
買)¥7,651×8000(含み益¥912,000)
8002 丸紅 ¥2,831.5(△¥125.5)
買)¥2,768.0×16000(含み益¥1,016,000)
商事は分割に自社株買い。住商はエリオットにかき回される。となると買えるのはは物産と丸紅?丸紅はあまり好きではないんだけど・・・。
7011 三菱重工 ¥1,392.0(△¥46.5)
買)¥1,358.0×40000(含み益¥1,360,000)
7012 川崎重工 ¥4,890(△¥177)
買)¥4,783×5000(含み益¥535,000)
バイデンでも、トランプでも、どちらでも日本の防衛費は増額方向。今回の決算でミスがなければ、鉄板で買えそうな2銘柄ということで。川重は不安だけど・・・。
7270 SUBARU ¥3,472(△¥150)
買)¥3,400×10000(含み益¥720,000)
7203 トヨタ ¥3,627(△¥117)
買)¥3,577×20000(含み益¥1,000,000)
ドル円の強さで買いと見た自動車。決算は好調に違いないけれど、今期はどうかな?というところ。トヨタは堅い見通しを出しそうだし、SUBARUは今期EVでこけそうだし・・・。だから両社とも株価は低迷と言ってもいいと思うけどね。特にSUBARUは・・・。
9501 東京電力 ¥999.2(△¥18)
買)¥976.5×5000
買)¥975.0×5000
買)¥972.0×5000
買)¥971.0×5000
買)¥970.0×5000
買)¥968.0×5000
売)¥1,000.0×30000(+¥837,500)
9508 九州電力 ¥1,469.0(△¥43.5)
買)¥1,421.0×6000
買)¥1,417.0×4000
買)¥1,415.5×2000
買)¥1,410.0×2000
売)¥1,472.0×2000(+¥124,000)
売)¥1,469.5×4000(+¥210,000)
売)¥1,467.0×2000(+¥103,000)
売)¥1,465.5×6000(+¥267,000)
9509 北海道電力 ¥1,107.0(△¥16)
買)¥1,061.0×10000
売)¥1,130.0×2000(+¥138,000)
売)¥1,126.0×4000(+¥260,000)
売)¥1,125.0×4000(+¥264,000)
3社とも今日決算発表なのかね。もちろん決算勝負をしてもあまり意味がないと思うので、初めから日経レバの穴埋めのつもりで値幅を狙った。決算警戒でもう十分売られたので、堅いかもというのが根拠。でも早めに利食いして終了したけど。
前場の収支:+¥1,760,000
雑感彼是
昨日からドル円の介入劇が面白くて、ほとんどPCに張り付いていた。巷間言われてるように、財務省が介入したところで、今回の円売りポジションは崩せないという下馬評が本当なのか?という興味も大いにあるしね。
それでも個人的には¥150が一つの目安かもしれないと思ってて、そこまで行ったときの地合いが大いに関係するとは思うけど、そう遠くないような気がしてる。仮に5月に売られるとすれば、リスクオフの債権買いになるかどうか・・・が一つの目安だと思ってるけどね。
そうなると¥150は維持するのが無理筋になってくるパターンが考えられるのでね。でもその時には日本株は厳しい下落も十分にあり得る。勿論米国株も、だけどね。
恐らく明日のFOMCでパウエル議長はその辺の危惧を打ち消すことはない、と思ってて、ならば年内利下げは最低でも撤回はしないし、少なくともQTの減速は言ってくると思うけどね。なので財務省の目論見通り、ドル円は円高方向へ動くことになるけれど。
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