金融主体のバリュー株相場へ:6月3日(月)後場

金融主体のバリュー株相場へ:6月3日(月)後場

日経平均株価 ¥38,923(△¥435)

金融主体でバリュー株がどこまで買われるか?が今週前半の勝負処!?

後場の相場概況

前場は半導体関連が緩んでいて、しかもその影響か電力株も弱い動きになった日本市場だけど、後場には半導体関連は持ち直してきた。けれども電力は結局大きく利食いされたまま大引け。

そのほかにもなんとトヨタが後場一段と売り込まれたりして、ホンダもマイナスで、理由は認証試験での不正発覚という事らしい。

マツダ、ヤマハ発動機、スズキも不正行為があったという事らしいけど、具体的にトヨタは7車種で不正が発覚したらしい。

自動車業界って本当に不正が多いんだけど、ちょっと調子に乗り過ぎてるんじゃないの?という気がする。各社とも業績は絶好調だけど、それって正直値上げ+下請け搾取の賜物だから。

なんか海外で売れれば国内はいいやみたいな気運もあったりして、馬鹿みたいに軽自動車の新車が200万とか250万とかね。そんな軽がばかばか売れるからホンダが狂っちゃったんだよ。

というわけで、本来株式市場を牽引しなければいけない自動車が、株価的にはボロボロなのでね。こういうことがあると本当に盛り上がらないので困る。なんかちょっと違うんだよね。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥28,470(△¥660)
買)¥28,180×2000(含み益¥580,000
買)¥28,150×1000(含み益¥320,000
株式投資をやってると、大きな値幅が出てくれると本当にうれしいもの。今日、レバに強気だったのは、仮に半導体関連がリバってくれたら、値幅が出るんじゃ?という思惑というか目論見というか、取らぬ狸というか・・・。でも所詮株ってそんなものなんじゃ?

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8306 三菱UFJ ¥1,696.0(△¥38)
買)¥1,685.0×20000(含み益¥220,000
買)¥1,683.0×20000(含み益¥260,000

8316 三井住友 ¥10,445(△¥155)
買)¥10,400×2000(含み益¥90,000
買)¥10,370×4000(含み益¥300,000

メガバンクが何処まで行くか・・・巷間言われてるように金利上昇、インフレ継続ってことならUFJ¥2,500、三井¥15,000は十分にあってもいいと思う。けれどもそれまでに、金融危機っぽい状況になるかもしれないので、そこを超える必要があるな、と。一筋縄ではいかない気がするけどね。


8604 野村 ¥988.3(△¥37.8)
買)¥975.0×20000(含み益¥266,000

買)¥962.6×50000(含み益¥1,285,000
野村は今は亡き師匠の古巣。こんなにいろいろ不祥事があった会社も珍しいし、バカバカしい損失を何度喰らったことか・・・。でもようやく通常運転できるようになったわけで、だったら¥1,000は越えて欲しいという願望も込めて。今思うと¥700台は買いだったな。昔UFJと同じ¥400台だったんだけどね。懐かしいな。

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8473 SBI ¥4,150(△¥88)
買)¥4,102×4000(含み益¥192,000
買)¥4,094×2000(含み益¥112,000
買)¥4,090×2000(含み益¥120,000

8591 オリックス ¥3,482(△¥63)
買)¥3,457×4000(含み益¥100,000
買)¥3,455×2000(含み益¥54,000

金融相場、バリュー相場となるとメガバンクだけじゃないし・・・。銀行家証券かわからないSBIと総合リース大手のオリックスを試しに拾ってみたけれど。リースは完全に出遅れてるセクターでもあるし面白いと思う。東京センチュリーと迷ったんだけど板の厚い方にしておいた。金融株って意外に難しいので、勝てる保証はないけれど。


7011 三菱重工 ¥1,390.0(△¥22)
買)¥1,371.5×20000(含み益¥370,000
買)¥1,367.0×20000(含み益¥460,000

7012 川崎重工 ¥5,995(△¥25)
買)¥6,000×4000(含み損¥20,000
買)¥5,976×2000(含み益¥38,000
買)¥5,970×2000(含み益¥50,000

買)¥5,965×2000(含み益¥60,000
買)¥5,957×2000(含み益¥76,000

三菱重工は相変わらず人気があるというか、なかなか魅力ある株価の位置でもある。分割は正解だった銘柄。一方、川重はまだまだ安すぎる!にもかかわらず、今日は売りたい大口が板と見えて、買い上がりに容赦なく玉をぶつけてきた。アルゴの売りだとは思うけど、完全に利食い売り。買い方にあまり嫌気させないで、買い上がりにぶつけるっていいプログラムだなと。川重はこれからだよ。

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9101 日本郵船 ¥5,119(△¥134)
買)¥5,015×8000(含み益¥832,000

9104 商船三井 ¥5,243(△¥59)
買)¥5,130×8000(含み益¥904,000

9107 川崎汽船 ¥2,441.0(△¥109.5)
買)¥2,356.5×20000(含み益¥1,690,000

バリュー祭りがいつまで続くのか分からないけれど、半導体関連が元気になってしまうと売られるだろうな、と覚悟はしてる。ただ少なくとも明日はGUが期待できるんじゃないか?ということでそのまま持ち越し。何度か売り勝負してダメだったけど、恐らく今月は潮目が変わると覚悟してて、そこではリベンジしたい。


本日の収支(前場・後場合算):(変わらず)


【現物株】

8306 三菱UFJ ¥1,696.0(△¥38)
現買)¥1,510.0×10000(評価益¥1,860,000
現買)¥1,509.0×10000(評価益¥1,870,000
現買)¥1,508.0×20000(評価益¥3,760,000
現買)¥1,507.0×10000(評価益¥1,890,000

9432 NTT ¥155.0(△¥0.7)
現買)¥155.0×100000(変わらず)
現買)¥153.5×100000(評価益¥150,000

現買)¥152.0×100000(評価益¥300,000

順調に値を切り上げてるUFJ、そして下げ止まってしまったNTT。当面というかしばらく売るつもりはないのでね。忘れていれば金庫株になるかもしれないんだけどね。それにしてもNTTの株数が足らない。揉み合ってるけど、下に抜けそうにないんでつい手を出してしまったけど・・・。

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雑感彼是

株式市場にとっては今回のOPECプラスの減産継続は、はっきり言ってプラス材料になると思う。問題は年内減産体制を継続するけれど、その後は徐々に解除する方向というコメントだよね。これから受け取れることは、やはり産油国の財政も厳しいのだろうということ。減産して多少価格を維持できたとしても、売れないのであれば財政は改善しない。なので足並みがあっているのか?というと、イランじゃないけれど実際はスポット市場に相当安価で出しているわけで・・・。

そういう意味では今後原油価格が減産により上昇するという可能性はあまり考える必要がないということ。それはインフレに対して直接機に効くわけで、なんとなくすんなりとFRBは利下げに向かうかもしれない。

けれど、そうなったらなったで、景気は非常に悪化しつつあるわけで、それ自体手放しでは喜べないとは思うけど、いずれにしても個人消費がダメになるのならば、景気後退は避けられないということ。そして、それはリセッションに繋がるんじゃないかという事です。

今日は買持のままだけど、何やら米国市場は急激に下げ始めてる・・・。ちょっとその理由がわからない。欧州市場が始まって高寄りから急激に売られてるのに連動してるのかな?