テクニカルリバウンドは様子見:4月8日(火)前場

テクニカルリバウンドは様子見:4月8日(火)前場

日経平均株価 ¥33,030(△¥1,894)

まずは大幅リバウンド出来た日本市場。ここからは厄介な相場になる!?

前場の相場概況

昨日の大陰線からのテクニカルリバウンド?になった日経平均だけど、これだけ戻ればまずは安心感も出るんじゃないかな。もう少し戻るような気がするけれど、でもまだまだ何が出てくるか分からない。警戒すべきは、米国債10年金利が上昇してトランプの意図とは逆に動いてしまってること。これをトランプが打開しようとすれば、また厳しい発言が出てくるかも。

何といってもトランプ相場なので予断を許さないところがあるから。

個人的なシナリオはもう書いてきてるので、そういう見方に今のところは変更なしなんだけど。株価の動きとなると、分からないことだらけで・・・。今回の下落では大分大口やヘッジファンドなんかも傷ついたと思うし、個人投資家さん達で信用やってると、大損と大儲けが同居してるんだろうけどね。

そうした需給の乱れみたいなものが、株価に反映されるのに多少の時間はかかると思う。

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そうこうしてるうちに米国市場は決算相場が始まってるし、今週は確かCPIも出てくるはずで、これが結構ボラを生みそう。また決算をにらんだ動きは日本株にも出てくるだろうから、ますます難しくなってくる。特に個別相場はヤバイ。

早速フジクラが戻りS高してるし・・・。この相場は、ここからは相当に手強いぞ。

前場の取引とポジション

8306 三菱UFJ ¥1,668.5(△¥173)
空売)¥1,685.0×8000
空売)¥1,683.0×4000
空売)¥1,680.0×4000
空売)¥1,678.0×4000
買戻)¥1,655.0×20000(+¥544,000
連日、下にも上にも10%以上というハイボラがちょっと信じられないくらいだけど。こういうこともあるんだな、と初めての体験だった気がする。デイトレならば小掬いはいくらでもできそう。でも次に何か出るまでは、もう少し戻るかな?という気がするので、まんまデイトレに徹した。

ちょっとこの状況では売りも買いもポジションは建てられない。米国ダウCFDに上昇圧力がかかってしまい、日経平均は大幅GU水準から一段高してるし・・・。昨日買いを入れた人は大きく獲れただろうし。でも昨夜何もでなくてよかった。一つのポイントだった気がするからね。昨日米国市場が大幅下落だったら、と考えると背筋が寒い。

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3350 メタプラ ¥358(△¥55)
現買)¥300×30000(評価益¥1,740,000
ビットコインもなんとか1200万台に復帰して欲しい。出ないと、メタプラはいつクラッシュするか分からないから。1200万が抵抗線になってくれれば買い増せるんだけど。

9432 NTT ¥142.6(△¥3.7)
現買)¥136.0×50000(評価益¥330,000
現買)¥135.9×50000(評価益¥335,000
現買)¥135.8×50000(評価益¥340,000
現買)¥135.7×50000(評価益¥345,000
現買)¥135.6×50000(評価益¥350,000
現買)¥135.5×50000(評価益¥355,000
今年は相場が落ち着けばNTTに期待したいけど・・・落ち着くのかな?


前場の収支:+¥420,000


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雑感彼是

なかなかトランプ大統領の計算通りには市場は動いてはくれない。関税で株式市場は急落したけれど、結果として米国債10年金利はインフレ懸念で上昇する一方のように見える。このまま関税に拘っても金利は下落しそうにないという市場の抵抗に、次にトランプが繰り出す政策がより厳しいものとなる可能性があるんじゃないか?ということ。

何だかトランプ大統領を見ていると、世界を相手に孤独な戦いをしてるなぁ・・・と感じてくる。それも、なんとなく負け戦なんだろうなぁ・・・というね。そう思うとちょっと悲しくなってくる。

何とか6月のロールオーバーは凌げたとしても、その後の政策・・・MAGAは無理だと思う。製造業の回帰はもはや米国には無理だろうし、中国の敵ではないような・・・。

少し政策の方向を変えた方がいいしね。

昨夜米国市場が何とか耐えたことで、株式市場の過度な暴落は止まるとは思うけど、問題なのは米国の景気だよね。スタグフレーションに堕ちたら、FRBの利下げもなかなか効かないし。

厳しいね。