終始売られ過ぎの反動で買い優勢:4月8日(火)後場

終始売られ過ぎの反動で買い優勢:4月8日(火)後場

日経平均株価 ¥33,0152(△¥1,876)

売られ過ぎの反動は昨日の全値戻し。昨年8月の相場再現か!?

後場の相場概況

昨日の大陰線を引け値でもほぼ全値戻しとなった日経平均株価。どの銘柄も朝寄りの大幅GUを維持するような恰好で終始推移するという非常に強い相場になった反面、あくまでも全体相場の水準が大きく戻ったということで、日中のボラはさほど大きくなかった。

つまり、大きく下げる場面でも、大きく戻る場面でも、あくまでも水準訂正という側面が非常に強い相場だったと言える。

なので、個別を狙おうにも、焦点は全く定まらず、また株高がトランプ政策に逆行するということを考えると、戻りを全力で狙う気になれなかったし、売り建てにはまだ早いという、最後の最後まで様子見相場だったと思う。

この後の株式市場、当面の目標は10日の3月CPIということになるわけで、それまでは今の戻り相場が継続するような気がするけれど、景気の後退は避けられそうもなく、したがってCPIでインフレが悪化しているということになると、戻り相場もいよいよ怪しくなってくる。

従って、関税の推移もさることながら、次は全面的にスタグフレーション入りか否かが株式市場の大きなテーマになってくると予想。個人的には、日経平均¥34,000程度が一つの目安になると思っていて、5日線が急激に下降してきて攻防になるのがちょうど10日辺り、と思って観ているんだが・・・。

底では十分に勝負できるはず・・・。

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後場の取引とポジション

8306 三菱UFJ ¥1,658.0(△¥162.5)
買)¥1,630.0×20000(含み益¥560,000
買)¥1,627.0×10000(含み益¥310,000
買)¥1,626.0×10000(含み益¥320,000
買)¥1,625.0×10000(含み益¥330,000
面白いように売られまくったメガバンクだけに、せめて¥1,800くらいまでは戻るかなと。でもそうなるとこの大きな銘柄が底値から約480戻ることになるので、とんでもない値動きだなと・・・。昨日の底値ではなかなか・・・。


6758 ソニーG ¥3,218(△¥209)
買)¥3,180×8000(含み益¥304,000
買)¥3,170×6000(含み益¥288,000
買)¥3,155×4000(含み益¥252,000
買)¥3,150×4000(含み益¥272,000
同じような値動きをしていた日立を見て、ソニー買を決めた。日経平均は5日線と出会うまでは戻るという勝手な想定なんだけど。

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3350 メタプラ ¥342(△¥39)
現買)¥300×30000(評価益¥1,260,000
前場の引け直前に¥361まであって、後場はそこから大きな利食いに見舞われて¥330を割れて、¥15ほど戻して大引けという、強烈なボラを見せたメタプラ。まだ場合によっては¥300割れもあるかなと思っているので、その時は勝負を賭けるつもり。

9432 NTT ¥143.7(△¥4.8)
現買)¥136.0×50000(評価益¥385,000
現買)¥135.9×50000(評価益¥390,000
現買)¥135.8×50000(評価益¥395,000
現買)¥135.7×50000(評価益¥400,000
現買)¥135.6×50000(評価益¥405,000
現買)¥135.5×50000(評価益¥410,000
NTTも株価を追加できずに上に逃げられてしまった格好。やはり思い切った大きさのロットで買うべきだったかも。ちょっと悔しいけれど、まぁ、仕方ない。買いのセンスは全くないのでね。

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本日の収支(前場・後場合算):+¥420,000


雑感彼是

さてこの相場、底打ち完了で戻り相場に突入していくという見方に、個人的には全く賛同できなくて、むしろこれからが本当に嫌な相場に突入すると見えるんだけど。もう少し相場自体が落ち着けば、結局のところ日本株を左右するのはドル円なのだ、と思ってるのでね。

なので、余り関税に拘り過ぎるのも良くないし、結局はドル円がどの水準で落ち着いて、その時の主力企業の業績がどうなるのか?と考えないとダメなんだろう。

なのでとにかく日本株にとっては、為替を弄られると弱い。今後の相場を見てゆくときに、最も重要な要素だと思ってるのでね。

まぁ、5日線までは・・・。そこからは本格的に戻り売りも出始めるだろうし。