GWは嵐の前の静けさ!?米国経済は確実に悪化、日本の政治も・・・

GWは嵐の前の静けさ!?米国経済は確実に悪化、日本の政治も・・・

好天のGW・・・気持ちいいですね。なんかトランプ市場のもやもやが吹っ飛ぶような日差し。やはり人間、株価ボードと睨めっこ、なんていう不健康な生活ではなくて、青空の下にでて日差しを浴びるって大切かなと思います。

昨夜の米国株式市場はと言えば、一旦は大きく売られたけれども、大引けにかけては全値戻し。下落した原因というのは言うまでもなく米国景気不安。米国消費がかなり弱ってきてることを今夜の4月カンファレンスボード(消費者信頼感指数)が物語るだろう。でも上昇中の相場というのは強くて、悪材料など全然平気、みたいな動きをするんだよなぁ・・・。

この辺が株式市場なんだよね。理屈じゃない需給というか、ウォール街が米国株はイケイケみたいなことを言い出してるし、投資家はついつい乗ってくるんだよね。

でも米国経済は確実に悪化してる。

カオスと狂気 ダラス連銀製造業指数が・・・

個人的には、案の定、米国債10年金利が低下してきて、嫌な感じになってきてる。ドル円も¥142.200くらいまでになって来て早速切り返してきた。日本も決算相場に入ってるので、指数全体もなかなか動きずらいという部分もあるのだろうけど、ちょっと嫌な感じだよね。

Advertisement

明日は日銀会合の発表があって、当然日銀は「政策維持」で利上げ方向は崩さない。植田総裁の発言の如何では10年金利は上昇するんじゃないか?無いとは言ってるけど、為替に対する米国の要求は水面下では示されていると思うのでね。

そうなったとして、雇用統計、GW明けのFOMCと続く日程の中で、米国債金利の引き下げが取りざたされた場合、ドル円は¥140を割ってくるだろうし、勿論その場合はキャリトレの解消売りが日本株を襲うことになるかも。金利差が2.500pに近付くってなかなかの状況だからね。

その辺りは要注意だと思ってます(一応覚悟はしてる・・・)。

Advertisement

さてそろそろ参議院選挙を意識して各党が色々な事を言い始めてるけど、流石に自民党は石破おろしになるだろうし、立憲もグタグタで食品は1年間だけ消費税ゼロなんていう意味不明の政策を打ち出してる。もっとも米価が下がらないから自民はダメだろうけど。

でも結局選挙前に「内閣不信任案」が出そうもないし、「政治は選挙」が与野党ともあからさま。ポピュリズムだの何のって言うけれど、選挙はポピュリズムの勝負じゃんね。だから日本保守党も残ってるわけで・・・。

それにしても日本保守党は醜くなったね。街頭演説でなぜ事務総長がバリバリ演説してるのか分からないし、相変わらず他人批判ばかり。この政党はLGBT理解増進法が国をダメにするって言って立ち上げた政党のはずだけど、やってることは喧嘩ばかり。国政政党が有権者を告訴するというなんか訳の分からないことをやってるけどね。

はっきり言ってこういう政党はもう去って欲しいけど。それでもポピュリズムに訴えて選挙するんですよ。有本、百田のこのコンビ、政治家なのか評論家なのか、得体が知れない存在となりつつある。とにかく街宣以外まともな政治活動はしていない。街宣では批判ばかり。もう終わりましたね。

最近の保守というのは、故安倍首相の威光を笠にいろいろ言って出てきたけれど、安倍首相は保守?ってこともあるし、いつまでもダシに使っても仕方ないしね。いまだに、安倍さんは・・・とか言ってるしね。安倍さんじゃなくて自分たちの言動や行動なんだよね。

Advertisement

とにかく、これだけ言いたい放題をするなら、有本も百田の選挙で当選しないと、そろそろ示しがつかなくなるよ。それと個人のYOUTUBEはやめないとね。忙し過ぎて・・・の理由にはならんよ。

国民民主もいつまでも減税ばかりじゃ、ちょっと厳しい。いろいろ時期参議院選挙の候補擁立で叩かれてるけど、党勢拡大に焦ってるんだね。でもどんな候補でも決めるのは有権者だから・・・。

ちょっと危ないけれど、令和はまた勝つだろうね。公明党も連立解消しないと、衰退は止まらんぞ。あそこは若い人がいないから、自民にしがみついていても学会の衰退は止まらない。そして面白いのは自民党と立憲の選挙後の動きだと思う。ここで負けて本格的な再編みたいなことが起きないと、日本もちょっとダメだろうなぁ・・・。

米国がトランプでグチャグチャになって来て、日本も政治が出鱈目で、いよいよ混迷の時代が本格化しそう。またそうならないと世の中ダメなんだろうと思う。米国はこのままでは確実に債務に押しつぶされちゃう。リセッションになったら今回だけは、ちょっと傷口が深そうだから。