山尾志桜里と仲良しの玉木代表。船底の穴に気付かず・・・
- 2025.06.11
- 放言

減税を主張して人気絶頂を迎えていた国民民主党玉木代表は、参議院選の党の公認候補として、突如山尾志桜里氏を発表した。
他にも足立康史氏とか須藤元気氏、薬師寺道代氏というある程度知名度のある元議員達も公認しているけれど、この4人の中ではまともに近いのは薬師寺だけかな。薬師寺は通称で本姓は斎藤だけどね。
薬師寺道代氏は女医で一応医学博士(東京女子医大で取得)だけど、なぜか政治が好きでみんなの党から3回目で参議院に当然。1期だけやって任期満了で新型コロナ治療専念のため立候補を見合わせた。でもこの時は何故か自民党に入党してたんだけどね。
須藤元気氏は何でもやる人だけど定まらない人。知名度が上がるならそれこそなんでもOK。格闘家、放送作家、パフォーマー、国会議員、作家、書家、居酒屋二代目、英会話学校代表という肩書。人のまねが上手なんだろうね。政治的発言もしっかりしたバックグラウンドがあるわけでもないから。
足立康史氏は言わずと知れた維新の元衆議院議員。4期務めたけれど、維新批判で党員資格停止。選挙区に対抗馬を立てられ辞退。要するに経済産業省の官僚あがりの理屈屋。得意技は揚げ足取り。こういう理屈ばかり言う官僚上がりの野郎は個人的には大嫌い。
そして真打登場は山尾志桜里氏。学芸大附属高校から東大文一へ。司法試験に合格し検察官になる。その後民主党から衆議院議員当選という華々しい経歴。けれど山尾志桜里は日本一嘘つきな元検察官となる。出鱈目を極めた政治資金報告種。不倫と不倫相手(弁護士の倉持 麟太郎)の奥さんの自殺。議員をしながらプライベートの奔放さがバレると嘘八百を並べる。でも、国民民主党結党当時から玉木と仲が良かった。なのでスキャンダルにまみれても玉木は何とかしてあげたかったのだろう。仲良しだからね。
と言うわけで国民民主党は減税で大いに国民の支持を得て衆議院選挙で躍進し、次は参議院で党勢拡大と意気込んでいたときに、玉木代表の不倫発覚。3ヵ月の謹慎期間を幹事長の榛葉氏が支えて復帰し、自民党を抜く支持率という勢いの頂点で意気込んで発表したのが、この4人の公認候補だった・・・。
玉木も山尾も東大出身。玉木は官僚で山尾は検事。そして二人とも政治家に転身。まるで絵に描いたようなサクセス・ストーリー。とにかくこの二人、如何せん下半身がだらしないんだ。でも立場上だらしないとは言えないので嘘をつく。そして公私混同で嘘をつくようになる。
議員というのは支持者に担がれた神輿のようなものだから、担ぎ手が我慢できるようなことならばなんとかなるけれど、実際玉木はごめんなさいといって許してもらったけれど、山尾は政治資金や議員パスといったお金が絡んできて、そこで不倫して不倫相手を政策秘書のしたりして、嘘の鎧で固めちゃった。決定打は不倫相手の倉持の奥さんの自殺で、流石に担ぎ手も手を放しちゃった。
そりゃ神輿も転落するでしょ。でも公認候補と発表したから国民民主党を巻き込んでの転落劇となってしまった。そして見る見るうちに国民民主党の支持率は崩壊!玉木命なんて公言してた榛葉幹事長も結局は玉木に砂を掛けられてしまった。
船底に空いた大穴に船長が気付かず運航した国民民主丸。気付いたときには浸水は止まらず、公認取り消しでは穴は埋まらず沈没目前の窮地。
この窮地、榛葉代表で乗り切るしかないんじゃ?
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