永遠と続く軍拡の時代！人類破滅の序章？

世界は軍拡の時代へと突入してしまうのだろうか？正直、60年以上生きて来て、今、軍拡の時代になるとは夢にも思わなかったよ。

第二次大戦終了から80年を経て、人類って結局何を思ってここまで来たのだろう？と。戦争で大きな犠牲を払ってもなお、核の時代へと突き進んだ。主要戦勝国以外でも独立運動が盛んになり、内戦で多くの犠牲者は出続けた。ソ連や米国は世界を自国の陣営に囲い込もうとし、途上国への介入を続けた。

核開発では数千回の核実験によって地球環境を汚染し続けたし、軍威力の強化はそのまま両陣営の覇権争いの象徴と化した。

この地球上で争いは絶えることなく続いている。20世紀が戦争の世紀というなら21世紀はどんな時代だというのだろう？確かにテクノロジーの進化は目覚ましく、ネット時代が花開いたことは確か。でもそれがどうしたというのか！他国領土へ武力で侵攻し政治体制を変え権益を奪い取るような無法が次々に行われる。

他国の領土は歴史的に我がものだと平然と宣言し武力侵攻をする。仕舞には1600kmも離れた国同士で、弾道ミサイルの報酬が行われる。第三国が介入し大規模爆撃を加える。一体これはどうしたことなのだろう？

NATO加盟国はロシアの脅威の前に、防衛支出（軍事力強化）を大幅に増強する。米国は中国や北朝鮮の脅威の対策として、日本にGDP5％という防衛力強化（NATOと同水準）を要求してきた。

遠隔操作やAIでの自立型ドローンやロボットが導入され、いつでも好きなところから攻撃することができ、さらにAIの導入によってあらゆる兵器が自立判断の機能を持つ日も近い。戦争はロボットによって行われ、そこには何の感情も入り込む余地がない。

このまま行けば、あらゆるテクノロジーは軍拡に応用され、悲しいかな犠牲になるのは生身の人間だけ・・・。

これが正常と、進化と言えるのか！？

そしてそれらを賄うのは全て債務なのだから。

未来は破滅しか見えない。