金融爆弾には要注意かも:10月10日(金)寄り前

金融爆弾には要注意かも:10月10日(金)寄り前

おはようございます。

昨夜の米国市場は弱含み。特にダウは陰線4発重ねての下落基調となったけれど相場が崩れてる気配はまだなし。NASDAQ、S&P500は全く崩れる気配さえ感じさせない。要するに下げても強い動きってやつ。

それに比べて日経平均の何と乱暴な上昇なのか?ってね。SQは¥48,500をキープして今月も暴利をむさぼってる外資と言う構図。そしてドル円は余裕で¥153台とくれば、今日日経平均がどう動くかが見物になる。

とは言え、昨日は上放れ陽線のほぼ高値引け。どういう事?って言いたくもなるけどね。

さて米国自動車部品メーカーのファースト・ブランズに対し、農林中金と物産の合弁会社が子会社を通じて27000億円の債務保証を提供していたというニュース。また農林中金かよって感じだけど、いつものことながらこうした金融情報は、事前に出ることはまずないね。

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そこが金融業界の怖いところで、情報が開示されるときにはもう何をやってもダメという状態になってからだから。その上この複雑怪奇な現在の金融状況では、何処が何をやってるのか、どう繋がっているのか全く分からないわけで、金融には地雷が山ほど埋まってるんだ。

それが経済状況が悪化したり、要は極端な変動があったりすると、バン!と破裂して表面化してくる。それも今のジャブジャブ状況では、金額が相当に多いからなぁ・・・。今後も金融には要注意というか、日本のメガバンクだって全く安全という保障はないからね。どんな影響を受けるか分からない。

こういう金融状況ではそれが一番怖いんだね。

いずれにしても、日経平均PERは18.85だってこと。これから11月には決算に入るわけだけど、これをどう評価するかが問題だと思う。問題大ありだよ。