本音で書く相場雑感 その4(8月26日版)
- 2026.08.26
- 放言
明日の朝、NVIDIAの決算発表の予定で、投資家は揉みあいながらじっと様子を伺ってる感じ。日米市場ともにね。
でも、もしかしたら、もはやNVIDIA云々でAIを語ったらダメなんじゃないか?ってところまで来てるような気がするんだよ。AnthropicもOpenAIもAIエージェント開発の過程で、暴走事故を起こしてる。特にOpenAIのエージェントは、社内のエージェント同士が結託して質問を説くために違法な侵入やハッキングをしてしまったというのは、相当にショッキングだった。
今年はAIがAGIに進化する年と言われてるけど、そのプロセスでは人間が想定できないような行動を自律的に(勝手に)行ってしまうということ、他のAIといとも簡単に連携するということ、そして質問の回答をするためには、例え違法であっても簡単に妥協してしまうということ、と言ったあらかじめ想定されていた脅威が現実になるということを見せつけられた。
いま、AI関連企業が血眼になって覇権を争っている理由もまた、この辺にあるんじゃないかと思ったり。それこそAIは万能なのだと信じて疑うことなく膨大な投資を行っている。それはもう異常としか言えないレベル。
変な話、SFでAIが支配する近未来、みたいなことが足元で現実になろうと、いやまさに、そしてすでに技術的には十分可能であるからこそ、無謀な投資もできてしまう。というかそうしないと、勝たないと、負けることが分かってる・・・そんな危機感もあるのだろうしね。
なんならそれはNVIDIAがどうの、SKやサムソン、キオクシアどうの、半導体製造装置がどうの、というレベルじゃないのかもしれない。恐ろしいのはまさにソフトパワーなんだと改めて思う次第。
もう、こうなってくると、「一寸先は闇」というか少なくとも誰もこの先どうなっていくのか、想像できなくなってます。量子論の野村先生でさえまったく分からないと言ってたしね。
AI自体はそんな状況にあって、いよいよ明日の朝はNVIDIAの決算発表だけど・・・。今回個人的に売られるんじゃないか?と思ったのは、つまりはこれまでに出てきた2Qのハイパースケーラー各社の決算とか、DC関連企業の決算とかと今回のNVIDIAの決算をAI解析して関連性を見る。そしてもしも重大な懸念が出てくるようならば、売られるんじゃないか?と思ったから。
いまのAIレベルでも、公表されてるすべての決算を読みに行く。もちろん決算だけでなくIRやニュース記事や、関連資料は全部読みに行く。こんな状況だから懸念はいくらでも出てきそう、なんて思えてしまうんだよね。
もちろんAI関連投資にはブラックボックスがあるし、表面化されていない資金の流れもあるだろう。プライベート・クレジットなんていうとんでもない仕組みが主流になってるということもあるから、未知数は消えないけれど、だからこそ、売られるというのもあるしね。
まぁ自分としても、今回は一つの実験じゃないけれど、日経レバのポジションを建ててみて、本当にどう動くのかを見極めたい、と言うのがあるしね。AIでいろいろ試行錯誤しながら、何かヒントを見つけないと、これからは勝てなくなるという危機感があるからね。
いやはや、本当に恐ろしい時代になったね。
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