日経平均2万円割れなきゃ収まらない相場!?:8月7日(水)前場
- 2019.08.07
- トレード日記
日経平均株価¥20,417(▲¥167)
米中対立、そして韓国通貨に対する懸念は,そう簡単に織り込めるようなものではない!?
前場の相場概況
前場の日経平均は当然続落。昨日の空売り比率は48.7で月曜の史上最高値51.5から思ったほど買い戻しが進んでいないことが伺えた。つまり、今回の下落相場は、買い需要が不足する時期でもあるために年初のようなV字回復は望めないと思う。
この先、米中関係は相当な懸念がある。また韓国経済もウォンがザラバ中に急上昇するなど、非常に危機的な状況が継続している。
こうした中でここから秋に向かって反発することを前提とした評論家やアナリストの発言には耳を疑うものがある。韓国ウォンはどの道28日で暴落するだろう。
また米国も9月以降対中国に対して強硬な姿勢で臨むのはほぼ確定的。
その状況を読まないで、急落場面であるから「買い」というのはいかがなものか?
この前場は明らかにウォン相場を嫌っている動き。短期トレーダーはウォン相場に要注意だと思う(米国資本は逃避タイミングを狙ってる!?)。
前場の取引とポジション
6954 ファナック ¥17,870(▲¥435)
空売)¥18,305×2000
買戻)¥18,105×1000(+¥200,000)
買戻)¥18,075×500(+¥115,000)
買戻)¥18,060×500(+¥122,500)
空売)¥18,170×500(含み益¥150,000)
空売)¥18,175×1000(含み益¥305,000)
空売)¥18,195×500(含み益¥162,500)
空売)¥18,200×1000(含み益¥330,000)
中国経済の厳しい状況、そしてサムソンを擁する韓国経済を考慮すれば、ファナックは最も買い辛い銘柄になる。昨日の持ち越しポジションは大いに悩んだ末に、両国の影響が強い2銘柄を持ち越したつもり。
そのファナックだが8月は売られて当然の状況だと思う。リバウンドするとしても9月に入って状況を見る必要がある。もちろん半導体関連や電子部品も同様だと思うが・・・。
需給が怖くて半導体に入れないというのは悔しいんだが、今日はエレクもアドテストも売られてる。ということは、現物が売られてるということだから・・・。
6758 ソニー ¥5,870(△¥72)
空売)¥5,785×7000
空売)¥5,786×2000
空売)¥5,788×2000
空売)¥5,791×2000
空売)¥5,792×2000
空売)¥5,798×5000
買戻)¥5,868×20000(-¥1,561,000)
空売)¥5,900×10000(含み益¥300,000)
空売)¥5,895×10000(含み益¥250,000)
空売)¥5,894×1000(含み益¥24,000)
空売)¥5,892×2000(含み益¥44,000)
空売)¥5,891×1000(含み益¥21,000)
空売)¥5,890×1000(含み益¥20,000)
空売)¥5,888×3000(含み益¥54,000)
ソニーはもう完全に勝負モードに入ったよ。韓国の文在寅政権はもしかしたらサムソンを分割解体して中国と北への貢物にでもするつもりなのか?と思うくらい滅茶苦茶な仕打ちをしてる。実権を握ってる副社長の最高裁判決が間もなく出るが、大揺れはまず間違いない。
しかも28日にホワイト国除外が施行されたらサムソンは事業が立ち行かなくなることは確実。
というわけでソニーはサムソンにCMOSや半導体を売ってる代わりに有機ELを買っている。というかソニーはTVにしてもスマホにしてもディスプレイは韓国製だから・・・。
4-6月でデバイスの業績がよかったのは駆け込み!?
8058 三菱商事 ¥2,670(▲¥40)
空売)¥2,708×10000(含み益¥380,000)
昨日に引き続き商事は売り。まだ需給が収まるレベルじゃないとみて軽めに入った。案の定、下げてくれたので、多少でもソニーの穴埋めができるかもしれない。
9984 ソフトバンクG ¥5,164(▲¥36)
空売)¥5,283×10000(含み益¥1,190,000)
もうひとつ、SBGは今日決算発表なのだが、もちろん今回の決算だって悪くないはず。ただ昨日、毎年恒例の社債を今度は個人向けに6000億円起債すると。それがカチンときた。
実際こうも毎年のようにやられると、SBGの資金繰りは火の車何だろうと容易に推測できる。6000億でも利払いにもならないというとんでもない状況・・・。しかも、韓国での発言と、なんとなくこの企業の実態が見えたようなそんな気がする。
前場の収支:-¥1,290,000
前場の感想
昨夜から今回の米中対立について再度いろいろ調べてた。調べながら、米国ダウがショートカバーされて上昇している中、日経平均CFDが動かないのをみて、流石に米国勢も昨日の戻りがショートカバーオンリーだったことを見越したなと思った。
ドル円は¥105台から¥106半ばまで戻したが、これとて短期の買い戻しに過ぎない。とにかく28日、そして9月1日を経て相場の模様がどう変わるのか。暴落はあるのか?(かなりの確率で暴落は有り得ると思う)
そこを見ないで買いなんか推奨してんじゃないよ!と言いたいね。
と言うわけで、担がれたソニーを仕方なくロスカットしたが、中国&韓国(サムソン)に突っ込み過ぎてるソニーは、いくらでも売ったるわ!という心境。
勝負なんだよ。
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