今夜GUされそうな日経平均:2月13日(木)前場
- 2020.02.13
- トレード日記
日経平均株価 ¥23,875(△¥14)
日経平均¥24,000乗せのための布石を打ってるような相場。ここは売り勝負出来ない。
前場の相場概況
海外勢はここまで来るとどうしても明日のSQを日経平均¥24,000で決めたいのかも。ザラバでは無理する必要はなくて今夜のCFDで行ってしまえばいいのだから・・・。なので、新型肺炎の感染者数を急に中国が増やして動揺した相場だが、ジワジワと上値を買う動きになってる。
ドンドン買う、と言う感じじゃなくてジワジワと買ってゆくというのは、結構強くて雰囲気は「売れない前場」という感じだね。けど、朝の時点で狼狽してたからそこまで考える余裕もなかったし、買い玉を投げてしまったのだから、再度買う気力はもうあまりなかったけどね。
こうなると多分、後場は下げることはないんじゃないか。昨日の推移からしても、昨夜のCFDに近づける動きになると予想してる。けど上が計算できないから、買い場じゃないし、値動きがグチャグチャなんで、デイトレも難易度が高そうだ。
しかし、新型肺炎の拡散という悪材料があって、その中で米国市場が上値追いしてるという、本当にグチャグチャな相場になってしまったな。良くわからんけど、その上GPIFが外債を買い始めちゃって、実質的な円安誘導なんかやってるから、ますます相場が混沌としちゃう。
特に個別銘柄の難易度が高すぎて・・・。こういうときは思い切り腰が引けるよ。手も足も出ず、というところ。
話は変わるけど、日産がちょっとピンチだね。ちょっとどころか相当にヤバイことになってるかもしれない。株価は底なし沼に嵌ったよう。ヤバすぎるね。
前場の取引とポジション
6758 ソニー ¥7,702(▲¥15)
買平均)¥7,698×4200(含み益¥16,800)
外資はこの状況でも¥24,000を狙ってくると見て、ちょっと買ってみたけど、どうだろうね。半導体も電子部品も買いが先行してるのに、ソニーが出遅れ気味。今日は後場はソニーだけ、見ようか。売れるタイミングじゃないからなぁ。
9984 ソフトバンクG ¥5,719(▲¥32)
空売)¥5,830×4000
買戻)¥5,711×4000(+¥476,000)
寄り付きだけは素直に下げたけど、どうなるか分からないと思ってた。だいたい、悪決算で下げるような性質のものじゃないし・・・。ここで上げれば上げるほど面白くなるんで、頑張って上がって欲しいね。
8306 三菱UFJ ¥571.2(▲¥1.3)
買平均)¥571.6×104000
売)¥570.2×104000(-¥145,600)
8604 野村 ¥565.7(▲¥1.9)
買平均)¥566.9×120000
売)¥564.4×120000(-¥300,000)
8591 オリックス ¥1,936.0(▲¥14.5)
買平均)¥1,941.0×16000
売)¥1,932.0×16000(-¥144,000)
買い勝負にでた金融株3銘柄は、寄り付き直前の中国当局の感染基準変更とかで、新型肺炎の感染者が急増・・・。何をやってんだか知らんけど、内外から感染者数に対する批判が相次いでたからね。それでも、基準を変えたという言い訳が笑える。
しかし笑えないのが寄り付き前に急落した相場で、明日がSQだからネタにされて叩かれる目もあるから、仕方なく寄り付きで手仕舞いした。
こういう相場はだから、もうどうなっても不思議じゃないけど、難易度高すぎる。
4661 OLC ¥14,900(△¥320)
空売平均)¥14,814×4000
買戻)¥14,590×4000(+¥896,000)
マイナスするのが見えていたんで、仕方なく利食いして穴を埋めようと思った。
9517 イーレックス ¥1,569(▲¥24)
買平均)¥1,531×6400
売)¥1,585×6400(+¥345,600)
9889 JBCC ¥2,035(△¥8)
買平均)¥2,032×3600
売平均)¥2,036×3600(+¥14,400)
小型株2銘柄も手仕舞い。押し目でチャンスということだが、まぁ、欲張る必要もないだろうということで、マイナスが出ないのを確認して撤収した。イーレックスがいいところで入れたので、利食いになってラッキーだった。
前場の収支:+\660,000
前場の独り言
こんな状況になってしまって、中国はなおも「今年の経済成長目標6.0%を達成する」と言ってる。そのためにバシバシ資金を投入する宣言だ。それが中国のインチキ経済の基本なんだろうね。こうして宣言して内外に告知して種を蒔いておく。あとは実体経済がどうなろうと、適当に露骨なインチキに見えないところで多少の妥協もして数字を発表する。
今回の新型肺炎の感染者数とか死者数の発表がその良い例だね。
米国の場合は、正直中国が何をしでかそうが、実体経済にあまり影響がでないからスルーできちゃう。ところが、日本経済はそうは行かないのよ。余りに中国のウエイトが高すぎるし、ダメかも、と分かってても企業は、内需に絶望してるので、出ていかざるを得ない。そこが、今年の最大の落とし穴になるかもしれない。
前場の動きを見ると、日本市場はプラ天したあたりで急激に上値が重くなった。多分、ここで戻りいっぱいとか思って売り玉を建てたりしがち。それで後場寄りで多少売られたりすると、ますますムードが悪化する。けれども、今夜米国市場が高値更新してくると、CFDが¥24,100とかなっちゃって・・・。
その手は食わないぜ。こんなヤバイ雰囲気じゃ売り建てできないね(苦笑)
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