この時期の4連休の滅茶苦茶:7月22日(水)前場
- 2020.07.22
- トレード日記

日経平均株価 ¥22,828(▲¥55)
4連休前だから・・・売られるのを覚悟していたけれど・・・。
前場の相場概況
政策期待が先行した米国市場は、ダウが$159して返ってきたけれど、NASDAQ安では日本市場も簡単には上値を追えなかった。日本市場が上値を追うには、半導体・電子部品が牽引しないことには話にならない。ところが、そのセクターが下げて戻ってくると強くなり様もなし。
しかし、昨日の日本電産の決算が予想以上に堅調だったことで、市場のムードはさほど悪化していない。日本電産といえば、ハイテク部品というよりは、自動車関連のモーターとコンデンサが主力なので、これはかなり好材料なのではないか?と思う。
例えばトヨタは動いてはいないけれど、昨年比97%まで工場の稼働率が戻っているという記事も出てる。製品ラインナップもとにかくヤリスを出したことが、かなりプラスになるのでは?と思う。したがって通期の予想は出さないだろうけど、思いのほか1Qは悪化していないのでは?と感じさせる。
同様に、米国市場がある程度回復しているというのであれば、SUBARUあたりは底打ちを予感させる内容になるのではないか、と思う。中国懸念がない分だけ、SUBARUは有利に違いないからね。
というわけで、まぁまぁ、前場はハイテクが売られて、バリューにある程度資金が入ったので、ラッキーにもロスカットせずに済んだ。
しかし、米国ダウは強いねぇ・・・。決算前で日本市場は追えないだろうけど。4連休前だしね。
前場の取引とポジション
8306 三菱UFJ ¥417.0(△¥0.9)
買平均)¥415.6×180000
売)¥417.1×100000(+¥150,000)
売)¥418.0×40000(+¥96,000)
売)¥419.0×40000(+¥136,000)
新型コロナでメガバンクの業績がいいはずもない。けれど、赤字には絶対にならない安心感があるので、¥400に近付くとさすがに買いも入るよ。ロングで運用することを考えると、配当利回りは魅力的だし、あとはアフターコロナが現状よりもよくなるか否かだけ。
8316 三井住友 ¥3,054(△¥6)
買)¥3,032×5000
買)¥3,034×5000
買)¥3,035×5000
買)¥3,039×2000
売)¥3,073×10000(+¥400,000)
売)¥3,056×7000(+¥139,000)
(UFJの続き)ところが、金融の場合、本当にダメージが出るのはこれからなんだろう。なので、ここはロングを考えられる場面じゃないことも確か。ディーリングで利益が出せない邦銀の場合、今期は相当に苦戦する、とみるのが尋常かもしれない。
8604 野村 ¥499.3(△¥2.8)
買平均)¥495.3×71000
売)¥500.0×41000(+¥192,000)
売)¥499.9×10000(+¥46,000)
売)¥499.5×10000(+¥42,000)
売)¥499.3×10000(+¥40,000)
さて、最近の出来高からしても、それほど好調とは言えない野村。それよりも、企業の資本政策が止まってしまったことが、おそらく非常に効いてると思うのよ。なので今の、この価格でのもみ合いは上抜けは相当に難しいかもしれない。
まぁ¥500はいいところまできたという感じだしね。
7203 トヨタ ¥6,780(△¥5)
買)¥6,775×12000
売)¥6,800×2000(+¥50,000)
売)¥6,795×2000(+¥40,000)
売)¥6,790×2000(+¥30,000)
売)¥6,787×2000(+¥24,000)
売)¥6,775×4000(変わらず)
ただいま、ビジネスモデルをかなり本気で見直しているトヨタ。販売店だけじゃなく、自らも結構な合理化をやってるし、なにがなんでもある程度の黒字を出したいという感じがする。
しかしそこは日本のリーディングカンパニーだから、当然米国との折り合いを要求されてるわけで、当面トヨタがどういう選択をするのか、注視する必要がある。本格的な買いはそれからだろうけど。
7270 SUBARU ¥2,282.5(△¥28.5)
買)¥2,258.5×2000
買)¥2,254.0×12500
買)¥2,250.0×2500
買)¥2,248.5×1000
売)¥2,290.0×2000(+¥63,000)
売)¥2,286.5×1500(+¥56,000)
売)¥2,285.0×2000(+¥70,000)
売)¥2,265.0×12500(+¥80,000)
個人的にはSUBARUの立ち位置は相当に有利というか、幸運というか・・・。とにかく板が薄いからやりづらいというのはあるにしても、買ってもいいような気がしてる。なので、売ったことを結構後悔してるのよ。
前場の収支:+¥1,010,000
前場の独り言
今日は完全に遣られると覚悟して相場に臨んだわけだが、本当にラッキーなことに、日替わりでグロースとバリューの物色になってることが幸いした。要するににらんだ通り、日本市場のマイナスは半導体・電子部品の分と考えて正解ということだったみたいだな。
さて、かなり不安な状況の中で、なんと日本市場は4連休になる。余計なスポーツの日があって海の日があって、本当に馬鹿みたいに休む。この連休に合わせてGo Toを企画したのだろうけど、ボロボロ。
全く何やってんだか、という感じだよ。
それよりも新型コロナの第二波を何としても阻止しないことには、話にならない。まだ海外投資家が現状をネガティブに見てないからいいようなものの、感染拡大を食い止めないと経済はますますボロボロになる瀬戸際だよね。
その辺のことを、なんというか自民党の政治家が全くわかってないというか・・・。
日本経済の弱さは、政治家の駄目さの投影だろうね。
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