米国社会の暗部丸見え！もう終焉の手前まで来てる。

戦後、民主主義は素晴らしい、みたいな教育を受け続けてきて、アメリカを目標にしなさいと暗に植え付けられた日本人だからこそ、そういう感覚になるのかもしれないけれどね。

けれども、今の大統領選挙をめぐる混乱は、本当の米国の姿を目の当たりにしている思いで、なんだか悲しくなってくる。

昨日、「トランプ大統領が事実上の敗北宣言」と米大手メディアが一斉に報じたわけで、その理由としてトランプ大統領が「GSA（一般調達局）のバイデン政権への必要な作業を促す」とツイートしたことがあった。GSAは連邦で政権移行の準備をするために地味だけれども重要な行政機関であるわけで、メディアは大騒ぎしたと同時に、これで政権移行がスムーズの行われると、株式市場は好感した格好になったわけだ。

実際GSAは次期大統領としてのバイデン氏を認定していなかった。これだけ大統領選挙をめぐる混乱が生じているうえに、法廷闘争になるとなれば、少なくとも12月14日の選挙人投票が終わるまでは、認定できないというのは正しい判断だろう。

しかしバイデン側は政権移行準備に支障をきたすとして、これ以上遅れるならば法的手段に出るとプレッシャーをかけていた。これに対してGSAのマーフィー長官は、バイデン宛の書簡で「今回の認定は私の独断であって政権からの指示ではない」とわざわざ説明したうえで、認定すると発表している。つまり、トランプ大統領の敗北宣言ではなくて長官の独断によって政権移行準備を開始すると言っているわけだ。

それに対し、トランプ大統領がこれを認めて、指示するようなツイートをした理由が、これが米国の暗部なのだ。マーフィー長官は、「早く政権移行の手続きを開始しないなら、家族やスタッフ、そしてペットにも脅威を与える」という強迫に晒されていた。この事情を報告されたトランプ大統領は、許可する判断を下したという。

このことは米国メディアでは一切触れられずに、トランプ大統領の敗北宣言にすり替えて報道しているという、相変わらずの醜態だよ。

そういえばミシガン州のウエイン郡でも開票結果の認定をめぐり4人の票検査人委員会メンバーのうち2人の共和党委員が（不正投票疑惑があるので）認定を拒否したら、民主党員や民主党州議会議員から、人種差別主義者のレッテルを貼られたうえに、家族や住所、子供の名前、通ってる学校名、そして学校での苛めの可能性をネットに公開されたというとんでもないことが実際に発生した。

しかもそのような動画をYOUTUBEは何の警告もなしに掲載したというのだから呆れる。そしてそれが理由でしぶしぶ認定させるを得なかった。そしてそれを大手メディはミシガン州バイデン勝利を大きく伝えた。

その後、この2人の共和党員は、民主主義を守るために認証を撤回し、そのことを宣誓供述している。

とにかくこうした脅迫行為は、民主党の極左、そして民主党支持の極左組織によって、当たり前のように行われているところが本当に怖い。銃社会でもある米国で、脅迫の威力は絶大であり、まして家族や子供を盾にとるやり方は、ギャングそのものだ。

こんなことでいいのか？っていう事なんだよ。今回の大統領選の混乱は米国社会の暴力をあぶりだすとか、米国社会の闇を正すためのきっかけに過ぎないと思うし、ここでトランプ大統領が敗北宣言でもしようものなら、米国は本当に終わるよ。

特に何もないのに、株価を馬鹿みたいに吊り上げてダウは遂に＄30,000の壁を突破してしまったしね、メディアは世論調査からフェイクを飛ばしっぱなしで反省の色など微塵もない。そんな社会ってもう終了だろうが！

面白いのは今、バイデンはBLM（ブラック・ライブズ・マター）から脅されてるのよ。「これだけ選挙協力して6000万票のマイノリティ票をあたえたのだから見返りがほしい」と書簡を送りつけられてる。何が民主主義、人種差別撤廃だよ！結局はカネじゃないの！

しかしこれら脅しの図式というのは、Vシネマに必ず登場する筋書きだからねぇ・・・。そんなその筋の人間でも、相手の家族を盾に取ることはあまりないよ。そりゃ、完全に仁義破りの外道の行為だからね。でもそういう矜持は、米国の極左にはないもかもね。

まぁ、今夜＄30,000を引けでキープするだろうけど、景気指標は再度悪化を示しているわけで、またワクチンも半年や1年はかかるだろうし。そうなれば後はどこで落とすか！？興味はそこしかないね。

明日は買い玉を清算して身ぎれいにして26日の入院に備えます。