米国債が買われ金利急低下!同時に株式も買われて急上昇!で、権利落ちはどうなる?

米国債が買われ金利急低下!同時に株式も買われて急上昇!で、権利落ちはどうなる?

今夜の米国市場、そして日経CFDの動きはまた強烈な戻り気配!この相場は難しいのでね、ザラ場中と言ってもこの先どうなるかが未知数が大きすぎる。なので、寄り付きから1:00頃までの上昇(戻り局面)のレビューを少し。

まず1:00現在の株価は、ダウ△$370(1.27%)、S&P500△1.37%、NASDAQ△1.30%といずれも大幅上昇になってる。これね、恐らくだけど、大口ロングが一気に一斉に米国債シフトをしたために、一時は4.000pを超えていた10年物国債金利が急落、3.755pになったことで、株式にもショートカバー&買いが集中したんだろうね。

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そして日経平均CFDだけど、明日の権利落ちが約¥200くらいなのにも関わらず、今夜のうちにすでに△¥400以上ぶち上げちゃってるって言うのは、これは高配当唯取どころかこのままでは配当+¥200という美味しい状況になるという事だよね。

根性入れた買い持って配当を取った投資家は、大成功ってことになる。俺なんか日経レバで大きく担がれて、原油先物でも担がれて、全くいいところナシの状況になってるけどねぇ・・・。

で、この米国株の動きをどう見るか?が問題で、明日になると米株は底打ち完了とか、6月とのダブルボトム完成とか、そんな話が涌いてくるんだろうなってね。少なくとも短期で見てる投資家にとっては、節目ブレイク云々じゃなくて、値動きがすべてという気がするからね。いやいや、米国の戻りが全く止まる気配なし。これ、もしかしたらイケイケでダウが$600以上戻すかも。

しかし、リスクオフで債券買いがドカンと出てるのに、株式は上昇するという・・・大口ロングはキャッシュをいよいよ米国債買いに振り向け始めたのかな?10年物国債金利が4.000超えなんてことになったら、流石に黙ってはいられないって事かも。けれども10年物金利が下げても実質金利は1.86%と高止まりのまま。この辺も債券買いに突っ込んだ理由なのかもしれんよね。

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さてさて、一時はPER11台に突っ込んだ日経平均も引けてみれば12.02まで回復して終わった。遂に久しぶりにPER11台の数字が見れるかな?と思ってたけどそうはならなかったね。良くEPSの算出方法が分からないんだけど、明日の権利落ちでは今のEPSが使われるとすれば、PER11台が見れるかな?って期待したんだが、今夜これだけぶちあがってると、儚い夢に終わりそう・・・。

PER12.02なんて買い方さんから見れば、喉から手が出るほどの安さなんだろうね。加えてPBR1.09と1.1割れなので余計だけどね。

こんなところが今夜の米国市場の動きです。

で明日の展開だけど・・・そんなに高寄するなら、そこで売り建てるって今のところは単純に考えてるけどねぇ・・・。