A代表は監督のおもちゃ!?日本サッカー協会も老害で・・・
- 2024.02.04
- スポーツ
サッカーA代表がアジアカップ・ベスト8で敗退したね。
まずその前に、日本サッカー協会(日本プロサッカーリーグ:Jリーグを運営)は、スポーツのネット配信会社DAZNと大型配信契約を結んで、配信を独占した結果、地上波ではスポット契約の放送しか見れなくなった。つまり、日本代表と言いながら、日本人が無料で試合を観れなパターンがほとんど、と言うことになって、個人的には憤慨しまくってる。しかもDAZNの視聴契約が容赦のない値上げでバカ高くなってることも許せない気分。初期の契約では2,000円/月額程度だったものがいまは、4,200円/月額と倍増してる。勝手にDAZN側が料金改定を出来るシステムなんだろうけど、ある日突然10,000円/月額ですと言われても不思議じゃないシステム。これって海外よりも高額らしいしね。しかも退会手続きが複雑で容易に出来ないという事らしいので、何を言わんや、だ。
日本サッカー協会は公益法人なんだよね。それだけ優遇もされているけれど、Jリーグに10年間で2100億円の放映権料が入ってくるって、それもどうなんだ?と思う。日本代表と言いながら日本国民無視で、見たければカネを払え!的な姿勢は今後必ず問題になると思うよ。
だいたいどのスポーツも既得権に安住する協会幹部が腐ってるから、ロクなことにならない。それで選手が活躍して人気が出てくると金回りが良くなってくるので、欲の皮が突っ張り始める。すると本来のスポーツの立ち位置を忘れて、突如商売っ気が出てきちゃうんだね。選手もアマチュアだからと言って貧しいわけではなく、日本でも五輪などでメダルに絡めば年収1億円なんて当たり前の世界。けど、そうなるまでに国民の税金で莫大なコストが選手育成にかかってるということをあまり考えない。
サッカー日本代表はプロ選手だから、とはいっても「日本代表チーム」ってこと。サッカーは全世界でもっとも競技人口の多いスポーツで、そこで活躍することは大きな意味があることは各国が認めてるし、少なくとも日本代表の活躍は多くの国民が楽しみにしてるわけで・・・。そういう意味ではDAZNなんか糞喰らえであり、日本サッカー協会なんか怒りしか覚えないしね。
まぁ話を戻すと、日本A代表は今のレベルではアジアでも通用しなくなってるんだね。サッカーと言うのは、なんか監督の戦術論とかが最大限重要視されて、とにかくいろいろ語られることが多い。もちろんA代表の選手選択は監督に一任されてるので、それだけでも監督の個性や考え方が出るのだろうけど。けれどもそういうことに拘れば拘るほどにサッカーがつまらなくなってしまうように思うんだよ。
今の日本代表を本当に強いチームにしたいと願うならば、選択は一つしかない。カズを監督にしてワールドカップに挑戦すればいい。生涯一選手を貫くカズだけど、この人を説得できる器の人がいないことが一番問題でしょ。今の森保監督はドーハの悲劇のときのメンバーだけど、監督の器じゃない。
考えても見れば、今のA代表のほとんどが海外で活躍している選手であって、そもそも監督とは格が違ってしまってる。戦術に拘ってばかりだと、(ポジション的に)当然使えない選手もたくさんいるし、見たい選手が試合に出れないというのがままあるわけで・・・。岡田監督時代、カズや北沢をWPメンバーから外したけれど、監督が勝つことしか考えないボンクラだからです。日本のサッカーを考えたとき、そんな選択肢は微塵もなかったのは明らか。中村俊輔も小野伸二も監督に嫌われた選手だ。
それでもジーコだけは、黄金世代、黄金の中盤をきっちり使った。ワールドカップ・ドイツ大会の予選リーグでオーストラリアに部様な負け方をしたから全然評価されないけれど、個人的には日本代表監督として最高だったのはジーコとイビチャ・オシムだったと思う。この二人こそは、選手の才能や個性を最も引き出そうとした監督だって思うし、自己主張の出来る選手を使えてこその名監督であり、国民の期待をチームの乗せることが名伯楽なんだよ。
こんな試合観てわくわくしないはずがない!
今回のアジアカップではイラン戦の前に、週刊新潮が馬鹿記事を書いたので、チームの雰囲気はもう出鱈目になっちゃった。若いJリーガーなんてなると天狗になっちゃってふざけた遊びをする選手も当然いる。キャバクラで女の子とパンツを脱がせた大久保とかね。でもそんなことはどのスポーツでもあるし、特にプロスポーツだったら滅茶苦茶しまくってるだろうし。プロ野球界はそんなのばっかりだし、里谷多恵みたいなモーグル選手もいたしね。あっ!柔らちゃんもか・・・。
兎に角アスリートの性処理は海外でも本気で考えられている課題らしいからね。で、大事なアジアカップ決勝のリーグ戦の前に、伊藤選手のスキャンダラスな報道が週刊新潮から出ちゃって、これじゃ雰囲気もダダ下がりだよ。文春はダウンタウンの松本ネタ、新潮は伊藤選手ネタ。良し悪しは別にしても、最近の週刊誌ってほんとうにクソだな。
というわけで、Jリーガーのみならずプロサッカー選手ならば、カズのことをどれだけ崇めてるか・・・。そんな人が監督になってワールドカップに出場したら・・・DAZNの放映権料なんか雀の涙と言うくらい日本サッカーは盛り上がる。負けても盛り上がったりしてね。カズの場合そこ(監督)にいるだけでいい気がするしね。
最後に、個性が強すぎて嫌われちゃう選手だけど、そんな凡人監督にどうこうされたくなかった選手を書いておこう。まずは天才・小野伸二。怪我に泣いたと言っても、あまり使われなかったことが不運かな。中村俊輔も不遇だったけど少しは出れたね。あとは中島翔哉かな。久保建英と我儘と低身長では双璧。でもちょこちょこと好き勝手に試合するところが魅力じゃないの?評価が低すぎる岡崎慎司とかもね。まぁ、そういう個性の強い選手を使えるのはキング・カズしかいない!?いや多分カズは好きなようにやらせるだけ、だろうけど。
-
前の記事
米1月雇用統計に慌てた株式市場 2024.02.03
-
次の記事
日経平均PER16台の攻防戦に突入か!?:2月5日(月)前場 2024.02.05