トヨタ決算で相場は戻らず・・・:5月8日(水)後場

トヨタ決算で相場は戻らず・・・:5月8日(水)後場

日経平均株価 ¥38,202(▲¥632)

強烈なトヨタ決算に唖然とする株式市場・・・5月カオス相場へなだれ込む!?

後場の相場概況

いかにもトヨタらしい決算を出してきたなという印象。それにしても前期の利益が半端ないね。これまで、値上げ路線、高級路線、ヤリスにみる徹底したコストダウン作戦、レシプロ、ハイブリッド、EVのバランス感覚と全て成功しているところに大幅円安と、もう言うことはない決算をしてきた。

けれど流石に何もかもが上手く行きすぎた、ということを自覚してるというか、今期の予測は27%マイナスとしたところは、もはや王者の風格さえ漂ってるなぁ・・・。世界景気は悪化しますよ、と無言のメッセージを感じるよね。

欧州の自動車各社は軒並み弱い決算だったし、テスラは相当に危機的な感じになってる。GMは好調だったけど、あそこの決算がまぁまぁの数字が出る時って必ず大排気量ピックアップが売れたときなんだよ。中国のBYDは無限の債務超過で瀕死だしね。トヨタの追い風はまったく衰えていない。重要なのはそれでも景気悪化を見てるところ。流石やなぁと思った。

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というわけで、相変わらず今日の下落要因は米国ハイテク株の弱さと為替介入警戒感だということだけど、日経平均がPER17.7とかになって割高だったことやSQが本当の理由でしょ。これで後はエレクやスクリーンといった半導体装置関連が出揃うと、だいたい今の経済状況が分かって来るかな、という感じ。メガバンクはトヨタみたいな決算だろうけど、今期予想は謙虚じゃないと思う。

なので、いよいよメガバンクが揉み合い上抜けるかな?

それにしてもトヨタの売り上げって日本の国家予算の1/3かよ!もう凄いの一言に尽きる!

後場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥27,445(▲¥840)
空売平均)¥27,516×3240(含み益¥230,000
トヨタの決算をみるまでは、この大幅安の理由をあれやこれやと探しながらチョロチョロと売り建て始めてた。そして決算発表を見てからは、レバを全力で売り始めた。今日は日経EPSは少し回復するだろうけど、要するに¥38,000は決して安くないんだ、ということが分かった気がするんだよね。まぁ、日経平均は25日線で跳ね返され、勢いで75日線を割ってきた。

売られ過ぎ感は否定できないので戻るかもしれないけれど、5月相場になったからね。刻一刻と勝負の日は近付いてる気がする。

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7203 トヨタ ¥3,579(▲¥20)
空売)¥3,672×2000(含み益¥186,000
空売)¥3,670×4000(含み益¥364,000
空売)¥3,667×2000(含み益¥176,000
空売)¥3,665×4000(含み益¥344,000
空売)¥3,663×4000(含み益¥336,000
空売)¥3,660×2000(含み益¥162,000
やはりトヨタは相当にシビアな見通しを出してきた。けれどそれ以前に前期の純利益が5兆円というのは凄い!利益倍増!もう化け物級と言ってもいいかも。それからすれば今期は▲27.8%減の3.57兆円の純利益見通し・・・。1株益¥265だからPER13.5だから・・・。想定為替レートも¥145だそうな。こういう決算されると株価は下落するとは限らない。5兆円の純利益って衝撃的だからねぇ。1兆円規模の自社株買いも発表してるし、再評価で株価上昇ということも十分にあり得る。

でももっと基本的な事を考えると、トヨタは現時点で世界景気減速をはっきりと打ち出したと言える。もちろん今期予測はシビアに内場に出しているだろうけど、それでも「世界景気の見方」は十分に分かる。これで自動車の決算はだいたいわかったし、日本株の動向もだいたい決まったような気がするけどね。少なくとも日本株独歩高はないと証明されたようなものかも。

それにしても衝撃的な決算だった。




本日の収支(前場・後場合算):+¥1,210,000


雑感彼是

やはり決算期というのは、本当に遣り辛いし、決算勝負も出来ないし、SQ絡みだし、ザラ場に張り付いていてもどうしていいのか分からないんだよね。普段から個別銘柄の分析やら調査をきっちりやってると動けるんだろうけど、俺はほとんどやらないからね。今回の決算で勝負するとすればメガバンクだけど、なんか気乗りしないんだよ。

今日まで日本企業の決算を見てきた限り、前期の業績は別としても、今期見通しに関しては弱いものが多い。企業の経営陣はまさに経済の最前線にいるわけだから、景気変動に対しては敏感だろうし、情報も正確なものを持っているはず。

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当局がアンケート調査をして取得するデータとは、まるで質が違ってくると思うし、現在の景気動向や、今期中の景気見通しを判断するうえで、この時期の決算発表は非常に大切だよね。

それに企業側は、株主総会を控えているわけで、いい加減な数字や根拠のない見通しは、言えないんだよね。そうでなくてもアクティビストは、日本企業を狙ってる。あんなのが入り込むとそれこそ経営どころじゃなくなってくるし・・・。

あと数日で決算も終わって、株式市場は次のフェーズに突入するわけだけど、今期に関しては甘く見ない方がいいかもしれないし、新NISA組は今年を含めて2、3年は我慢の季節を迎えることになるんじゃない?

う~ん、またちょっとドル円が、円安が、加速し始めちゃったと言う感じ。思った方向と逆に飛んでいくよ!

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