謹賀新年

謹賀新年

2020年、明けましておめでとうございます。

暮れから株式市場は少々嫌な雰囲気で推移してますが、これが2019年前半までの相場状況では非常に嫌な株価の動きということで、この場面では間違いなく全力売りしていただろうなぁ・・・なんて思いますよ。ところが、昨年後半からは、こうした状況で売り建てると間違いなく踏まれるというか、担がれる展開だった。何度も何度も、ヤラレてきたことが、むしろ売り方にとってはトラウマになってる?

その相場状況は終わったわけではなく、もう少し続くかもしれないわけで、新年ですがあまり心配する必要はないのかも、と思ってます。きっと、6日の大発会までには、株価は戻ってる可能性も大いにあるわけで、だったら投資のことなど気にせずにゆったりとお正月を満喫すべきかと。

年末に全ポジションを外したのは結果的に正解で、何も気にせずに良い年越しができたなと思ってますよ。あまりお酒も飲まなかった(制限されてるから)し、とりあえず女房の料理を堪能して過ごしたわけです。

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さて、そうは言っても、株式相場がまったく気にならないわけじゃないし、時間があるときなので、いろいろと情報収集したりして自分なりに今年の投資法をいろいろ考えてます。昨年はちょっと一泊二日で持ち越す「ワンナイト・ギャンブル」がかなり色褪せてしまって秋以降は勝てなくなった。

前日後場にいろいろ予想してポジションを確定するわけですが、これがことごとく外れる。ザラバではまぁまぁ懸念を想定したいつも通りの株価の動きになってて、いい感じでポジションを建てても引け後から様相が(思っていたのと)全く逆に推移することが連日続いてしまって、そうなると迷いが出てきて・・・。

いま、米国の三市場のチャートを眺めたんですが、どれもいいところまで来てるな、という感じ。ダウは$30,000はかなり難しいだろうな、とかS&P500も3300pはないな、とかね。もちろんナスダックの10000pもちょっとね。

これら三市場が節目を超えるためには、トランプ大統領の再選が絶対条件だろうと思うし、仮に2020年前半でしっかりと調整すれば、まだまだ株価の上昇基調は変わらないと思うし、もしかしたら新しい上昇フェイズに突入する可能性も出てくるけれど、これが今の株価水準を維持して、と言うことになると維持すればするほどに嫌~な感じになってくるからね。

余り無理するとストン、ドスンと来る可能性もある。なので、個人的には年初から、結構な調整が入ってくれることを祈ってるし、またそうなる要素もたっぷりとあるだろう。とりあえず、米国市場が新年を迎えて「楽観」が剥離して「現実」を直視するようなそんな動きになるのか否かは、3日の12月ISM製造業景況指数が重要だと思う。もちろん、予想は50割れの49だけど、もっと悪いかもしれない。というか、サプライズ的に悪化してる可能性もある。

そうなると、ドル円が¥107台に突っ込む、みたいな激しい動きになって大発会の日本市場は、かなり厳しいスタートになる。逆にこれが49を上回ると、景気底打ちの安心感から米国株は上昇しドル円も¥109.50くらいまで戻る可能性が高く、そうなると今の日経平均の下落分は埋まるだろうね。

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まぁ、トランプ大統領は1月15日の米中合意第一弾の調印後に、第二弾交渉開始のために訪中するとか言ってるけれど、トランプが訪中しても何も変わらない。大統領選挙前に第二弾を飲めば、再選後一旦は対中政策をペンディングしてもよい、位なことを言うのだろう。けれども中国がそんなことを飲むはずもなく、結果として再選のためのデモンストレーションで終わるだろうね。

とにかく年明け当面は、米国市場に株価上昇の材料が少ないから経済指数とか企業業績とか、ファンダメンタルズを見るしかない。そんな予想外にまったりとした相場に1月はなるような気がします。

個人的にはこのところ、相場を読んでポジションを固定する方法から、ある程度柔軟に対応できるテクニカル重視の投資方法に切り替えるべく模索中です。どうなるか、まったく未知数だけど、ヘッジの入れ方を勉強する必要があるし、もっとも苦手な部分なので挫折するかも・・・(苦笑)

 

さて、今年もいろいろ模索しながら、体調と相談しつつ頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。

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