日米株式市場・楽観も終わる!?

日米株式市場・楽観も終わる!?

企業決算が強弱マチマチなのは分かる。株式市場はあまり良くない決算でも勢いで株価は上昇すると思っていた。そこ、そこなんだよね、米国投資家のセンチメントってやつは・・・。本当に強いというか、なんというか、よく分からないけど、言ってみればブル・マインドってことかも。

でも、みんな、利益は確実にインフレ以下だから・・・。相場の勢いってことだろうと思う。引け後のアルファベットの決算も、マイクロソフトの決算も、TIもあまり良くなかった。だからNASDAQ CFDは▲1.93%、S&P500 CFDも▲0.88%、となっている。大幅安してるってことだよね。

銀行は良かったし、金融関連も思ったよりも悪くなかった。旅行もいいしボーイングなんかも復活気味。エンタメも外食もそこそこ。だからあまり下げない。けれど、利上げの影響は確実に企業業績に反映されてると思うし、今後はいよいよ業績相場本番、という感じになるだろうと思うよ。




さて米国市場の投資家がどう思うか、日本市場の投資家はどうなのか、特に双方とも個人投資家がこのまま楽観できるのか?が問題だと思う。来週は0.750pの利上げが待ってる。そして12月に多少緩んだとしても、企業業績が良くなることは、まずない。というか、どこかでブル相場も終わると思うし、恐らく年末まで持たないんじゃないかな?

今日は、ボーイング、フォード、メタ、明日はキャタピラー、ハネウエル、マック、インテルアップルアマゾンとほとんど主要ハイテク企業の決算動向が分かる。多分、決算はどれもあまり良くないのは分ってる(と思う)。

そして今日も中国上海、香港ハンセンを意識する展開になると思うけど、ここから下げることになると、いよいよ中国がヤバくなってくる・・・。

さぁ、浮かれた相場も終わるかな!?