五輪アスリートのモチベーションが気になる

五輪アスリートのモチベーションが気になる

パリ・オリンピックでは、前半こそ日本選手は検討したものの、中盤に差し掛かると全く勝てなくなってきた。特に団体競技ではことごとく事前の期待を裏切った結果となったのは残念。バレーボールは男女とも困ったときにはセッターは主力選手にオープントスを上げて、ことごとくブロックの餌食になっているし、サッカー男子はU17からU23までの選手の伸び方が到底及ばないことを思い知らされ、女子は負け犬戦略を監督が選択して終わり。アグレッシブな攻撃サッカーが出来ない腑抜け監督では国際舞台では勝てない。バスケット男子は形だけのスター軍団の割にはNBAの二人の技量は疑問符だらけ。苦しくなったら3ポイントに頼るしかないのが辛く、それを外したら勝ち目はなし。女子の試合は観てないから・・・。

観ての通り柔道は・・・阿部詩の号泣から始まって、誤審、誤審と騒いで結局は不本意な成績に終わり、最後の最後男女混合団体では1本負けを喫してフランスに敗れた。といって事前に騒がれなかった、スケートボードやフェンシング、バドミントンなどは本当に頑張ったと思うけど、卓球は相変わらず中国の壁にはかなわない。体操男子は個人、団体で金メダルを獲ったけど、相手のミスに救われたし、女子は喫煙騒動で戦意喪失は仕方なし。後はレスリングに望みを託すしかないね。あとスポーツクライミングと陸上は女子やり投げと男子400リレーかな。

オリンピックの金メダルの価値はなんとなく年々薄れていく感じがする。サッカーは言うまでもなくFIFAが強くオリンピックよりもワールドカップだし、世界選手権がある競技も多い。オリンピックメダリストも試合が終わればただの人って昔から言われることも多いけど、試合で苦しんで引退しても苦労するってどうなの?って気がする。

でもアスリートでなくても、苦労するのが人生だけど。

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ただ政治家や実業家と違って世襲が出来ないからね。政治家に駆り出されるパターンもあるけれど、それはそれでみな勉強不足過ぎるし・・・。ただ言えることは、世界のアスリートは根性論・精神論以外で生活のためとかお金のため、もっと言えば貧困から抜け出すため、とかいう日本人選手にはない結構明確なモチベーションがあるのかな?と思ったり。みんなどの選手にも同じようなプレッシャーがかかってると思うけど、個々のアスリートにはそれを跳ね返すモチベーションが無いと会場で号泣することになっちゃう。その違いをどうしても感じてしまうんだよね。

女子バレーの古賀選手のように、オリンピック開始前から引退しますっていうのも、口にしてはいけない話でね。それを言ったら、勝負にはならないでしょ。

と言うわけで、俺のような傍観者のオヤジが文句を言っても仕方ないのだろうけど、いつもモヤモヤした気分になるのはどうしてだろう?って考えてしまう。高校生が甲子園を目指して半端ない練習と努力をするけれど、そこには大したストーリーなんかないと思う。でもプロになって大金を稼ぐ、という結構ドライな目標があるのは、救いかも。オリンピック選手にはサッカー以外に今のところそういうのはないからね。

あと監督の任期は4年にして欲しい!代表チームを率いているわけで、女子バレーの真鍋監督のように個人の好みが出過ぎっちゃうといやらしい。それ以上やったら他の選手の出場機会を奪うことになる。代表監督はメダルを獲れても獲れなくても辞めるべきと思うけど。

予断だけど大野翔平の解説だけは勘弁してほしかった(笑)

いろいろ書いてすみません。