中東情勢を軽んじてる相場：９月17日（火）

日経平均株価￥22,001（△￥13）

本日の相場概況

そして今回の出来事は、改めてイランという独裁国家は中国とそっくりだな、と感じないわけにはいかない。イランは中東に覇権国家を作りたいのだろうし、中国はアジアを制して世界の覇権を狙う。そのためには、領土拡張政策を必ず取ってくる。

たとえば北朝鮮がミサイルや核をイランへ売りたいというのは、つまりそこに大きな需要があるからなんだ、ということ。そして中国やイラン、北朝鮮は米国が弱腰になった瞬間に態度を豹変して嵩にかかって悪事を働こうとする。

原油が急騰してるけど、当然経済には悪影響が出る。間もなく消費税増税になって、さらにガソリン価格が高騰ってことになれば、日本経済にとっては二重の打撃になる。

けれども、内需が高いし、株式市場全体が堅調に動く。

なんだろうね、こういうのは。

本日の取引とポジション

8306 三菱UFJ　￥571.7（△￥4.2）
空売）￥576.0×40000（含み益￥172,000）
空売）￥576.2×20000（含み益￥90,000）
空売）￥576.5×30000（含み益￥144,000）
空売）￥576.6×10000（含み益￥49,000）
空売）￥576.7×20000（含み益￥100,000）
空売）￥576.9×30000（含み益￥156,000）
空売）￥577.0×30000（含み益￥159,000）
空売）￥577.1×30000（含み益￥162,000）

さて、金融緩和含みでくるならここまで吊り上げられたメガバンクは勝負だと思った。ここは欧州でCLOを積極的に手掛けるらしいけど、大丈夫なのか？みたいなね。

そろそろまた積極的にメガバンクを手掛けるかもしれない。

7203 トヨタ　￥7,445（△￥49）
買）￥7,360×12000
売）￥7,385×12000（+￥300,000）
空売）￥7,449×7000（含み益￥28,000）
空売）￥7,450×5000（含み益￥25,000）

今週は相場の潮目も変わるだろうし、ここまで買われた銘柄は益出しされると思ってる。そしてイベント通過（決定会合やFOMC）で、やはり為替も円高に向かうだろうから、勝負できるはず・・・。ただし需給がなぁ・・・。

9984 SBG　￥4,690（▲￥147）
買）￥4,825×20000
買）￥4,823×3000
買）￥4,820×3000
売）￥4,700×26000（-￥3,229,000）

とにかく先週末の買いポジションが、SBG一発で轟沈してしまったよ。SVF2に関する投資家の不安が記事になったことも売られる原因だったと思うけど、それにしても勝負を賭けた銘柄が、こうなってはまぁ、勝ち目はあるはずもない。

けれども、だからと言ってこの位置で売り建てる勇気もなく、結局はポジションを見送らざるを得なかった。

6758 ソニー　￥6,542（△￥5）
買）￥6,515×10000
買）￥6,523×2000
買）￥6,522×2000
売）￥6,536×14000（+￥264,000）
空売）￥6,575×8000（含み益￥264,000）
空売）￥6,574×2000（含み益￥64,000）
空売）￥6,567×2000（含み益￥50,000）

需給が拮抗してきて、俄然売り辛くなってしまったソニー。日本市場のポジション的にはトヨタと同格だと思うし、何故か今日あたり為替が大きく巻き返したことも、嫌～な感じだが・・・。

けれども、相場を考えるとこの局面は勝負をかけるべき、と思ってるからね。今夜の米国市場次第、中東情勢次第では、明日全面的に勝負に出るつもりだけどね。

6954 ファナック　￥20,150（▲￥190）
空売）￥20,200×1000（含み益￥50,000）
空売）￥20,205×500（含み益￥27,500）
空売）￥20,210×500（含み益￥30,000）
空売）￥20,215×500（含み益￥32,500）
空売）￥20,220×500（含み益￥35,000）

もう今週はこういう銘柄で日経平均を吊り上げるような動きは出ないだろうと思って、売り建てた。気がつくと￥20,000台になってるという、とんでもない状況だけど、ある意味良く戻ってくれた、みたいなね。

これで売り勝負がまた出来る。

6857 アドバンテスト　￥4,700（△￥20）
買）￥4,655×8000
買）￥4,645×3000
買）￥4,640×3000
売）￥4,695×14000（+￥635,000）

需給がタイトだと今日あたりの寄り前は、さぞかし迷ったろう・・・。そう、売り手の話。そして何もこの状況で買い戻さなくても、と思ったりもするけど、そうはいかないんだろう。需給が需給なだけにプラスで手仕舞い出来て良かった。

8035 東京エレクトロン　￥20,915（▲￥10）
買）￥20,780×3000
売）￥20,850×3000（+￥210,000）

エレクも信用取り組みがカリカリになってしまって・・・。この辺りの銘柄がこんな状況じゃ、秋以降の闘いは結構つらいだろう。今週は日銀もありでFOMCもありだから、相場はここまで踏ん張った。そういう事情何だろうけど・・・。

6762 TDK　￥9,540（△￥50）
買）￥9,460×4000
売）￥9,500×4000（+￥160,000）

TDKは売り建てても良かったと少々後悔。けれど、ここでさえこの取り組みになってしまうという日本市場の需給は、本当に堪らない。売り方にとってはなくに泣けないと言う感じ。

本日の収支：-￥2,160,000

本日の独り言

いやいや、中東情勢をいろいろ調べたけど、相当に危険な状況になってるな、と感じざるを得なかったよ。けれども、日本市場の反応ってこんなものなのか？という拍子抜けしたような相場だった。

もしも、SBGにあんな記事が出なければ、今日あたり買いポジで負けなかったという、信じられない展開。ただし、撃沈してしまったけどね。

株修羅本家（Kabusyura-Honnke）

ボルトン解任に見るトランプの安全保障弱腰は米国の弱点

https://kabusyurahonnke.com/post-5188

イエメンの親イラン武装組織フーシのドローン攻撃によってサウジアラムコの石油施設が破壊され、サウジの原油生産の約50％（日量）が停止に追い込まれました。これに対し米国のポンペオ国務長官は「サウジに対する100件近くの攻撃の背後にはイランがいる」とツイッターでコメントし、「緊張緩和を模索している中でイランは世界のエネルギー供給に対して前例のない攻撃を仕掛けた」とした。ボルトン補佐官（国家安全保障担当）解任に反応？トランプ大統領は9月に開催される国連総会で、トランプーロウハニ会談を行って、経済制裁の一部...

株修羅本家（Kabusyura-Honnke）

イランのサウジ攻撃：中東最大の危機で試されるトランプ大統領

https://kabusyurahonnke.com/post-5211

14日に行われたサウジ・アラムコの石油施設への攻撃に関し、イランが支援するイエメンの反政府武装組織フーシが犯行声明を出した。しかし、米国国務長官マイク・ポンペオは「イエメンからの攻撃ではない」と犯行声明を否定するとともに、「世界のエネルギー供給に対する異例の攻撃」がイランによってもたらされたもの、と断じた。このポンペオの発言に対しイラン政府は怒りをあらわにし、アッバス・ムサビ外務省報道官は、「このように不毛で根拠のない非難や発言は、理解不能で意味がない」と話した。泥沼化したイエメン内戦2014年か...

こうなってくると、もううかうか株なんか買ってられない、みたいなね。石油株で勝負すべきだったんだろうけど。今の日本経済の状況でガソリン価格が￥200なんてことになったら、それこそアウトだろうし。

新たな中東戦争の可能性も十分にある状況。

やはり、トランプの腰が引けてることが問題なんだろうと思うけど。

今日はいろいろあって、調査を優先させたので。