俄然リセッションを意識し始めた株式市場:10月2日(水)後場

俄然リセッションを意識し始めた株式市場:10月2日(水)後場

日経平均株価¥21,778(▲¥106)

恐らく米国はこれ以上ないと言うくらいセンチメントが悪化してるだろう・・・後場の日本市場はそんなことを想像してポジションヘッジするしかなかったという気がする。

後場の相場概況

米国の政治状況が荒れてるね。ウクライナ・ゲートはトランプ大統領だけでなく、ポンペオ国務長官やら、バー司法長官を巻き込んでの泥試合の様相。政権にはトランプシンパしか残ってないので、トランプ大統領をかばえばかばうほどに突かれる。(トランプ大統領にとっては)なかなか厳しい状況になった。

そしてやはり昨日のISM製造業景況指数の悪化は尾を引いてる感じ。

通常のGDPでも2期連続でマイナスとなるとリセッション入りと定義されるわけで、ISMだって同じように考えるのは仕方ない。さらにそれを助長するような9月の自動車販売が発表されて、ますます雰囲気は重苦しくなった。

そうした状況での日本市場、後場は個別ではショートカバーも出たみたいだが、積極的に買える状況ではなくて、完全に今夜の米国市場を考えての様子見となった。

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こういう雰囲気になってくると、ネガティブ・センチメントが先行するんで、売られるだろうね。米中貿易戦争が一時休戦となったはいいけど、今度はファンダメンタルズの悪化が意識される・・・。当然と言えば当然なんだろうけどね。

後場の取引とポジション

9984 ソフトバンク ¥4,200(▲¥115)
空売)¥4,239×4000(含み益¥156,000
空売)¥4,238×2000(含み益¥76,000
空売)¥4,235×3000(含み益¥105,000
空売)¥4,234×2000(含み益¥68,000
空売)¥4,230×5000(含み益¥150,000
空売)¥4,229×2000(含み益¥58,000
空売)¥4,228×3000(含み益¥84,000
空売)¥4,198×5000(含み損¥10,000

買い戻そうとか、ここ数日そういう迷いでヤラレてるわけで、今日は意地でもこのまま行こう、行かなければ、もう勝てなくなるような、そんな気がした。だいたい相場に迷いは禁物で、ポジションを建てる時は、腹を括ってかからないとダメだ、という初心を忘れてるんだよね。

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ソフトバンクは下値をブレイクして、なおも売り玉が切れない状況。その上、下がれば下がるほど買い玉がたまるという悪循環の中にある。それで、強気になれなかったら、この先売りで獲れなくなるよ。

たとえ今夜担がれても、ここは勝負しないでどうする、という心境でさらに売り玉を乗せた。


6758 ソニー ¥6,200(▲¥150)
空売)¥6,271×12000(含み益¥852,000
空売)¥6,205×2000(含み益¥10,000
空売)¥6,202×2000(含み益¥4,000

ソフトバンクもそうだが、他の銘柄も同じで、ここは強気でダメ押しする必要ありなんだよ。なんか自分の迷いを蹴散らすように、もう売り乗せることしか考えてなかった。

相場も、これでなんとなく景気減速を意識するようになるだろう。と言うことは、まともな相場になるということだろうから。トランプ弾劾で口先介入ができなくなってるんで・・・。


6954 ファナック ¥20,005(▲¥455)
空売)¥20,175×2000(含み益¥340,000
空売)¥20,085×1000(含み益¥80,000

ファナックも売り乗せ。業績を考えても、韓国、中国の状況を考えても、さらには自動車も新たな設備投資は減少しているだろうし、メカトロも売られて当然の状況だと思う。

そう思ってるなら、玉を建てないとね。担がれるのをビクビクしてても始まらないと思うし。最近、気持ちが萎えてたからな。

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8306 三菱UFJ ¥550.0(▲¥2.8)
空売)¥549.6×20000(含み損¥8,000
空売)¥549.5×20000(含み損¥10,000
空売)¥549.3×48000(含み損¥33,600
空売)¥549.0×20000(含み損¥20,000
空売)¥548.9×10000(含み損¥11,000
空売)¥548.8×30000(含み損¥36,000

調子に乗って、と言うわけでもなくて、メガバンクがこうやって買い戻されるのは、ちょっと解せない。午前の寄りでGDしたならば、それなりの利食いが出て気なければ嘘だろ。

だいたい、メガバンクは最も先高観のないセクター。売られて当然だろ!なんて気合を入れて玉を建てた。


本日の収支:(前場・後場合算)-¥3,510,000


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後場の独り言

最近、勝てなくなったのは、調べが上手く行っていないことと、精神的な曖昧さのせいだと思った。とにかく地合いが理解できていないから、値動きがちょっと怖いというか、過剰に反応してしまう癖が付いたのかもしれない。

こうなってくると、精神的に迷いが強過ぎて、どんどん深みにはまってしまう。過去にも、そういう経験は嫌と言うほどしてきてるので、ここは建てなおさないとダメだと思ったね。

ならば、どうやって建てなおすかというと、負けてもいいと思うこと。自分の選択したポジションで負けるのは仕方ないわけで、それを恐れないようにしないと、株式投資なんかやれるわけがない。そういうのを、ある意味、「開き直り」と言うのかもしれない。

逆目に出て、それをある程度デイトレでカバーするのは、それほど難しいということもないし、そもそも自分のポジションが逆目なら、反対で行けばいいだけのこと。デイトレで持ち越しのリスクを回避するか、または逆目になったときの対応を考えておくか・・・。どの道、この二つしか短期投資の選択肢はないのだから。

腹を括ってかかること。今日は後場、開き直ることができたので、勝ち負けは拘らない。

株・揉み合い突入はデイトレの出番

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